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講義No.05903

グラフィックデザインの可能性を探る

伝えたいことをわかりやすく表現する

 私たちの身の回りは、たくさんのグラフィックデザインに満ち溢れています。ポスターやシンボルマーク、Webサイト、書籍や雑誌などを通じて、私たちは常にさまざまな視覚情報を得ています。グラフィックデザインは、「見えにくい情報やわかりにくい情報を、デザインの力によってわかりやすい形に表現する」ことができる手段です。デザインによってさまざまな課題を解決したり、コミュニケーションをスムーズにしたりするなど、社会や生活の質を向上させる働きも持っています。

優先順位を決めて方向性を決める

 では、意図するデザインを制作するには、どのように進めていけばいいのでしょうか? 例えば、イベントの告知ポスターをイメージしてみましょう。まず、誰に何を一番に伝えたいのか、目的や用途を整理することが大切です。イベントの内容なのか、イメージなのか、それとも日時なのか、たくさんの情報を羅列しても、本当に伝えたい情報は届きません。伝えたい情報を選択し、優先順位をつけていきます。それを把握した上で、オリジナリティやアイデアを加えながら、デザインの方向性を決めていくのです。

文字を美しく並べるタイポグラフィ

 グラフィックデザインには、「タイポグラフィ」を生かした広告も多くあります。これは、文字を組み合わせて使用する技法で、文字を美しく並べるアート的な側面と、読みやすい効果的な表現をするための機能的な側面を持っています。文字を組み合わせるにあたって、自分なりのルールを設定し、それに沿ってデザインをしていくのです。アルファベットや漢字、ひらがななど、複雑な文字体系を組み合わせることは、なかなか容易ではありません。しかし、一方で100年以上も前の作品でも色あせることなく魅力を発し続けているものも多くあります。それがデザイナーを魅了する理由なのかもしれません。


この学問が向いているかも クリエイティブデザイン、ライフデザイン

東北工業大学
ライフデザイン学部 産業デザイン学科 准教授
古川 哲哉 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 私がグラフィックデザインよりも先に学んだのが、コンピュータのプログラミングでした。グラフィックデザインの世界で直接役に立つ知識ではありませんが、そのとき学んだことはデザインの構築に通ずるものがあったと感じています。一見無関係なように見える知識や経験も、いつか役に立つかもしれない「知の財産」になるはずです。興味や関心のあることに対してはもちろんのこと、ぜひいろいろな分野にチャレンジしてみてください。デザインに興味があるなら、街を歩きながら、広告やサインなどを見てまわるのもおすすめです。

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古川 哲哉 先生がいらっしゃる
東北工業大学に関心を持ったら

 本学では、「創造から統合へ」をユニバーシティスローガンに掲げ1964年の創設以来、3万人を超える卒業生を輩出し、日本の、とりわけ東北地域の産業・経済の発展に大きく貢献してきました。自然に囲まれた豊かな環境でありながら、仙台市街地にも近く利便性の良い 「八木山キャンパス」「長町キャンパス」の両キャンパスで創造的な思考を学ぶべく、最先端の環境を整え、学生の期待と意欲に応えるカリキュラムを用意しております。
 進化し続ける学びのステージ。それが東北工業大学です。

※夢ナビ講義はそれぞれの先生の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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