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言葉からのイメージで作るおもしろシステム

夢ナビライブ2012名古屋会場にて収録

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言葉のイメージを定量的に測る?

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講義を視聴する(1分 その2)

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講義を視聴する(1分 その3)

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講義を視聴する(30分)

高校2年生 音のaとかiとかにそれでイメージあるなんて知りませんでした。勉強になりました。
高校1年生 どんなシステムかと思っていて、実際に見たら、おもしろいシステムだな、と思いました。社会に出て利用できることを、楽しみにしています。
高校3年生 身の回りにあふれているオノマトペが細かく分析されていて、オノマトペのもっている意味の深さに驚かされた。
高卒生 先生の開発しているシステムはただおもしろいだけでなく実用性もあってひきこまれた。
高校2年生 今まで考えもしなかったことを聞いて、とてもワクワクしました。楽しかったです。
高校2年生 普段使っている、「モフモフ」や、「フワフワ」には、いろいろな意味を感じさせるんだなとおどろいた。
高校2年生 とても面白かったです。普段知ることのできない内容で、ためになりました。
高校1年生 名前を打ち込むだけで印象とかがわかるのが、とてもおもしろかったです。
高校2年生 初めてみるプログラムにびっくりした。
高校1年生 難しい言葉があって少しわかりづらかったけどけっこう面白かったので良かったです。
高校2年生 「崖の上の人面額」では売れなかっただろう、ポニョだったから、ヒットしたという説明で、一瞬にして、納得し感心しました。
高校2年生 名前のもつイメージ。ものがもつ色のグラフがおもしろかったです。
高校2年生 とてもおもしろかったです。自分自身この分野にもともと興味があったので。さらに深く学びたいと思いました。
高校2年生 色や擬態語によって推測ができることを知っておもしろかった。
高校1年生 オノマトペの音韻に規則性があることは初めて知って、それで言葉を数値化できるのはすごいと思いました。
高校2年生 オノマトペの印象が企業にとってとても重要なことだと初めて知り、そのおもしろさに感激しました。
高校3年生 とても興味深い内容でした。この分野についてもっと調べてみようと思います。
高校2年生 言葉でいろいろ表現できるのはおもしろいと思った。
高校2年生 情報系の大学への進学もいいかなと思った。これからもっと調ベていきたい。
高校2年生 大変わかりやすい内容で、理解することが出来ました。次回聞く機会があれば、ぜひ聞いてみたいです。
高校1年生 色々な名前にはたくさんの工夫がされ、色々な意味を持っていることが分かったので良かったです。
高校2年生 人が言葉を聞いてイメージすること、が機械を使って分かるシステムがあり、面白かった。自分の名前を聞いて他人はどう思うかとても気になりました。
高校2年生 とても興味がでました。特に物の名前だけでイメージをとらえることができるのはすごとと思いました。
高校2年生 とても興味のある内容で、言葉などを数値にしてイメージを調べるというのはすごいと思いました。
高校3年生 人のイメージもシステム化できることを知り、情学の幅の広さを実感しました。
その他 電通の講義に元々興味があったので受けることができよかったです。
高校3年生 少し、難しかった。
高校2年生 とてもすばらしい研究をなさっているなと思いました。でも、自分には難しくて、あまり理解することができなかったような気がします。
高校2年生 名前だけでその言葉の明るさ、鋭さなど分かる研究をしていてすごいです。これからもがんばってください。
高校2年生 言葉の音や色彩だけでイメージが変わってしまうということがわかった。
高校2年生 言葉に色々な性質があることを初めて知った。
高校1年生 言葉一つで全く違う印象になっていておもしろいと思いました。
高校2年生 先生の講義を聞いてとても興味がわきました。
高校2年生 とてもわかりやすかったし、今の技術はここまで進んでいるのだと実感した。
高校2年生 言葉からのイメージを分析するシステムなどとてもおもしろかったです。
高校2年生 今まで気にもとめていなかったオノマトペについてたくさんの可能性をきくことができてよかったです。
高校3年生 言葉のイメージのシステム化が面白かったです。
高校2年生 言葉の音でそのことばのイメージを数値化できることがすばらしかった。
高校1年生 名前のイメージなどがコンピュータで計算したりしてわかることがおもしろくて興味がわいた。
高校3年生 もしかすると新しい言語が誕生するかもしれない、という可能性を今回の講義を通して感じた。
高校1年生 もっとくわしく計算法や、どのようにして、あの数値がでるのか知りたかったです。
高校3年生 言葉(オノマトペ)を、意味に分けるシステムにとても興奮しました。自分の名前を、そのシステムを使って意味を調べる経験ができてうれしかったです。
高校1年生 おもしろおかしく話してくださったので、とても楽しかったです。オノマトペについて、とても興味がわきました!!
高校2年生 音のオノマトペからその言葉の感じを読みとる技術がすごいと思った。
高校3年生 言葉のはんいの広さに考えさせられた。
高校1年生 オノマトペにはそれぞれデータがあって、1つの語だけで「滑らか」とか「やわらかい」とか数多くの印象があると知って、とても驚きました!
高校2年生 情報学についてよく知らなかったので、今回の講義で知ってとても興味をもちました。
高校1年生 普段何気なく使っているオノマトペに、たくさんの意味が表されているのに驚いたし、そのイメージから言葉をつくるのがすごいと思いました。
高校1年生 オノマトペを入力すると、その言葉の特長がグラフ化されるということに、とても興味を持ちました。
高校3年生 オノマトペからイメージを計算できるというのが本当におもしろしと思いました。今度、自分の名前を入れてほしいです。
高校1年生 先生の説明がとてもわかりやすいけど、内容は難しくおもしろくて、関心が高まった。
高校2年生 おもしろいシステムとおもしろいアイディアだと思った。わかりやすい講義だった。
高校3年生 言葉をあそこまで分析できることに驚きました。
高校2年生 講義の最後に名前のイメージを見てもらうというのが楽しかったです。

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関心ワード
  • 擬態語 、
  • イメージ 、
  • 漫画(マンガ・まんが) 、
  • オノマトペ 、
  • 数値化 、
  • 病気 、
  • 広告

講義No.g004773

「ふわふわ」と「もふもふ」の違いって知ってる?

日本人はオノマトペが好き

 日本語は「さらさら」「ふわふわ」といったオノマトペ(擬声語・擬態語)が豊富で、『崖の上のポニョ』『純情きらり』など、作品や商品名、広告にもよく使用されています。特に少年マンガはオノマトペの宝庫で、物語中にはさまざまな個性的な言葉が登場します。また、日常生活では、無意識のうちに使われていることが多いようです。しかしオノマトペは実は感情と強く結びついた言葉であり、男性よりも女性の方が好んで使う傾向が見られます。

言葉のイメージを数値化するには

 オノマトペは音と意味合いが直結しているのも特徴です。例えば「キーン」と「カーン」を比較すると、母音の「イ」を使う「キーン」は一直線に伸びた印象で、母音の「ア」を使う「カーン」は広がっていく印象を持ちます。ほかにも「ゆったり」など、最後に「り」を付けると動作の完了が表され、「っ」が入るとスピード感を表すなど、構成を分解すると法則性を持っていることがわかります。こうした法則性を当てはめ、構成要素の影響度なども考慮して数値化していくと、言葉への印象を評価尺度で示す、「イメージ判定システム」ができます。例えば「ふわふわ」と「もふもふ」といった、似たような言葉も、「両方とも「やわらかさ」「丸み」で高い数値を示すが、「ふわふわ」の方が少し「丸み」を示す数値が低い」というように、違いが具体的にわかるようになるのです。

イメージ判定システムの応用法

 新商品や作品にとって、いかに新しい響きを持った音で、内容の特徴をとらえたネーミングにできるかは、大事なポイントです。この判定システムはそうしたクリエーターへの創作支援ができますし、また「ほわほわした素材がほしい」といった顧客の感覚的要望に対し、具体的な素材提案ができるようにもなります。ほかには海外旅行先で病気になった場合、「ズキズキ」「ガンガン」といった痛みを表す日本語特有のオノマトペを医師に伝えることもできるなど、実社会においてさまざまな応用法が考えられます。

参考資料
1:感性評価システムの出力結果:ずきん
参考資料
1:感性評価システムの出力結果:もふもふ
関心ワード
  • テキスト 、
  • インターネット 、
  • デコレーション 、
  • 楽曲 、
  • カラオケ 、
  • ポスター 、
  • ブログ 、
  • イメージ 、
  • 情報伝達 、

講義No.g004774

自分の書いたブログの「色」を知る方法

テキストには「色」がある?

 何かのテキストを読むとき、蛍光ペンや付箋でマーキングすることがあります。その目的の多くは周囲より目立たせ知覚度を上げるためですが、実はテキストの文字色と背景色にはそれ以上に重要な役割があります。実は内容に則した色にすると情報伝達効果を上げることができるのです。しかしテキストにはさまざまな言葉が用いられているため、そのテキストにどの色が合っているのかを瞬時に判断することはできません。単に「赤い」「青い」「明るい」「暗い」といった言葉に引っ張られると、テキストの伝えたい内容とはまったく違う色になってしまうこともあるのです。

人は言葉から色をイメージする

 まず言葉には色をイメージするものがあります。例えば「芝生」ならば緑、「12月」ならば赤、「爆弾」ならば黒といった具合です。しかし1つの単語からイメージされるのは1色とは限りませんし、個人差もあります。そこで「12月」ならば何%程度で赤が想起され、何%程度で緑や白などの色が想起されるのか、統計データを取る必要があります。そして色彩と結びつきやすい単語はあらかじめピックアップし、登録されていない単語は登録されているデータ内の単語と比較し、類似度を割り出します。それらをすべての単語で行い、さらに単語が持つ影響度や使用頻度も踏まえると、テキスト全体の「色彩ベクトル」が判定できるようになるのです。

味気ないテキストがカラフルに

 テキストの自動彩色ができるようになると、インターネット上のサイトやブログのカラーリング、さらに発展させればデコレーションを行うことができるようにもなります。提案される色は円グラフで何色か表示されますから、商品ポスターや広告、パッケージを考える際などに、どの色を組み合わせたら商品イメージが伝わりやすいか、デザイン提案もできるようになります。また歌詞も一種のテキストですから、カラオケに使用すれば楽曲に合った照明の切り換えや映像を表示するなど、さまざまな場面での利用が考えられるのです。

関心ワード
  • 擬態語 、
  • オノマトペ 、
  • 感性 、
  • 五感 、
  • 日本語 、
  • 擬音語 、
  • システム 、
  • 検索 、
  • 商品

講義No.g007122

人の五感と密接な関係をもつ、オノマトペが秘めている可能性とは?

日本語との親和性が高いオノマトペ

 オノマトペとは、「ピカピカ」といった見た目の様子や「すべすべ」などの触り心地を表す擬態語と、「コンコン」などといった音を表す擬音語をまとめたものです。日本語は音節構造が緩やかで、オノマトペ自体が語彙(ごい)のカテゴリーとして確立されています。そのため、ほかの言語よりもオノマトペの種類が豊富で、「もふもふ」などのように新たに生まれた表現でもすぐに普及するなど、日本語はオノマトペとの親和性が非常に高い言語です。

人間の五感とオノマトペとの密接な関係

 オノマトペは、使い方によっては、ありきたりの形容詞よりもきめ細かな表現が可能です。オノマトペの音の組み合わせと人間の五感との関係は、茫洋(ぼうよう)としてつかみどころのないものだと思われてきました。しかし最近の調査と研究によって、両者の間には非常に深い関わりがあることが判明し、オノマトペが人間に対してどのような印象を与えているのかを、感性の項目ごとに測定できるシステムが考案されました。この「感性評価システム」を導入すると、身近なさまざまな場面で応用することが可能になります。

オノマトペの「感性評価システム」とは

 例えば、商品を作るときオノマトペの感性評価システムが使えます。購入者に印象づけたいイメージをいくつかの感性の項目に振り分けて入力することで、その商品に最もふさわしい音の組み合わせの新しい商品名やキャッチコピーを提案する仕組みを実現できます。また、オンラインショップで欲しい商品のイメージを表すオノマトペを入力すると、それに合致する商品を検索・表示するシステムも実現可能です。また、言葉の通じにくい海外で体調を崩したとき、「おなかがシクシク痛む」といった細かくて伝えづらい症状を説明するときに役立つ医療診断支援システムも、すでに考案されています。あやふやなようで、実は人間の感性と密接で理にかなった関係を持っているオノマトペには、さらなる可能性が秘められているのです。

参考資料
1:感性評価システムの出力結果:ずきん
参考資料
1:感性評価システムの出力結果:もふもふ
この学問が向いているかも 工学、言語学、心理学、メディア情報学

電気通信大学
情報理工学域 I類(情報系) メディア情報学プログラム 教授
坂本 真樹 先生

メッセージ

 学校の勉強って、何のためにするのかわからないですよね? でも高校までの勉強は何も考えず、無心に身につけることをお勧めします。疑問を持つのは確かに大事です。ただし、それは勉強することに対してではなく、その内容や世の中のさまざまな出来事に向けた方がいいでしょう。何気なく見る世界にも、疑問の種が転がっています。いろいろなことに目を向け、何事にも一生懸命に取り組むことで、あなただけの疑問を見つけてください。そのとき、これまで身につけてきた知識が必ず役に立ちます。

先生の学問へのきっかけ

 私はもともと言語学を学んでいましたが、留学をしていた頃、話す言葉の違う人々とも通じる部分があることが不思議で、「私たちはどこまでが共通していて、どこからが違うんだろう?」と漠然と思うようになりました。「かりかり」「こりこり」といった「k」を使う音が固いものを表すという現象はいろいろな言語に共通していますが、日本語のオノマトペは外国人が習得するのは難しいとされています。音が人に与える印象の共通性と違いをコンピュータを活用してシミュレーションしたり、人の能力の不思議を研究するに至っています。

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坂本 真樹 先生がいらっしゃる
電気通信大学に関心を持ったら

 電気通信大学は、東京にある理工系国立大学で、「工学」と「理学」のうち、特に情報分野および理工分野を核とした教育研究を行っています。先端科学技術を支える全分野、例えば、情報、通信、電子、知能機械、ロボティクス、光科学、物理、量子、化学、物質、生命などの分野を網羅しています。社会で活躍する人材の育成をめざし、ものづくりに意欲を燃やす学生の期待に応える教育環境を提供します。