人文科学系 / 社会科学系 / 理・工・農学系 / 医・歯・薬・家政系
人文科学系
ページTOPへ
 日本文学系
日本文学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
文学作品を通して、作家の軌跡や作品の背景となる時代の社会・文化・風俗、また多彩な人間のありよう等を研究する。表現の分析を軸に、哲学や歴史学、心理学、社会学等、周辺領域の学問ともつながる。一方で、日本語の音韻や語彙、文法等を学ぶ国語学としてのアプローチもあり、研究範囲は幅広い。
将来のフィールド
豊かな表現能力を活かし、図書館司書や学芸員等の資格を取り、専門職に就く人もいるが、公務員や一般企業に就職する人も多く、業種は多岐にわたっている。最近は、外国人に日本語を教える日本語教員も人気を集めている。
  日本文学系の夢ナビ講義を見る

 外国文学系
外国文学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
外国文学の表現技巧や詩的言語を分析したり、思想、歴史、心理学等の視点から新しい読みの可能性を探る。ジャンルは小説、戯曲、評論と多岐にわたり、そのアプローチも、作家研究、特定地域の文学研究等さまざま。作品を糸口に、その文化圏の事象(自然・スポーツ・文化等)を追究する文化・社会研究も盛んだ。
将来のフィールド
金融、商社、流通、運輸、メーカー、マスコミ、公務員等、選択肢は広い。語学力や異文化情報を活かし、各業界の国際的な業務で活躍する人も多い。競争率は高いが、教員、博物館学芸員、図書館司書等の進路も可能だ。通訳、翻訳志望者は卒業後、通訳・翻訳学校から現場経験を経て、プロになるという過程が一般的。
  外国文学系の夢ナビ講義を見る

 史学・地理学系
史学・地理学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
どちらも文献や史料をもとに、その時代を立体的に再現する学問。史学は時間を軸に、文献・史料を解読分析し過去の人間の営みを探究する。また、地理学は空間を軸に、地形・気候・風土・産業・交通等、さまざまな環境が人間の暮らし、社会に与える影響を考察し、現在・未来に役立てようとする学問。
将来のフィールド
学んだ知識を活かす方向だけに限られておらず、マスコミ・出版関係や公務員等一般就職も多い。競争率は高いが、学芸員や地歴の教職に就くには有利なので、情報を収集しチャンスをいかに活かすかがカギになるだろう。
  史学・地理学系の夢ナビ講義を見る

 哲学・倫理・宗教学系
哲学・倫理・宗教学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間・世界・生きること等の人間の本質に関わる問題を追究する学問。単に「思想の問題」として研究するだけでなく、医学や心理学、生物学、社会学等との連携を深め、例えば生命倫理やエコロジー等、現在の問題の解決策を探究する面が強まっている。
将来のフィールド
より専門性が活かせる分野では、教育関係、司書、学芸員等資格を要する業種、宗教学系では、各宗教の教団関係職等も挙げられる。一方、金融、商社、流通、サービス、公務員等の分野で活躍する人も。大学院への進学者も多く、より専門的に学ぶため他大学へ進学する人も少なくない。
  哲学・倫理・宗教学系の夢ナビ講義を見る

 心理学・行動科学系
心理学・行動科学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
心の動きを科学的に検証し、その成果を通して人間の抱える問題の解決を図ろうとする学問。基礎・応用・臨床と大きく3領域の心理学があるが、学習や記憶といった脳の情報処理のメカニズム等を調べる研究の基礎心理学が中心になることが多い。臨床心理学では、悩みを抱く人に接して診断治療を研究。カウンセリングもこの領域に入る。
将来のフィールド
人間についての学問なので、あらゆる分野とつながっており、学んだことを活かせる領域は広い。臨床心理士の資格取得をめざす場合は、大学院に進学して受験資格を得る必要がある。近年、産業心理学や社会心理学等が注目されており、今後もニーズは高まると予想される。
  心理学・行動科学系の夢ナビ講義を見る

 文化・教養学系
文化・教養学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
文化学、教養学とは、ともに人間を高めていくことに関わる学問だ。文化学では、人間の創り出した文化をいろいろな角度から総合的にとらえる。教養学では、あらゆる学問の境界領域を研究し、人間や文化の解明をめざす。この分野は扱う領域が非常に広いため、なんでも研究の対象になりうるのが特徴だ。
将来のフィールド
幅広い視野と柔軟な思考力が培われるので企業からの期待度は高く、特に語学力や情報処理能力を備えた学生は、即戦力として活躍している。在学中に教員免許や図書館司書、学芸員の資格を取得する人も多い。
  文化・教養学系の夢ナビ講義を見る

 人間科学系
人間科学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
学問の垣根を取り払い、学際的観点から、「人間とは何か」、「人は何を考え、どのように行動するのか」等、人間を科学的に探究する学問である。研究テーマは「心と行動」「社会と環境」等多彩で、ここ数年、大きな注目を集めているボランティアについても、人間科学の大きなテーマといえる。
将来のフィールド
卒業生の大半が一般企業に進み、人事、企画、市場調査、広報等、研究で身につけた技術や知識を発揮できる部署に就くケースが多い。また、福祉関係の施設で職員となる場合や、スポーツ・レクリエーション関連企業等に進む場合もある。高校・中学・小学校の教員や、幼稚園の教諭も目立つ。
  人間科学系の夢ナビ講義を見る

 外国語系
外国語系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
学問内容は多岐にわたり、言語研究、文学研究がある一方、比較文化、地域研究から国際政治といった社会科学領域にまでおよぶ。地域や世界に関する学問の理解を深めるためには、情報を得る手段としての外国語習得が前提となり、言語を軸として学際的に研究する。
将来のフィールド
外国語運用能力や、他の地域、国際社会についての知識・理解力を買われ、各業界で国際的に活躍している人も多い。大学院進学者の多くは、大学や高校の教員、また一般企業・団体・官公庁に進んでいる。通訳・翻訳業を志す場合は、卒業後に通訳・翻訳学校で学び、現場経験を経てプロになるという過程が一般的だ。
  外国語系の夢ナビ講義を見る

 教育系(教育学)
教育系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
学校・職場等あらゆる場面での教育そのもののメカニズムやあり方を学び、研究する。教育学では、現在山積している学校問題等が、どのような社会状況で発生し、解決するためにはどのような方策が必要なのかを解明する。図書館、市民講座等、社会教育分野についてもテーマとして取り上げる。
将来のフィールド
金融、保険関係、サービス業を中心とした一般企業への就職が多い。公民館等の運営を行う社会教育主事や、図書館司書、学芸員等の資格を取得して関連機関で活躍する人もいる。※「学問分野」の検索では「教育系」の中に含まれます。
  教育系の夢ナビ講義を見る

 教育系(教員養成)
教育系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
「教員養成課程」は教員を養成することを目的としており、カリキュラムは教員免許を取得するために必要な科目を中心に構成される。教員は、生徒の人格形成に大きな影響をもつ職業であるため、人間に対する理解を深めるための学習も多く用意されている。
将来のフィールド
小・中・高等学校等の教員をめざす人がほとんどだが、教員免許を取得したあと、教員採用試験に合格しなければ、教育現場に立つことはできない。塾や予備校等の教育産業や、公務員への道を選ぶ人も多い。 ※「学問分野」の検索では「教育系」の中に含まれます。
  教育系の夢ナビ講義を見る

 教育系(総合科学課程)
教育系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
教員の免許取得にこだわらず、幅広い分野を総合的に研究しながら、現代社会の変化に迅速に対応できる柔軟な思考力を身につけることをめざしている。情報、国際、人間科学、教育文化、芸術等多彩な専攻があり、文系・理系の枠にとらわれない。図書館学・博物館学やカウンセラー養成といった大学独自の課程も設けている。
将来のフィールド
研究分野の広さから進路は多種多様だが、なかでもサービス業を中心とした一般企業への就職が圧倒的。教育学系ということから教員や、一般の公務員をめざす例も少なくない。さらなる研究をめざして、大学院へ進学する学生も増えている。 ※「学問分野」の検索では「教育系」の中に含まれます。
  教育系の夢ナビ講義を見る

 美術・デザイン・芸術学系
美術・デザイン・芸術学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
美術・デザイン系では、美術系、舞台芸術系、写真・映像系、建築・デザイン・環境系等の分野があり、いずれも実技の指導が重視される一方、豊かな感受性と創造性の習得のため、それぞれの分野に関連する幅広い分野の知識や教養が求められる。さまざまな表現手段を通して社会に働きかけるための、表現技術と感性を磨く。また、芸術学系では、芸術史・芸術理論等を学び、芸術の本質を学問的な見地から探究する。
将来のフィールド
一般企業に就職する場合は、広告宣伝部門やイラストレーター・デザイナー等として制作部門で活躍するほか、商業デザイン・工業デザインに携わる人も多い。画廊や美術系出版社・映像制作会社等、芸術や表現に携わる職種に就く人も多く、学校や美術教室等で教職に就く人もかなりいる。
  美術・デザイン・芸術学系の夢ナビ講義を見る

 音楽系
音楽系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
実技の技術を磨きながらさらに音楽理論、ソルフェージュを学び、演奏家、指揮者、作曲家などの音楽のプロフェッショナルを養成すべく、「理論」と「実技」を表裏一体としたカリキュラムで学ぶ。なお、声楽や器楽の専攻に限らず個人やグループによるレッスンが実技の中心となる。クラッシックが中心だが、ジャズやポピュラー、音楽ビジネスを学ぶ領域もある。
将来のフィールド
演奏家や指揮者、作曲家など演奏活動に携わるプロフェッショナルのほか、学校の音楽の先生、楽器の指導者、PAエンジニア、音楽を用いて心のケアを行う「音楽療法士」など、専門的に音楽を学んだ人の活躍の道は、各方面に広がっている。
  音楽系の夢ナビ講義を見る
 
人文科学系 / 社会科学系 / 理・工・農学系 / 医・歯・薬・家政系
社会科学系
ページTOPへ
 法学系
法学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間生活全般に関わる「法律」について、その成り立ちや解釈を学び、社会の問題に対する的確な理解と合理的な解決策を探る。法技術的な知識にとどまらず、個々の法律が社会正義にかなっているのかという問題や、法と道徳はどう違うかといった哲学的な問題も扱う。
将来のフィールド
法曹職や公務に就く人は少数派で、卒業後の進路は、金融、商社、メーカー、マスコミ等、多岐にわたる。こうした傾向は今後も続くであろうが、近年、ロースクール構想等、法学部の位置付けが見直されつつあり、卒業生は法実務のエキスパートとして期待度が増す可能性が高い。
  法学系の夢ナビ講義を見る

 政治学系
政治学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
扱う領域は、政治の動向、地方自治、住民投票等、幅広い。「政治」は憲法等の法に基づいて行われるが、議会外での取り引きや、政党間の調整等人間くさい部分もつきまとう。そういった動態を探るのも政治学の役割だ。法学が「タテマエ」を追究する学問であれば、政治学は「ホンネ」を探る学問でもある。
将来のフィールド
学生の進路は多岐にわたるが、報道機関や新聞社には、政治学を専攻していた人が比較的多い。一般企業では、金融、保険、製造が多い。ゼミナールで研究した国際政治等の知識を活かし、企業の国際部門で活躍する人もいる。
  政治学系の夢ナビ講義を見る

 経済学系
経済学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
社会活動の根幹となる「経済」の理論・歴史・政策検討を3つの柱とする。過去の経済発展の動向を見極め、それをベースとして現実の経済活動を実証分析しながら、将来の状況を予測していく。国家、世界等を扱う大きな視点のマクロ経済学と個人・企業を主体としてとらえるミクロ経済学、マルクス経済学等の理論を中心に、関連する分野を広く学ぶ。
将来のフィールド
あらゆる業種の一般企業が進路の選択肢となっているが、なかでも銀行・証券・保険等の金融関係、商社、メーカーへの就職が人気を集めている。資格取得で多いのが証券アナリストや税理士、中小企業診断士等。大学院進学者も徐々に増えつつある。
  経済学系の夢ナビ講義を見る

 経営・商学系
経営・商学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
抽象的理論である経済学とは異なり、経済を実学的に学ぶ学問。経営学は企業の運営・管理のなかで発生する事象の分析を目的とし、財務・生産・労務等の現状を把握した上で、目的達成のための手段・技法を養う。商学は商品の生産・流通・消費という商業活動全般と金融の側面について学ぶ。会計学は企業活動に必要な会計・簿記を研究するもので、財務・管理・税法等が中心となる。
将来のフィールド
事務系ならどの分野でも、学んだことと少なからず関連しているため、進路は幅広い。一般企業では、流通、商社、メーカー、金融の分野に進むケースが目立つ。国家試験を受けて公認会計士、税理士をめざす人も少なくない。
  経営・商学系の夢ナビ講義を見る

 経営情報系
経営情報系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
社会にあふれる情報のなかから、経営に必要な情報を選択し、役立てることを目的とする。組織・経営分析の文系的側面と、数学的アプローチの理系的側面があり、経営の意味や組織のあり方を考える経営学理論をふまえて、コンピュータを利用したデータの収集・分析、経営システムの構築、データ分析に力を入れているのが特徴。経営マネジメントや戦略立案の方法についても学ぶ。
将来のフィールド
経営学的な知識に加え、情報・コンピュータ科学の分野にも通じた人材として、企業での期待度が高まっている。情報処理系企業、金融・サービス関連企業への就職、メディア論や広告宣伝理論等を学ぶことから広告・放送業界への進出が目立つ。
  経営情報系の夢ナビ講義を見る

 社会学系
社会学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
「集団の一員としての人間」という観点から、個人を取り巻くあらゆる社会関係や、社会関係における人間の営みを探究し、その行為と意味との関連を客観的に分析していく学問。家族や学校等の身近なテーマから、都市、産業、メディア、文化等国家レベルのテーマまで対象は多彩であり、情報収集のためのフィールドワークを重視している。
将来のフィールド
実地調査のノウハウを実践できる就職先はバラエティに富んでいる。メーカーや小売業で商品開発や販売戦略を手がけたり、情報収集が欠かせないマスコミやマーケティング関係での仕事、公務員として公共の問題の解決に携わる人もいる。
  社会学系の夢ナビ講義を見る

 社会福祉系
社会福祉系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
高齢化社会を迎えてますます重要になっていく福祉について、理論と実践をトータルに学ぶ。「会社社会のなかで荒廃した地域社会の再建」が大きなテーマ。都市社会の環境整備、医療福祉制度や法律の整備等、具体的なソーシャルサービスから社会全体を視野に入れた理論まで、幅広く研究する。医療福祉系では、健康と福祉の実現のための知識・技能の習得をめざす。
将来のフィールド
ソーシャルワーカー、公的機関の職員等福祉の現場を志望する学生が多い。社会福祉士や介護福祉士の受験資格を取得し、国家試験に合格すれば、福祉事務所や児童相談所、老人介護施設等の社会福祉施設で活躍できる。
  社会福祉系の夢ナビ講義を見る

 国際関係学系
国際関係学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
国際協力なくしては自国の繁栄もありえない時代を迎え、複雑に絡み合う国際的諸問題を多角的な視点から研究する。主に2種類のアプローチ方法があり、戦争や民族紛争、貿易問題等を通して国家間の政治経済関係や国際平和を追究する社会科学的アプローチと、異なる民族や地域の問題を国家・国境を超えて考える人文科学的アプローチがある。
将来のフィールド
語学力を身につけて、外資系の企業、金融、製造業、商社の海外部門、旅行会社、マスコミで活躍する等、就職先は多岐にわたる。NGOやシンクタンク等においての国際貢献を希望する人や、海外留学や大学院進学で知見を深める人も増えている。
  国際関係学系の夢ナビ講義を見る

 環境系
環境系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間と環境の関係を掘り下げて研究する。文系的アプローチでは、人間生活との関わりを考えるために政治・経済や法律等の観点から探究し、理系的アプローチでは、既存の自然科学的分野に加えて環境計画学や環境デザイン学等を学ぶ。ゴミ処理やリサイクル等のローカルな問題から温暖化等地球レベルの問題まで、実にさまざまなテーマがある。
将来のフィールド
理系・文系にまたがる学問であることから、就職先も多岐にわたることがこの分野の特徴。製造、建築、エネルギー、サービス、飲食等の一般企業、マスコミ関係をはじめ、自治体、教育機関のような公務、公益法人、環境NGO等国内外の民間組織での活躍が期待される。
  環境系の夢ナビ講義を見る

 観光学系
観光学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
「現代社会における観光の役割」「観光地での体験を通じた地域文化との触れ合い」「企業活動におけるホスピタリティサービスの重要性」など、観光と関わりをもつ社会現象にアプローチする研究をおこなう。 観光を地理学、経済学、社会学、人類学などさまざまな学術的見地からとらえ、真に豊かな観光文化を築くための探究を進めることにより「いかにしてより満足できる観光が実現するか」、「観光地の開発などにより発生する環境破壊にいかに取り組んでいくか」といった諸問題の解決にあたる。
将来のフィールド
サービスの基礎である「ホスピタリティ精神」の体得・実現を根幹に据えた学問であることから、サービス業への広範な展望を見出せる。ツアーコンダクター、ツアープランナーといった観光・旅行業界やホテルマン、コンシェルジュといったホテル業界のほか、テーマパーク関連業界、アウトドア関連業界、レジャー・スポーツ業界等、広い門戸を有す。
  観光学系の夢ナビ講義を見る

 情報系
情報系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
主にハードウェアを扱うのが理系。理学部では人間の脳による情報の認知や処理を主なテーマとし、工学部ではハード、ソフト両面からの具体的な研究が中心。文系学部では情報と人間との関わりを研究しつつ、併せてマルチメディア的表現力の育成を重視する。ただし、社会のデジタル化に伴って、近年は理系・文系の枠組みは崩れる傾向にある。
将来のフィールド
理系では情報通信や情報サービスの分野を中心に、機械製品の製造分野への進出も多い。文系では企業の情報管理部門やメディア系への就職もみられる。今後のニーズがますます高まるジャンルであるだけに、従来の枠組みを超えたベンチャー産業へ発展する可能性もある。
  情報系の夢ナビ講義を見る
 
人文科学系 / 社会科学系 / 理・工・農学系 / 医・歯・薬・家政系
理・工・農学系
ページTOPへ
 数学系
数学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
数や図形等の性質・関係を研究して、公式・証明等の法則化を図る論理的思考の学問。抽象的な概念を論理的に考える理論体系を主とし、代数学・幾何学・解析学等を究める「純粋数学」、コンピュータを積極的に活用して社会科学の諸問題を数値化する等、自然科学、社会科学や工業分野と関連して発展する「応用数学」がある。
将来のフィールド
主な就職先にはシステムエンジニアやプログラマーをはじめ、製造業や情報通信等のサービス業、金融関係、公務員等が挙げられる。教員免許の取得が可能なことから、教職への就職も多い。また他学系に比べて大学院への進学率が高く、修士課程修了後に一般企業へ就職する場合が多い。
  数学系の夢ナビ講義を見る

 物理学系
物理学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
自然界で生じている物理現象の観測と実験的検証を通して、各々の現象がもつ法則を証明し、理論的解釈を与えることを目的とする学問。対象は非常に幅広く、宇宙、地球から、ミクロの世界の分子、原子、素粒子まで自然界のすべての事象を範疇とし、半導体や超電導等をはじめとする科学技術への応用範囲は広い。
将来のフィールド
大学院への進学率が半数に近く、修士課程の後に企業の研究部門への就職を見据える例が一般的。さらにエキスパートをめざし、大学や国の研究機関に就職する人もいる。一般企業の職種としては、電子機器、機械等のメーカーをはじめ、ソフトウェア、システムや情報分野が中心だ。
  物理学系の夢ナビ講義を見る

 化学系
化学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
身の回りに存在するあらゆる物質とその性質や化学変化の仕組みを調べて分析し、人間の暮らしに役立つ新しい物質を作り出していく。バイオや光通信といった多彩な分野に接点をもつ。薬品や新素材、半導体、セラミック等の開発につながる物質研究をはじめ、物質と環境の関わりを分析して環境保全技術を開発する等、広範囲に応用できる。
将来のフィールド
一般化学産業以外にも、金属・医薬品・食品を扱う企業等、就職の選択肢は広い。専門書を扱う出版業界や金融業界などへ進む人も少なくない。企業研究者のような専門家としての就職をめざすならば、大学院を修了してより高度な知識を身につけることが望ましい。
  化学系の夢ナビ講義を見る

 生物学系
生物学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間・動物・植物・微生物・ウイルス等すべての生命体を対象に、自然界での活動や、個々の生体現象の解明を探究する。遺伝子のレベルから細胞、生物の内部器官まで、ミクロからマクロな視点にわたり、進化の道筋をたどったり、生命の誕生の仕組み、生態と環境との関係を追究する等、アプローチ方法はさまざまだ。
将来のフィールド
企業に就職するにしても、高い専門性が必要となるため、大学院の修士課程に進む人が大半を占める。研究者として大学に残るほか、環境省や遺伝学研究所といった公的機関に入る場合もある。一般就職の業種としては、医薬品・食品・化粧品・醸造等の分野で商品開発という進路が開けている。
  生物学系の夢ナビ講義を見る

 地球科学系
地球科学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
温暖化やオゾンホール、エネルギー問題等、地球の未来を左右する自然現象の問題解決をめざすための学問。そのベースとなる分野研究のスケールは大きく、地球の誕生から現在までが対象。地層や化石、気象、生物を手がかりに、地球そのものの存在について解き明かしていく。応用分野は防災や環境保全、天然資源開発等。
将来のフィールド
将来のフィールド 多くの人が大学院へ進学した後に、環境計画・都市計画関連企業、エネルギー関連企業、土木・建設関連企業等で専門職に就いている。最近は、データ解析能力を活かしてIT産業や製薬会社への就職も目立つ。公務員では、建設・土木・気象等を扱う省庁へ進出している。
  地球科学系の夢ナビ講義を見る

 機械工学系
機械工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
機械技術の原理や方法論を系統立てて研究し、機械やシステムを構築するためのテクノロジーを学ぶ。材料系、熱・流体系、設計・製作系、計測・制御系の4分野に分かれ、対象は工作機械、発電、精密医療機器・マイクロマシン等、スケール・種類ともに幅広い。人工知能・臓器の開発等、異分野の研究との関わりも深い。
将来のフィールド
業種としては、自動車や造船、家電といった機械関連、重工業等が挙げられる。また機械工学の知識が生産技術の各方面で求められることから、食品・繊維等多様な製造業で活躍できる。研究職での就職を希望する場合は大学院進学を検討したい。
  機械工学系の夢ナビ講義を見る

 航空・宇宙工学系
航空・宇宙工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
「大空への夢」を実現した航空・宇宙工学は、航空機やロケット開発、宇宙ステーション計画等に必要な先端科学技術を生み出す、スケールの大きな学問。流体力学、構造力学、推進工学、航行・制御工学の4分野とシステムとの組み合わせから成り立つ。進歩が著しいだけに、常に新たな課題に取り組める創造的なカリキュラムが用意されている。
将来のフィールド
航空機メーカーや航空会社のほか、工業用・動力用などの電機メーカーの宇宙・ロボット部門、精密機器メーカー、鉄道関連企業等フィールドは広く、航空機の整備やパイロットの資格取得を見据えた就職も多い。宇宙航空研究開発機構や航空宇宙関連の研究所、関連官公庁等の公的機関にも進出している。
  航空・宇宙工学系の夢ナビ講義を見る

 電気・電子工学系
電気・電子工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
エネルギーと情報伝達媒体という、電気がもつ2つの側面を研究の軸とする。電気工学は電子の流れをエネルギーとしてとらえ、主に発電、電力輸送、電動機の制御等について学ぶ。電子工学は情報伝達の媒体としての電子を考えるもので、コンピュータや電子機器製作の基礎となる学問。ソフト・ハードやネットワーク技術の開発といった、電子の性質の応用に関わる。
将来のフィールド
家電製品やコンピュータのハードウェア等のエレクトロニクス、情報関連産業、エネルギー関係はもとより、通信、ソフトウェア、材料関連の産業、金融機関等で技術開発に携わっている。大学院への進学率も高い。
  電気・電子工学系の夢ナビ講義を見る

 通信・情報工学系
通信・情報工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
コンピュータ、情報、通信に関するあらゆる技術を研究する。主要テーマの1つ目はコンピュータのハード・ソフトと通信・情報処理の総合的な観点からの研究。2つ目は情報そのものを多面的に取り上げ、確率・統計等の情報理論、ソフトについて学ぶ。3つ目は産業部門への応用を図る分野で、管理工学・経営理学・経営工学等がこれにあたる。
将来のフィールド
システムエンジニアといった直接情報に関わる職業は言うまでもなく、オーディオや家電等の電気・電子機器メーカー、金融や流通、製造、サービス等各方面の企業がターゲット。ただし、即戦力をめざすなら修士課程への進学を視野に入れた方がよい。
  通信・情報工学系の夢ナビ講義を見る

 建築学系
建築学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
芸術と融合した科学として、機能性・快適性・強さや安全性、環境に合った美しさを基本とする建物を作る知識・技術を習得する。大きく分けて設計の基本となる計画系、耐震等の具体的な技術や材料について学ぶ構造系、光、音、空気等の役割を研究する環境系の3つの分野があり、設計にはこれらの総合力、空間表現、デザイン力が要求される。
将来のフィールド
ゼネコンや設計事務所での設計および構造計算、現場での施工・管理に携わったり、官公庁に所属して都市計画に関わる等の職種がある。実務に関わりながら建築士をめざす人も多い。建築関係以外では、広告や金融、不動産関連等にも就職している。
  建築学系の夢ナビ講義を見る

 土木・環境工学系
土木・環境工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
道路・鉄道・橋等の交通施設、発電所等のエネルギー施設、河川海岸堤防・上下水道・ダム等のライフラインを構築する技術を研究する。そこに欠かせないのが、自然環境と人間生活との調和を図った社会システム形成というソフトウェア系の視点だ。住みよい社会環境をつくるため、都市や地域のレベルにとどまらず、地球工学的な研究も多い。
将来のフィールド
土木工学系卒業者の大半は、ゼネコンで公共工事プロジェクトに従事する。鉄道・不動産・コンサルタント等の業種でも知識と技術を活かせる。環境工学系の場合は、土木工学系と同じ分野への進出のほかに、上下水道整備の企画・設計を請け負うコンサルタント会社に勤める割合も高い。
  土木・環境工学系の夢ナビ講義を見る

 材料工学系
材料工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
新素材を中心にモノを構成する材料について、その構造・機能を工学的に解明し、それに基づく新機能の発見、材料を製造するプロセスから実用化するための開発技術までを広範に学ぶ。近年は材料と環境との調和という観点をふまえ、製造・加工から利用、リサイクル・廃棄に至る高機能材料の開発と、ライフサイクルについての研究に重点が置かれている。
将来のフィールド
製鉄・非鉄金属会社、商社の鉄鋼貿易部門等が、従来から即戦力として期待される分野だ。最近は多種多様な産業分野で技術の複合化が著しいことから、電気・機械・自動車・繊維・石油・化学等の業種に就く例も少なくない。
  材料工学系の夢ナビ講義を見る

 応用物理学系
応用物理学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
半導体研究からトランジスタが生まれ、IT産業に発展したように、物理理論を基に新技術の開発を進める学問。代表的な分野は、電子素子物理・電気回路について研究するエレクトロニクス、情報理論に基づく情報制御等がある。機械、材料、情報等の領域から学ぶが、純粋物理学とは異なり工学的な科目が中心となっている。
将来のフィールド
理学・工学双方にまたがる知識を身につけることから、多種多様な業種への応用が利く。電気・電子機器、通信・コンピュータ関連、化学、鉄鋼、自動車をはじめとした製造業で活躍する一方、データ分析能力を活かして金融・保険業界等で実績を積む人も多い。
  応用物理学系の夢ナビ講義を見る

 応用化学系
応用化学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
化学理論に工学的な要素をまじえて、物質利用の実用化をめざす実践的な研究を行う。生体材料、電子材料、セラミックス、分子設計等のテーマから、物質の構造と化学反応を利用した新素材の開発を目的としている。また人工物質のなかに有害物質が存在することから、物質が生体・環境へ及ぼす影響と環境保全技術の研究も併せて取り組んでいる。
将来のフィールド
石油、合成繊維、樹脂、電気部品等の製造業をはじめ、環境保護、エネルギー関連の企業に迎えられている。研究者・技術者として製品開発や生産技術開発に関わったり、化学知識を基に製品販売で手腕を発揮する等、フィールドは幅広い。
  応用化学系の夢ナビ講義を見る

 生物工学系
生物工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
2本の柱があり、その1つは多種多様な生命現象や生体の機能等を解明する生物学的な分野。もう1つは解明された生命のメカニズムを利用して、新しい物質や技術を開発し、産業や医学・薬学への応用をめざす工学的な分野だ。理学・工学・農学・医学等の領域を有機的に統合しながら、学問体系と物質・技術の双方のモノづくりをめざす学問である。
将来のフィールド
専門分野に直接関わる進路は、医薬品・食品・化粧品・醸造等の企業。厚生労働省・経済産業省・環境省等の省庁、国立の研究所等にも進んでいる。なお、企業での研究職には修士の学位が求められる等、高い専門性が必要とされる。
  生物工学系の夢ナビ講義を見る

 資源・エネルギー工学系
資源・エネルギー工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
地球環境との共存と次世代エネルギーの開発をめざす学問。資源工学では、資源の探査・開発・処理という既存の分野に加えて、資源の利用に伴う環境問題、自然災害の予測等、地球と人類の未来を視野に入れた研究を行う。エネルギー工学では、エネルギー利用の基礎および、原子力、太陽光等、高品位エネルギーを応用する新技術開発に重点を置いている。
将来のフィールド
資源工学系の進路としては、石油、ガス、地質コンサルタント会社で地質学、資源工学を、金属工業、鉱業等の分野で材料工学の知識を活かすことができる。エネルギー工学系は、電力会社、原子力関連産業、重工業や電機メーカーへの就職が中心だ。
  資源・エネルギー工学系の夢ナビ講義を見る

 経営工学系
経営工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
経営の効率化を図るために、モノ・人材・情報といった経営資源を使って、新製品やサービスを生み出す手法を研究する。最近の企業経営にはIT技術が不可欠なことから、コンピュータによる情報処理を中心とした生産・販売管理システムの構築もこの分野の大きなテーマ。品質管理、財務管理、経営分析、環境工学等も研究する。
将来のフィールド
各種製造業をはじめ、コンサルタント、シンクタンク、銀行、商社、販売・流通等、知識と技術を発揮できる分野は多種多様だ。コンピュータ技術のノウハウにより、システムエンジニアとして迎えられる卒業生も多く、ベンチャービジネス企業家や独立開業をめざすケースも珍しくない。
  経営工学系の夢ナビ講義を見る

 船舶・海洋工学系
船舶・海洋工学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
船舶を中心とした構造物のシステムおよび、海洋環境をはじめとする自然のシステムをテーマに、土木・建築等多角的な視点からアプローチする学問。船舶の構造に関する物理的な基礎理論を学ぶ船舶系、海上都市等の海洋開発に必要な専門知識を身につける海上海洋系、海水の基本性質を海洋環境・水域利用や油田開発等に応用する環境系の3つの主な領域がある。
将来のフィールド
造船・輸送機械、重機械工業、海運業で船舶の製造や海上輸送に関する分野のほか、自動車、建設、航空、運輸、倉庫、通信等バラエティに富んだ業界で習得した知識を応用することができる。船舶職員の免許を取得し、世界の海で活躍する人もいる。
  船舶・海洋工学系の夢ナビ講義を見る

 理・工系その他
将来のフィールド  理学系・工学系で、上記の学問分野に該当しないもの
理・工系その他の夢ナビ講義を見る

 農学・農芸化学系
農学・農芸化学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
動植物を中心とした食糧資源の生産・加工および流通の効率化を促進してきたバイオテクノロジーを学ぶ。遺伝や染色体解析等、生物学的な要素も含む。研究対象が資源や生命科学、環境学と多様化しており、さまざまな最先端技術を利用した生産技術開発、農業関連産業の経済・経営、環境保全、都市計画等広範囲をカバーしている。
将来のフィールド
農業、造園、園芸・種苗等の第一線で業績を上げているほか、農業資材や食品等の関連産業への進出が目立ち、教職に就く卒業生も多い。農芸化学系の一般就職では、飲料・酒造、食品加工、医薬品等の企業が代表的だ。バイオ産業の発展に伴い、金融やコンサルタント業界でも需要が高まっている。
  農学・農芸化学系の夢ナビ講義を見る

 農業工学・林学系
農業工学・林学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
農業工学は農環境の悪化、農村の過疎化等の問題解決を目的とする。土地の有効利用と水資源の開発を主要テーマとする農業土木、生産に必要な機械の開発に取り組む農業機械、資源の有効利用と生態系保全という観点から農業のあり方を考える環境系の3分野が研究領域。一方、林学系では、森林資源の活用と保全について、自然科学・社会科学の両面から学ぶ。
将来のフィールド
専攻に応じて進路も分かれている。土木系は官公庁や公的機関へ所属する人が比較的多く、建築業、設計コンサルタントへの就職も多い。機械系は農機・建設機械・自動車メーカー等製造業が中心。林学卒業生は林野庁や自治体の林務局等行政職での人気が高い。
  農業工学・林学系の夢ナビ講義を見る

 農業経済学系
農業経済学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
社会科学的な視点から日本や世界の食糧・農業を研究する学問。経済学理論を食糧と農業の問題に応用する応用経済学、さまざまな技術を農業の現場に伝える科学としての農学という2つの側面がある。政策、歴史、経営、流通等の見地から農業を分析し、世界貿易といった国際的な視野もふまえて、現在、農業が抱えている問題を認識していく。
将来のフィールド
農学と社会科学の両方の要素を含んだ学問の習得により、全国農業組合連合会・全国および地域の農協といった農業関連団体、食品・流通・販売といった業種のアグリビジネスへ進む卒業生が一般的。環境関連、運輸やエネルギー関連の企業へ入るケースもある。
  農業経済学系の夢ナビ講義を見る

 獣医学系
獣医学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
動物の病気の治療・予防、飼育・生産方法、食品・環境の衛生、動物・人体用薬品開発、バイオテクノロジー等、研究領域は多岐にわたる。対象となる生き物も家畜からペット、実験動物、微生物等幅広い。また、動物との触れ合いや死による人間の心理状態の変化等、一歩踏み込んだ研究も注目されている。
将来のフィールド
専門職に就く人が大半を占めており、第一に挙げられるのはやはり獣医。官公庁の公衆衛生部門や畜産部門等公務や、農業団体、競馬関連等の公的機関への就職も人気がある。民間企業では、畜産、乳業、飼料、食品等のメーカーからの求人が多く、スペシャリストとしての活躍が期待されている。
  獣医学系の夢ナビ講義を見る

 酪農・畜産学系
酪農・畜産学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
食品としての家畜動物の研究を通して、効率のよい生産と人間の食生活への利用を目的とする学問を展開する。酪農学系では生産技術、経営や流通、環境情報、食品加工について学ぶ。畜産学系では動物の成長や生殖の機能分析に加え、野生動物の生態系保存や新種の実験動物の開発等も範疇としている。
将来のフィールド
食品、畜産、飼料製造、ペットフード等のメーカーで、バイオ技術や遺伝子組み換え技術を応用できるエキスパートとして期待されている。観光牧場、動物実験受託機関、ペット産業といった動物を扱う業種や、農業関連団体、アニマルセラピーの研究を活かして福祉分野に進む等、多彩な道がある。
  酪農・畜産学系の夢ナビ講義を見る

 水産学系
水産学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
海や河川等「水圏」の有効利用および、食糧資源の生産技術を学ぶ。その根幹となるのは、漁業、水産環境、養殖、食品加工・保存方法等を扱う生産・製造の分野である。「獲る漁業」から「育て、増やす漁業」への転換を図り、魚の品種改良や海洋環境保全等の研究も進んでいる。
将来のフィールド
水産会社をはじめとして、食品産業、流通業、水産科学関連企業等で研究者や技術者として活躍。そのほかの専門的な進路としては、養殖場、海洋環境調査会社、水質検査会社、漁業組合等が挙げられる。難関ではあるが、水族館への就職希望者も多い。
  水産学系の夢ナビ講義を見る
 
人文科学系 / 社会科学系 / 理・工・農学系 / 医・歯・薬・家政系
医・歯・薬・家政系
ページTOPへ
 医学系
医学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間の健康の維持・増進、疾病の予防と治療への貢献を使命とする学問。基礎・臨床・社会医学の3分野に分類される。基礎医学は解剖学や生化学、病理学といった医学の基盤分野を研究。臨床医学は最前線で患者の病気の診療と解明を行う。社会医学は病気の予防を目的とし、環境医学や公衆衛生学、地域医療等、医学と社会との関わりも考えていく。
将来のフィールド
卒業後の進路は、主に臨床医・基礎医学研究・行政の3つ。卒業生の大半は医師国家試験を受験し、臨床医・研究医をめざす。基礎医学を志す人は、基礎系の大学院へ進学。公衆衛生学・環境医学の研究や、医療行政に携わるケースもある。
  医学系の夢ナビ講義を見る

 歯学系
歯学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
口腔組織や顎、その周辺の疾患の治療と機能回復を担う、口に関する健康科学を基本とする。人間の健康に直接関わる学問とあって、歯列矯正、食生活指導等を含めた予防学的な見地、高齢者・障がい者歯科学、歯の美容学等、社会のニーズとともに研究分野の広がりを見せている。さらに、遺伝子組み換え実験や脳外科分野等へのアプローチも進められている。
将来のフィールド
学部卒業時に歯科医師国家試験受験資格が与えられ、合格者のほとんどが歯科医への道を歩んでいる。合格後は研修期間を経たあと、臨床医として就職するのが一般的だ。大学院へ進学し、研究者や大学教授をめざす場合も少なくない。
  歯学系の夢ナビ講義を見る

 薬学系
薬学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
大きく分けて、医薬品の合成・製造等の「薬をつくる」分野、医薬品の調合・調剤・使用・管理等「薬を扱う」分野、環境に対する化学物質の影響等を学ぶ分野がある。研究対象も医薬品に限らず、食品、化粧品、洗剤等、年々拡大を見せている。臨床医学との関わりも深くなり、実習等実務教育も重要になっている。
将来のフィールド
所定単位を修めて薬剤師国家試験を受験し、医療機関や薬局で薬剤師として活躍するほか、製薬会社の開発研究室、化学系、食品・衛生関連企業等、フィールドが広がってきている。また、医療情報提供者として薬品メーカーに就職する道もある。
  薬学系の夢ナビ講義を見る

 看護系
看護系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
現代医療において、患者の病気の治療のみならず、心のケアを重視する発想が求められているため、ケアのプロである看護師の役割が大きくなっている。基礎技術や保健理論を学ぶ基礎看護学から、小児・高齢者・障がい者等を個別対象とした応用看護学まで細分化された看護のノウハウを学ぶ。患者とのコミュニケーション能力を高める教育も工夫されている。
将来のフィールド
国家試験受験資格を取得し、看護師、保健師、助産師等をめざすのがほとんど。社会のニーズの多様化につれ、在宅療養を望む人のケアや、老人福祉・児童福祉施設、訪問看護ステーションに所属する等、医療機関に限らず、活躍できる場は幅広い。
  看護系の夢ナビ講義を見る

 医療技術系
医療技術系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
チーム医療にあたる高度な知識と技術を備えた専門家を養成する学問。生化学・解剖学・病理学をはじめとする医学的基礎科目から、社会学や人間と環境に関連する分野までを範疇とする。さまざまな側面から人間の健康について学びながら、生活機能や運動機能の回復を図る各種療法、臨床検査技術、人工臓器を扱う医療工学等、それぞれの専門分野を研究する。
将来のフィールド
臨床検査技師、理学療法士、作業療法士等、医療の専門家として知識・技術を活かしている。病院をはじめ、臨床検査センター、保健所、特別養護老人ホーム等の社会施設に進むケースが多く、健康機器メーカーへの就職もある。
  医療技術系の夢ナビ講義を見る

 保健・福祉系
保健・福祉系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
保健学は健康の増進や、病気の予防、病気の早期発見・治療、回復に至るまでを科学的に分析・研究する学問。衛生、環境、栄養の3つの分野が研究の中心となる。一方、福祉学は高齢者や障がい者本人とその家族へのサポートを理論と法律をふまえた上で考えていく分野だ。個々のケースに応じて適切な社会サービスを提案できる専門家を育成する。
将来のフィールド
保健学系では、管理栄養士の資格を取得して医療・保健機関に従事したり、養護教諭となる人もいる。福祉学系では、ソーシャルワーカーとして自治体の福祉行政部門、保健所、福祉施設や養護施設、特別養護老人ホーム等で働く人が多い。民間の福祉サポート企業への就職も増えている。
  保健・福祉系の夢ナビ講義を見る

 食物・栄養学系
食物・栄養学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
戦後から近代にわたる食生活やライフスタイルの変化に伴い、生活習慣病や偏食、食品添加物等の問題が起きているなか、社会との関係を考えながら理想的な食のあり方を追究する。栄養学、生理学、食品科学、調理学、食文化論等、科学的な見地と文化的な見地からアプローチし、社会的な視点で食をとらえる複合・総合的な学問である。
将来のフィールド
病院・学校・福祉施設等で栄養管理の業務や、食品メーカーで商品開発に携わる等の活躍が期待できる。外食産業、流通、販売、マスメディア、消費者センター等でも食への問題意識を活かしたり、家庭科教員として食生活のあり方を指導する等、社会的に意義のある分野への道が開かれている。
  食物・栄養学系の夢ナビ講義を見る

 被服学系
被服学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間の生活空間に関わる全般を対象とし、情報、環境、造形の観点から被服をとらえ、快適な生活を送るための衣服の創造を視野に入れた幅広い学問を展開する。裁縫技術の習得、マーケティングを学ぶ文系的要素と、素材研究等の理系的要素が相互に絡むのが特徴。生活デザイン、生活環境学、生活科学などに含まれる大学も多い。
将来のフィールド
アパレル、繊維メーカー、百貨店等の小売業への就職が目立っている。デザイナー、パタンナーといったクリエイターや、商品企画・管理、品質管理等に関わりながら、専門的な能力を発揮する人、家庭科の教員になる人もみられる。
  被服学系の夢ナビ講義を見る

 児童学系
児童学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
幼児・児童の存在を、その心身の発達と家族・社会・教育等の関わりからとらえていこうとする学問。心理学、教育学、福祉学、保健学、文化・環境学の5つを柱として子どもへの理解を深める「人間科学」の1つともいえる。実際に子どもたちとの交流を通して、具体的に彼らが抱える問題をとらえようとする臨床的な視点からの研究も要となっている。
将来のフィールド
幼稚園や小学校で教育職に携わったり、保育士や児童館厚生員等、子どもと直接関わる職種を志望する人が多いが、少子化が進む現在はそれも難しくなっている。そこで公務員として行政面から児童の問題に関わったり、おもちゃや子ども服の製造販売メーカーに進む場合も多い。
  児童学系の夢ナビ講義を見る

 住居学系
住居学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
生活の場である居住空間に関わる全般を学び、豊かな住環境の実現を図ることを目的とする。主要なテーマは、住空間を作りだす設計・デザイン系、ライフスタイルや生活文化の側面から研究する住文化系の2つに大別される。家政・生活文化系の他分野との関連や、人間の営みとの関わりから住空間をとらえるといった、総合的な視野をもつ学問である。
将来のフィールド
学んだことを活かせる進路は、住宅産業・建設業・インテリア産業等の分野。住宅産業やインテリア産業で商品開発やアドバイスを行う仕事、建設業で建築物の設計、都市計画に関わるといった分野だ。住宅行政に関わる人、不動産分野に進む等の道も開けている。
  住居学系の夢ナビ講義を見る

 生活科学系
生活科学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
人間の生活に関わる具体的な問題を対象とし、衣・食・住を中心とする人間生活全体の快適性や、社会との関わりを視野に入れた幅広い学問である。大きく被服学、食物学、住居学、児童学、家庭経営学、福祉学等の専門分野がある。学究的な面をもつとともに、日常に関わる実学的な学問であることが特徴。
将来のフィールド
学習領域の広さから、進路はさまざまな職種、業種におよぶ。福祉行政、女性問題を担当する自治体職員、消費者のトラブルに対応する相談員等、社会貢献度が高い職種や、金融・サービス業・流通業等の民間企業、マスコミ関係等、学んだことがどこでも幅広く活かせるのが魅力だ。
  生活科学系の夢ナビ講義を見る

 スポーツ・健康科学系
スポーツ・健康科学系の夢ナビ講義を見る
学問の内容
競技のみならず、健康づくりやゆとりのスポーツというニーズに応じた体育学を学ぶ。健康・体力の保持増進に必要な科学的知識や広い視野を持った学校体育の指導者や、競技選手のトレーナー、レクリエーションとしてのスポーツの楽しさを教えられる人材を養成する。健康科学は生理学、心理学等から医学的視野を含め、総合的な観点から人間を探究する。
将来のフィールド
多様なニーズに応えられるとあって、社会からの期待は大きい。スポーツ選手、コーチ、体育施設での指導員、スポーツクラブのインストラクター等、才能を開花させる場は多岐にわたる。狭き門ではあるが、体育教師にチャレンジする人も少なくない。
  スポーツ・健康科学系の夢ナビ講義を見る



人文科学系 / 社会科学系 / 理・工・農学系 / 医・歯・薬・家政系