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講義No.01840

会計がなければ会社は始まらない

企業人に最低限必要な知識

 例えば、A君は財産として8000万円の5LDKのマンションと1000万円の外車を持っています。これらの財産を親の遺産500万円と、8500万円の借金でゲットしました。B君は財産として3000万円の3LDKマンションと500万円の日本車を持っています。資金は親の遺産3000万円と借金500万円です。2人の年収はA君が1000万円、B君は500万円ですが、借金の返済を考慮すると、毎月自由になるお金はA君が30万円、B君は28万円とあまり変わりません。さて、もし結婚相手として選ぶなら、どちらを選びますか?
 難しい選択ですが、リスクが少なそうなのはB君、今をハッピーに暮らすならA君かもしれません。この時、判断の基準となるのが二人の資産と負債のバランスや収入・支出の中身ですが、これが会計でいう貸借対照表および損益計算書に当たります。正しい判断のための情報提供が会計の役割です。
 会計は、実は本当に身近なテーマ。税理士や会計士だけではなく、セールスマン(ウーマン)でも最低限知っておくべき知識なのです。

経済学と経営学の違い

 経済学はマクロ、経営学はミクロの世界。大きい視点と小さい視点の違いと言われます。高度1万メートルから見て、あそこにアメリカ大陸やヨーロッパ大陸がある、というのが経済学で、高度を千メートルくらいに下げると、街の中に個々の会社やビルが見えてきます。この低い高度から見るのが経営学で、主に経営管理や組織、人事、財務など「組織体の運営」が研究対象となります。

正しい将来予測は厳正な会計から

 会社の将来を予測するために、過去と現在を正しく把握して伝えることが会計の役割です。進学の時に、学力や偏差値をみて目標校を決めるのと同じです。会社も、経営計画を作成したり、売上をいくらにするかなどについて、経営者が過去と現在の実績を踏まえて将来予測をします。だから、会計は会社の過去と現在を正しく伝えなければなりません。会計は会社の浮沈を左右するほど重大な役割を担っているのです。

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この学問が向いているかも 経営学

中京大学
経営学部 経営学科 教授
吉田 康英 先生

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メッセージ

 経営学を学問として教えたいのではありません。使える経営学を自ら学んでほしいと思います。中京大学の教育理念は「理論と実践」です。実践に使えない経営学では意味がありません。そのため「気づき・学び・実践」をキーワードに新しいカリュキュラムを用意しました。学んでから体験するか、体験してから学ぶか、どちらかを選ぶとしたら、後者です。体験してから学ぶと身につきます。あらゆる変化に対応し、自ら成長しうるビジネス・プロフェッショナルになってみませんか。

先生の学問へのきっかけ

 大学3年生の時に公認会計士試験に合格し、銀行に就職しました。銀行では海外勤務を含めて主に企画・会計の部署に所属していました。そこでの実務を通じて会計の面白さを知りましたが、銀行は定期的にローテーションによる担当替えがあるため、会計の面白さをもっとじっくりと極めたいと考えるようになり、研究の世界に入ったのです。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

公認会計士、税理士、メガバンク、地方銀行、信用金庫、生命保険会社、損害保険会社、証券会社、自動車部品メーカー経理、ITシステム会社システムエンジニア、ホテル営業企画、国家公務員、地方公務員、高校教師、

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 中京大学は10学部18学科を擁する総合大学です。
 中京大学ではそのスケールメリットを活かした履修システム(学部の枠を超えた他学部専門科目履修システム)やキャリアサポート・留学サポート・資格取得サポートなどのプログラムを提供しています。中京大学では、成長の好循環を生み出す3つの場(経験を通じて自らの可能性に気づく「気づきの場」、目標を持って専門性を身につける「学びの場」、そして身につけた知識を社会に活かす「実践の場」)を提供し、自ら行動し成長する人材を育成します。

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