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講義No.01254

繁栄を支える美少年と舵取り

ハート泥棒

 女性のハートが盗まれています。この重大事件の犯人、それはジャニーズです。彼らに熱をあげること、これは10代の女性にとって、もはや通過儀礼になっているでしょう。この女性の心をつかんで離さないジャニーズの正体を解き明かしましょう。
 ジャニーズには、ブレないコンセプトがあります。それは、歌って踊れるエンターテイナーをつくることです。これは1962年の初代ジャニーズ結成当時から、Hey! Say!JUMPに至る今日まで、ずっと変わることのないジャニーズの在り方です。
 もともとジャニーズは、戦後アメリカのエンターテインメントに影響を受けて結成されました。当時アメリカでは、ウエストサイドストーリーなどに代表される、若者発祥のミュージカルが全盛を極めていました。若く、そして美しい少年達が歌い踊り、街中を練り歩いていく。このようなミュージカルや映画を見た、ジャニーズの創始者ジャニー喜多川さんが、日本にもこういったエンターテインメントを創造しようと思い、ジャニーズを結成したのです。美少年を、歌って踊れるエンターテイナーに育てあげるというジャニーズのコンセプトは、戦後のアメリカ文化の影響が根底にあったのです。

お笑いバラエティ戦略

 ジャニーズといえど、ビジネスです。つまり、ジャニーズが多くの人に夢を与える存在であったとしても、彼らが稼いでくれなければ、事務所として経営が成り立ちません。お笑い芸人のアイドル化が進んでアイドルの人気が低迷していた90年半ばに、ジャニーズはお笑いバラエティ戦略をとりました。純粋アイドルでは、年を重ねていくと、どうしても人気がなくなってしまいます。ですが、笑いがとれるアイドルならば、司会やバラエティなどのTV番組に登場し続けることが可能になります。
 ジャニーズは、夢を与えるショーの部分と経営を支えるビジネスの部分、このバランスが絶妙です。ただ美少年が集まっているからではなく、ショーとビジネスのバランスをうまく舵取りしていること、これがジャニーズの繁栄を支えているのです。


この学問が向いているかも メディアコミュニケーション学部

江戸川大学
メディアコミュニケーション学部 マス・コミュニケーション学科 教授
西条 昇 先生

メッセージ

 10年近く、私はお笑い評論家をしてきました。そして大学では、お笑いエンターテイメント論を教えています。授業を通して、現象の裏側を発見してほしいと思っています。「エンターテインメントの世界はカッコイイ」で終わらず、その先、つまりエンターテインメントの世界をカッコイイと思うのはなぜだろうと考え、それに対する自分なりの答えを出せるようになってほしいのです。私の所で学んだ学生の中には、実際にジャニーズ事務所に就職した学生もいます。興味のある人は、一緒にエンタメ界について深く学びましょう。

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西条 昇 先生がいらっしゃる
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 江戸川大学は、つくばエクスプレス利用で秋葉原から約30分と都心からほど近くに立地しています。豊かな緑に囲まれた落ち着いた雰囲気のキャンパスに、社会学部(人間心理学科、現代社会学科 、経営社会学科)とメディアコミュニケーション学部(マス・コミュニケーション学科、情報文化学科、こどもコミュニケーション学科)を設置。少人数教育と「演習、実習中心のカリキュラム」で学生一人ひとりの個性を伸ばします。また、全学生にノートパソコンを貸与、無線LANがほぼ学内全域をカバーするなど、充実のITインフラが特長です。

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