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講義No.00182

社会人と学生の大きな違い

テストの点がいいだけじゃダメ!?

 小学校から中学校、中学校から高校と、これまで身をもって環境の変化を経験されてきたことでしょう。そして、今後、高校から大学、さらに大学から就職し、社会人へと、いよいよ未体験ゾーンに突入することになります。これらの中で一番大きく変わるのはどの段階でしょうか。いろいろな変化がありますが、「評価」という点で見ると、学生だった大学生までと社会人では大きな違いが生まれてくるのです。
 学生までは能力が高いことで評価されます。テストでいい点を取ればほめられます。ですが、就職をして社会人になると能力が高いだけでは評価されません。その能力がいかに「誰かの役に立っているか」が重要となるのです。

感謝される人間になろう!

 社会人になると自分が仕事をして、何かを作ってお金をもらうことになります。なぜ、お金をもらえるのでしょう。仕事をしたから? いいえ、決してそれだけではお金はもらえません。誰かの役に立ち、感謝されてこそ、その報酬がもらえるのです。仕事はできるけれど周りが求めていることをやろうとしない人と、卓越した能力はないけれど、相手のことを考えて仕事をする人とでは、会社にとってどちらが優秀な人材かは一目瞭然です。能力が劣っていても、相手の役に立とう、相手のよいところを引き出そういう意識があれば、きっとよい評価を受けるはずです。
 社会人になってからは評価の基準が違ってくることがわかっていれば、大学生活の過ごし方も変わってきます。大学では学問、研究の自由度が高いので、自分のやりたいことを突き詰めていくことができます。しかし、自己満足になってしまう危険もあります。その学問、研究がほかの人の幸せにつながるかどうかも同時に意識して、自己満足とバランスをとることが大切になります。
 自分のやりたいことを考えることもよいですが、「自分はほかの人にどう役立てるだろう」と考えてみる。そうすると、また違った自分が見えてくるかもしれません。

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この学問が向いているかも 学習科学

静岡大学
情報学部 行動情報学科 教授
大島 純 先生

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メッセージ

 「将来を考えているのか?」って大人はよく子どもを心配します。でも、私があなたの歳の頃に将来なんて見えなかったし、考える気もなかったです。自分がどういう人間なのか、そして社会の中でどう「大人」になっていくのか、考える楽しさを教えてくれたのは大学生活でした。社会を自分の目でしっかりとらえてみる。そのために、情報学というのは面白い視点の一つだと思います。

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