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口の細胞を使って傷んだ靭帯を再生させよう

高校2年生 歯科学への興味が湧きました!ありがとうございました!
高校1年生 講義を受けて良かった。
高校2年生 歯学部というくくりの中でスポーツ選手の靭帯損傷を回復させる事に繋がると知り、驚きました!
高校2年生 とても面白い話で、これからももっと研究を続けて欲しいと思いました。
高校1年生 楽しかったです。
高校2年生 興味のある分野ではありましたが、それが歯の矯正の期間を縮めることやスポーツ医療までにつながることは知らなかったので感動しました。ありがとうございました。
高校1年生 生物の授業で出てきた用語も沢山出てきて、理解出来ることが多くて面白かったです。分かりやすくて理解出来ることが多くて面白かったです。
高校1年生 とっても説明がわかりやすかったです。まさか口の中ににある細胞から靭帯の細胞を作ることができるとは思いませんでした。とても楽しかったです。ありがとうございました。
高校1年生 説明がわかりやすくすごく可能性を感じました。
高校1年生 生物基礎の内容から引用して高校生でもわかりやすく、かつパワポなどを活用していてとても分かりやすかったです!
高校2年生 口の中の細胞で他の箇所の怪我を治せるのはすごいと思った。
高校1年生 柔軟な発想から歯と靭帯を結びつけ研究していることころに医療系総合大学ならではの魅力を感じました。
高校2年生 がんの危険性がなく細胞移植出来るのを発見したのはすごい。
高校1年生 iPs細胞の欠点を生かして新しい方法を考えるのがすごいと思いました。
高校1年生 研究すれば自分の分野だけでなく色々なことに発展できるんだなと思った。話は難しかったけどとても興味深かったです。ありがとうございました。
高校1年生 分かりやすくとても興味の湧く講義でした。今日はありがとうございました。
高校1年生 たくさんの切り口から物事を考えること、ゴールは1つであると限らないという事がよく分かりました。
高校1年生 とても歯について関心を持ちました。岩手医科大学を見に行ったりたくさん勉強したいです。
高校1年生 iPS細胞の欠点はあまり知らなかったので、とても勉強になりました。また、ある遺伝子を加えてコントロールする方法も興味深く面白い内容でした。
高校1年生 口の中の細胞で靭帯を再生できる事を初めて知りました。すごく面白いと思いました。貴重な体験が出来ました。
高校2年生 ひとつの細胞がいろいろな細胞に変化する発見があったことは驚きでした。
高校1年生 自分も強制をしていながら、矯正のしくみがわかり面白かったです。
高校1年生 非常に関心が高まる講義でした。私は岩手医科大学が第一志望なので、学部は異なるかもしれませんが先生のような素晴らしい研究ができるよう、努力したいです。

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関心ワード
  • 歯槽膿漏 、
  • スポーツ 、
  • 靱帯(じんたい) 、
  • 歯 、
  • 細胞 、
  • アスリート 、
  • 治療 、
  • 遺伝子 、
  • 血液

講義No.g004104

口の中の研究が、スポーツ選手の選手生命を伸ばす!?

歯槽膿漏の治癒が、じん帯再生につながる

 あなたは口の中にも「じん帯」が存在することを知っていますか? じん帯と言えばスポーツ選手の肘や膝などのケガでよく耳にし、損傷すると選手生命を左右するほどの影響を及ぼす、いわばアスリートの生命線です。じん帯は完全には再生しない組織です。その理由は周辺に血管があまり通っておらず、回復に必要な栄養が行き届かないためです。
 ほとんど知られていませんが、あごの骨と歯の間にも歯周じん帯というものが存在し、クッションのような役目を果たしています。この歯周じん帯の損傷により引き起こされるのが歯槽膿漏です。今この歯槽膿漏の、言い換えればじん帯の治癒についての研究が進められています。

血液を行き渡らせることで自然治癒を促進

 じん帯の治癒で最も大事なのは、組織のまわりに血液を巡らせることです。血液は治癒に必要な栄養を供給したり、その組織を作ってくれる細胞を損傷した部位に届けたりなど、非常に重要な役割を担っています。またさまざまな組織の源となる未分化細胞が体のいたるところに眠っていることも徐々に判明してきました。それがどのような条件下で血管をはじめとする治癒に必要な組織になるか、あるいはどうすればその細胞の数が増加するかなど、現在遺伝子レベルでの研究が進んでいます。

将来は、じん帯移植手術が不要になる?

 ヒトの遺伝子は約2~3万個あり、その中から、おそらく数個というじん帯に血液を巡らす遺伝子を見つける調査が現在も進められていますが、言うまでもなく一朝一夕に成果を挙げられるものではありません。しかし、この調査が進めば、現在のじん帯損傷の対処法である移植手術が将来は不要になる可能性があります。
 口の中の研究が進むことでじん帯の治癒が可能になり、その治療法を活用することで選手生命が長くなる日はそう遠くないのかもしれません。口の中とアスリートの選手生命、一見まったく関係ないようで、実は密接な関わりがあるのです。

参考資料
1:お口の中のじん帯細胞が血管をつくる様子
この学問が向いているかも 歯学、再生医学

岩手医科大学
歯学部 歯学科 教授
石崎 明 先生

メッセージ

 「なぜだろう?」と感じたことや、興味が湧いたことはとことん調べてみてください。私へのメールなどでの質問も大歓迎ですし、直接話をするなどして、自分ができる限りの手助けをしたいと思っています。大事なのはいろいろな方向性を模索してみることです。高校生くらいの年代では本当に自分のやりたいことがわからない場合もあると思いますが、理系・文系を問わず、全体を見渡すことであなた自身が進みたい道が見えてくるのではないでしょうか。

大学アイコン
石崎 明 先生がいらっしゃる
岩手医科大学に関心を持ったら

 明治30(1897)年の私立岩手医学講習所を前身とし、以来120年以上「医療人たる前に誠の人間たれ」を建学の精神として、医師7,000余名、歯科医師3,000余名、薬剤師600余名を全国に送り出してきました。2017年の看護学部開設に伴い、医・歯・薬・看護学部の4学部が同一キャンパスに揃う医療系総合大学とし、学部・講座の垣根を越えた密接な連携による教育・研究を行っています。チーム医療教育の強化により、「病気を診るのではなく、『人』を診ることのできる」深い人間性を備えた医療人の育成を目指します。