保健医療学、スポーツ科学
関西医療大学
保健医療学部 ヘルスプロモーション整復学科 講師
相澤 慎太 先生

スポーツトレーナーをめざす人の中には、自らがスポーツ選手であったという人もいるでしょう。そこで努力したことや、スランプに苦しんだ経験は必ずトレーナーの仕事に生かされます。トレーナーは選手の近くにいる存在です。頼りにされ、信頼される人であってください。そのためには、嫌われることも覚悟で、「選手のためにムキになって怒る」必要があるときもあるかもしれません。スポーツが大好きで、熱いハートを持っている人にやってほしい。それがトレーナーです。

私は高校時代、野球に打ち込んでいました。プロ野球選手になることを夢見ていましたが、徐々に選手を指導するスポーツトレーナーになって、憧れの世界に入りたいと思うようになりました。そこで大学ではコーチングやトレーニング理論などを専門的に学びました。現在はプロ選手の指導も行っています。私が考えるスポーツトレーナーはスポーツ選手を支える役割と、さまざまな人たちの運動支援を行う役割があります。共通するのは「スポーツで人を生き生きとさせる」ということ、今ではどちらの場にも大きなやりがいを感じています。