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木のゴミが世界を救う

高校1年生 とても面白い講義だった。先生の発想は素晴らしく、興味を持った。
高校1年生 木のゴミがここまで役立つことが分かりました、これからもっと実用化されれば地球温暖化問題が解決するかもしれないことも分かりました。
高校1年生 話すテンポがよくて、楽しんで講義を受けることができました!
高校1年生 ありがとうございました。
高校2年生 化学よりの内容であったが、先生が興味の湧くように講義を行ってくれたおかげで発想を転換することや、過去に失敗した研究者のデータ、自分たちの失敗を改善することの大切さが理解できた。ひとつの環境問題を解決する努力をすれば、ほかの環境問題の解決に繋がることが分かった。
高校1年生 中国の田んぼで育てていたお米のカドミニウムの数値がどうなったのかすごい気になります。
高校1年生 とても面白かった。
高校2年生 とても分かりやすく、興味が湧きました!
高校1年生 自分の興味のあることを探求する楽しさが感じられて、とても価値のある講義を聴かせてもらいました。私も環境を守る活動にとても興味があるので、今後の学習の励みにして夢を叶えられるように頑張ります。
高校2年生 木の間伐材で環境問題や地球温暖化問題解決を目指していることがすごいと思った。
高校2年生 大変興味深い内容でした。世界を救う、が言い過ぎのような気もしますが、木の断片を使うことによって様々な可能性があることを学べました。
高校1年生 とても面白い実験をされていてとても興味がわきました。
高校1年生 天然水には、重金属を無毒化する成分があり、その成分を木のウールを代用して、無毒化しているというのに関心を抱きました。とても役立つ講義でした。ありがとうございました。
高校1年生 木のブロックではなく木の肥料の方が私的には好きです。
高校2年生 考えのプロセスがはっきりしていてよかった。
高校1年生 木のゴミが土にとてもいい効果をもたらし何より捨てられるやつを利用し、農業などといったものに貢献するといったのは国や世界にとってとても必要なことなのですごいことだと思いました。
高校1年生 すごかった。
高校1年生 木のゴミで世界を救う計画が、魅力的だった。
高校1年生 イタイイタイ病の原因であるカドミウムを、木の廃材を利用して吸収して減少させるという発想がすごいと思いました。私もそのような素晴らしい発想ができるように、より沢山の知識を得たいと思いました。
高校1年生 工学の面白さを知れた。楽しく講義を受けることができました。
高校2年生 私は文系ですが、すごく面白かったです!
高校1年生 木のゴミに着目した群馬大学の研究の説明がとても面白く、聴けてよかったと思いました。ありがとうございました。
高校1年生 木の皮も使い方によっては大きな影響もある事に驚きました。すごい研究だと思います。

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関心ワード
  • 水銀 、
  • カドミウム 、
  • 汚染 、
  • 有害物質 、
  • 公害 、
  • 環境

講義No.g009771

人間や環境を守るための環境分析・環境浄化の技術とは?

日本の公害事件の原点、足尾鉱毒事件とは?

 かつて群馬県と栃木県の渡良瀬(わたらせ)川周辺で発生した、足尾(あしお)鉱毒事件を知っていますか? 19世紀後半から足尾銅山で銅の精製時に発生する有害物質が、渡良瀬川などに流出して公害をもたらした事件で、日本の公害事件の原点と言われています。
 その後、1950年代から70年代には、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病など全国各地で公害問題が発生しました。いずれも工場から有機水銀やカドミウムなどの有害物質が河川や海に流出して、環境を汚染したことが原因でした。

土に含まれる分解生成物が銅を無毒化

 「環境分析化学」というのは、環境中にある有害物質を分析して、人間や環境にどのような影響を与えるかということを研究する学問です。そのためには水や土壌について時間をかけて広範囲に分析する必要があります。例えば、足尾銅山は1973年に閉山されましたが、渡良瀬川の上流には今でも一般的な川の10倍ほどの銅が検出される場所があります。ただ、長年にわたる分析・調査の結果、すでに無毒の状態になっていることがわかりました。土の中には動植物を微生物などが分解することによってできる分解生成物が必ず入っています。その分解生成物が銅を包み込んで無毒の状態にしているのです。

環境中にある有害物質を分析し、取り除くには

 有害物質を取り除く方法として、例えば木に含まれるリグニンという物質が重金属とくっつく特性を利用して、有害な重金属を吸着させて除去する材料が開発されています。また、イタイイタイ病の原因になったカドミウムを含む米の問題に悩まされている中国では、水田を使って米のカドミウム濃度を基準値以下に下げる実験が行われています。
 環境汚染対策は人間や環境を守り、持続可能な社会をめざす地球規模での課題です。今後も新しい環境分析の方法や有害物質除去素材の開発が期待されています。

この学問が向いているかも 環境化学、分析化学

群馬大学
理工学部 環境創生理工学科 教授
板橋 英之 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 私は環境創生理工学科で、持続可能な資源や環境に配慮する技術を研究しています。具体的には環境分析や環境の浄化技術をはじめ、地球温暖化対策として、未利用バイオマスを使って二酸化炭素を固定化する技術など、環境問題の解決のための研究を多面的に行っています。
 群馬大学理工学部は、明治時代から日本の基幹産業だった繊維産業で栄えた桐生(きりゅう)市にあります。山も川もあり豊かな自然環境に恵まれていますから、環境問題に興味があれば、研究をするには絶好の環境です。

先生の学問へのきっかけ

 私は群馬県桐生市の出身で、桐生市内で小学校から大学まで通いました。桐生市には足尾鉱毒事件の舞台となった渡良瀬川が流れています。叔父が足尾の精錬所に勤めていて、子どもの頃から足尾にはよく通っていましたが、当時は公害や環境問題には関心がありませんでした。しかし大学に入って渡良瀬川の環境調査に出合って以来、渡良瀬川の環境を調べるのが自分のライフワークだと考えています。近年は、除草・殺菌・消臭効果のあるブロックや土壌改良剤を開発し、それらの商品化のために大学発のベンチャー企業を起ち上げました。

大学アイコン
板橋 英之 先生がいらっしゃる
群馬大学に関心を持ったら

 群馬大学は北関東を代表する総合大学として、優れた人材を育成し、学問の研究と応用、福祉への貢献など、社会的使命を果たすことを特色としています。「社会のニーズに配慮しつつ細分化から総合化へ」という理念を研究面、及び教育面に具体的に実現させ、「研究活動面における社会との連携及び協力」に高く評価される形となって生かされています。