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注射器要らず! 皮膚にペタッと貼るワクチン

高校1年生 「医療系は難しいだろうな」と思っていたけど、先生の分かりやすい講義を聞いたら、「医療はとっても楽しい、人のためになる学部だと感じました。」。
高校1年生 いつか私たちが自分たちでワクチンをうてる日がくるといいと思いました。より、薬学に興味をもてました。
高校1年生 すごく分かりやすくて面白い、ためになる講義でした。将来、貼るワクチンを使えるようになればいいなと思いました。
高校1年生 とてもおもしろかったです!「パワポが見やすい・分かりやすい・まとまってる」という3拍子がそろっていて聞いていてワクワクしました!!楽しかったです!ありがとうございました!
高校1年生 ペタッとはるだけなのに効果も高く、技術はすごいなと思った。医師を支えている薬学部のすごさや大切を感じました。
高校1年生 もともと医療にはあまり関心がありませんでしたが、この講義でとても興味が湧きました。ありがとうございました。
高校1年生 画期的な物だと思います。もとは医学志望でしたが、薬学にも興味がわきました。
高校1年生 興味のある薬学への興味が非常に高まりました。とても楽しかったです。感染病で苦しんでいるたくさんの人がはるワクチンで元気になったらいいなと思いました。
高校1年生 私は薬学に少し興味があり、また「貼るワクチン」と聞いておもしろそうだなと思いました。講義を聞いて、注射器で行うよりも良い条件なので使ってみたいと思いました。今までより興味を持てました。
高校2年生 自分の興味と全てが一致していて、とてもおもしろかった。貼るワクチンが普及したらすごいと思う。質問にも丁寧に答えて下さって、とてもためになった。
高校1年生 自分は注射が大嫌いなのでタイトルに心が引きつけられました。将来は薬学希望なので講座を受けれてよかったです。
高校2年生 純粋に医学の進歩ってすごいなと思ったし、研究する人もすごい所に問いを作ったなと思いました。私も何か自分の力で人のためになることをしたいなと思いました。
高校1年生 貼るワクチンのことがとてもよく分かりました。先生の説明も分かりやすく、薬学に関して興味がわきました。
高校1年生 薬学にとても今興味をもっていてこの講義を選びました。面白くてとても分かりやすく、さらに興味をもちました。ありがとうございました。
高校1年生 薬学部についての興味がとてもわいてとてもおもしろかったです。
高校1年生 薬学部のおもしろさが分かりました。将来実用化されてたくさんの子どもたちが助けられたらいいなと思いました。
高校1年生 一番楽しみにしていた講義だったので行くことが出来て良かった。最先端技術について生でお話をきけて貴重な機会になったと思います。従来の注射型ワクチンとはるワクチンの比較があり、とても分かりやすかったです。親水性ゲルパッチはよく知らなかったので、どのような構造か知れてよかったです。
高校2年生 貼るワクチンというものを知らなかったので、知ることができてよかったです。貼るワクチンの仕組みがすごくておどろきました。
高校1年生 とても分かりやすかったです。知らないこともあったので勉強になりました。
高校1年生 最近の医りょうはすごいなと思いました。
高校1年生 世界の感染症問題の解決の近道となるようなはるだけのワクチンに興味を持った。
高校1年生 薬学への興味が増した。薬で人の役に立つこともかっこいいなと思った。画期的だった。
高校1年生 二種類の貼るワクチンがあるのを講義で知り、とても魅力的に感じました。自分達でワクチンが打てるようになる未来が近いのかなと思いとても楽しみになりました。
高校2年生 ワクチンは要冷蔵なのは知りませんでした。そして、注射が必ずしも安全ではない。それとは違ってはるワクチンは痛みも冷蔵がいらないなんて万能ではと思いました。
高校2年生 昨年からきになっていた講義だったので貼るワクチンについて詳しく知ることができて本当によかったです。
高校2年生 注射型のワクチンではなく、貼るワクチンがあるのは、痛くないから、という理由だけでなく、保存方法などの問題もあるということが一番印象に残りました。
高校1年生 すごい技術だと思いました。
高校1年生 とても聞きやすかったです。実際にそのワクチンを体験してみたい。見た目はとてもうすくシールみたいだった。
高校2年生 痛くない、自分でもできるワクチンがかいはつされてすごいと思いました。子供でもできるので、使えるようになってほしいです。
高校1年生 場所は遠いけれど、注射の発展とその先についてとても興味をもてた。
高校2年生 貼るワクチンが普及されることで、将来とても助かる人も増えると思うし、子どももみんな予防しやすくなると思います。
高校2年生 自分で貼れるようになるかもしれないと知っておどろきました。また、貼るワクチンが早く開発されてほしいと思いました。自分もつけてみたいと思ったし、おもしろかったです。
高校1年生 実験の様子などとともに説明され、とても分かりやすかったです。
高校1年生 医学に興味を持つ事ができました。とても面白かったです。
高校1年生 最先たんの医療をしれてよかった。ありがとうございます。
高校1年生 私は注射が苦手なので、貼るワクチンが普及したら、とても役立つと思いました。また、その開発にとても興味をもつことができました。
高校1年生 パワポで説明する順番がものすごくよかった。ヒフにはるだけだからいいと思ったが、意外にも期待できそうだった。
高校1年生 みんなが痛がらず積極的にワクチンをするようになればもっとインフルエンザなどがはやりにくくなるのではと思いました。
高校1年生 自分に最も興味のある学部で、聞けて本当によかった。
高校2年生 実用性に向けてまだまだ課題がたくさんあってたいへんそうだなと思いました。将来のためにこれからもがんばってください。
高校1年生 痛くない注射を開発しているところにおどろきました。
高校1年生 ビデオを利用し、実物を持ってきてくれたので、興味関心がより高まり、楽しんで講義を受けることができました。
高校1年生 ワクチンを注射器で打つという常識をくつがえす面白い発想だと思いました。
高校1年生 今回、授業を受けてみて、注射がいらないので、予防できるものの道具がどのようになっているのかが、分かりやすく説明されていてよかったなと思いました。
高校1年生 専門用語が多く、難しかったですが、かっき的なワクチンの接種の仕方ですばらしいなと思いました。この方法で1人でも多く生きられる子供が増えればなと思いました。
高校1年生 貼るワクチンのメリットが分かりました。いつでもどこでも、安全に、使えられることがすごいと思います。とても分かりやすかったです。
高校1年生 本当にはれるワクチンができたら面白いなと思った。今の常識をくつがえすような研究をすることに興味がでてきた。
高校2年生 イラストも話し方も丁寧でとても分かりやすかったです。
高校1年生 貼るワクチンの仕組みや淒さを理解でき、講義としての内容も自分の知らなかったことを多く知ることができたので楽しかったです。
高校1年生 はるだけでワクチンが打てることに感心しました。
高校1年生 とても興味が湧きました。はれるワクチンが未来で実用できるようになるのが楽しみです。
高校1年生 皮ふに貼るワクチンはとても新しいと思いました。はやく世の中に出回って欲しいです。
高校1年生 ワクチンはほとんどの人が痛いと感じ、やりたくないものだけれど新しい方法を得ることにより、医療を進化させ多くの人々に役に立つものになるのだなと思いました。
高校1年生 はるワクチンが実用化されたら痛い思いもしなくていいので、安心で楽なのでいいなと思いました。
高校2年生 非常に興味深かったです。いつか貼るワクチンが、つかわれるようになるといいなと思いました。質問も答えてくださりありがとうございました。
高校1年生 色々な感染症に対する対策として新しいウクチンの形を知ることが出来て、おもしろいと感じた。貧困国でもはやく広まってほしい。広める貢献をしたいと思いました。
高校1年生 未来で、実用可能になると、救われる人が増えますね!!研究を頑張ってください。
高校1年生 図があって、ワクチンのしくみがわかりやすかった。
高校1年生 注射で失敗されたことがあってとても痛くてトラウマなのでこういう注射を普通に使えるようにしたいです。
高校1年生 痛くないワクチンはとても良いと思った。発展途上国の子どもたちの死亡率が低くなるというのはすごいなと思った。
高校1年生 貼るワクチンは、発展途上国でも安全に使えるということをきいて非常に興味がわきました。貼るワクチンを貼ったら体にどのような影響がでるのかがとても分かりやすく面白かったです。
高校2年生 貼るワクチンを用いることで良いことがある。ということがわかりました。すごくわかりやすくて、興味がよりわきました。ありがとうございました。
高校2年生 注射の痛みがなくワクチンをできるのはとても魅力的だなと思いました。コストも下がり、簡単にもなるので、早く実現できるといいなと思います。
高校1年生 話が分かりやすく、興味を持つような工夫がしてあり、面白かったです。
高校1年生 図や絵がスライドに多く入っていてすごく分かりやすかった。薬学おもしろいなと思った。注射しないで貼るだけのワクチンは画期的だなと思った。安全で、すごく良い開発だと思った。
高校1年生 注射いらずのワクチンなんてとても素晴らしいと思いました。私も研究をしたいと思いました。
高校1年生 スクリーンがすごく見やすくて、わかりやすかった。ワクチンは貼るのと、小いさい針でさすのでは効果が同じか気になった。ありがとうございました。
高校1年生 難しい内容でしたが、とても分カりやすくて、とても薬学について興味を持つことができました。
高校1年生 肌にはるようになれば注射をうつ人もうたれる人にもメリットがあって、実用化してほしいと思いました。
高校1年生 本当に貼るワクチンが開発されて、自分で貼れるようになったらうれしいと思いました。とげとげのパッチが構造がすごいと思いました。また、薬のじょうざいがなくなってほしいと思いました。
高校1年生 最新技術によって発展途上国の人々が救われることを願っています。
高校2年生 痛くないワクチンは痛くないというメリットだけでなく保管・輸送を低コストで行うことでき、注射器と注射針を使う必要がないメリットがあることがすごいと思った。
高校1年生 分かりやすくてとても良かったです。貼るだけのワクチンがあるとは知らなかったのでとても驚きました。
高校2年生 貼るワクチンはどんなものかと気になり、受けてみましたが、もっと深く勉強したくなりました。将来の実用化にむけてがんばってください。
高校2年生 貼るだけのワクチンにはさまざまな可能生があり、もっと使われるようになったら、医学界を変えると思った。
高校1年生 貼るワクチンの開発によって発展途上国の人たちにも行きやすくなることが分かりました。注射は意外にコストがかかることが分かりました。
高校1年生 痛くなくて病院にも行かなくていいなんてすごいと思った。また、ワクチンは血管に入れないといけないのかと思っていたので、とてもおもしろかった。
高校1年生 とても興味深い内容でした。パワーポイントがあったのですごく分かりやすかったです。貼るワクチンをもっと普及させてください。
高校2年生 貼るワクチンの方法が親水性がグルパッチと皮膚内溶解マイクロニードルかあることかわかりました。楽しみに待っています。
高校1年生 すごくおもしろくて勉強になった。
高校2年生 講義を受けるまでは貼るワクチンの存在を知りませんでした。私もインフルなどの注射を受けるとき、痛くてイヤだったので貼るワクチンの存在をいろんな人に知ってもらいたいと思いました。
高校1年生 とても分かりやすくて良かったです!!注射がとても嫌いなので面白かったです!!
高校1年生 皮膚に貼るだけでワクチンができることにとても驚きました。貼るだけのワクチンが使われるようになれば、感染しなく自分でできるので便利だと思いました。
高校1年生 はるワクチンについてよくわかりました!
高校2年生 自分も注射が嫌いなので、この貼るワクチンは一刻も早く普及してほしいと思った。とても興味深い内容でおもしろかった。
高校1年生 医学の進歩がとても感じられました。レーシックを受けたいのでそれも簡単になってほしいです。
高校1年生 医学について少し興味がわきました。
高校1年生 とてもおもしろかった。理系じゃないけど、人の役にたつ仕事や研究は楽しそう。
高校1年生 注射はだれもがいたくとうけたくない人がたくさんだと思うけど、これだとみんながふたんなく受けられると思うとすごいなと思いました。
高校1年生 注射器がいらないワクチンはすごいと思った。自分ではれたり、コストがかからなかったりして、ワクチンができる人が増えて、多くの命がすくえるようになると思うと感動した。
高校2年生 貼るワクチンに便用化ができればもっと助かる命があること、ぜひ将来的に商品化していたら便利になるだろうなと思いました。実用化されたら私も使います。
高校1年生 とてもわかりやすい講義でした。インフルエンザなどの身近なものに注射器いらずでウイルスを入れることができると知ってビックリしました。
高校2年生 「貼るワクチン」という最先端の技術と研究による新しいワクチンの投与の仕方について知れてよかった。ぜひ普及して感染症に苦しむ子たちに役立ててほしい。
高校1年生 元々この分野には興味があったので、お話がきけて本当に良かったです。
高校1年生 1日に世界で4000人もの子供が感染症で亡くなっていることを知り、恐ろしかった。貼るだけのワクチンが実現したら多くの命を救うことができると知ってすごいと思った。
高校1年生 思ったよりもはるワクチンはすごいと感じた。室温で保管ができるのはおどろいた。説明は分かりやすく聞きやすかった。
高校2年生 分かりやすく、楽しく聞くことができました。質問にも答えていただきありがとうございました。
高校1年生 とても分かりやすくて、おもしろい授業でした。私も注射が苦手なので貼るワクチンが普及されるといいなと思いました。
高校1年生 保存や運送などがしやすくなるとこれからの医療の発展につながることができるなんてすごいと思いました。
高校1年生 親水性ゲルパッチや皮膚内溶解型マイクロニードルなどが、本当に実現すれば、たくさんの人を助けることが可能になると思いました。
高校2年生 貼るタイプのワクチンとても便利だと思いました!早く世の中に出てほしいです。私もそのような薬学をみにつけたいです。
高校1年生 ワクチンの技術の発達がとても良いと思います。貼るワクチンにとても興味が湧きました。
高校1年生 今、この世の中で注射ができず亡くなっている子ども達にこのワクチンを早くとどけて、あげたいなと思いました。
高校1年生 とても分かりやすかったです。皮膚にはるワクチンに興味がわきました。
高校1年生 貼るだけのワクチンには利点が沢山あることが分かった。
高校1年生 ワクチンを嫌う子供も多いし低コスト、二次被害もないのでとてもかっき的でよいと思った。
高校1年生 今後の社会の中でとても役立つとおもったしとてもかっき的だなと思いました。とてもおもしろかったです。
高校1年生 将来貼るワクチンができた時、未来はすごくかわると思いました。日本だけでなく、外国でも必要とそれるすごいものです。できるのがたのしみです。
高校1年生 注射がきらいで、期待もこめて受講しました。とてもおもしろかったです。
高校2年生 貼るワクチンについて今までも知っていたが、この講義を通してさらに理解が深まった。
高校1年生 注射型のワクチンよりメリットが多いことがわかった。
高校1年生 感染症の話から始めていただいたので、さらに理解が深められた。
高校1年生 前から貼るワクチンがあることは知っていたけど詳細はしらなかったので知れてよかったです。貴重なお話ありがとうございました。
高校2年生 注射ではなく貼るワクチンを考えるのがユニークだった。貼るワクチンのメリットは痛くないだけでないのがすごいと思った。
高校1年生 新しい画期的なワクチンについてよくわかるとともに興味を持ちました。
高校1年生 むずかしい用語もかみくだいてすすめてくださり、理解が深まった。はりのない注射やってみたいです。
高校3年生 本当の大学の講義を聞いているようでした。すごく興味深い内容で、これからのワクチンが楽しみです。
高校2年生 貼るワクチンが広まったら、たくさんの命が救えると思う。貼るワクチンはスゴイと思った。私も研究をしてみたいと思った。
高校1年生 私も注射が苦手で、痛くないワクチンという講義に来たのですが、痛みがないだけでなく発てん途上国の子供たちのためにもなるのだと知って少し反省しました。いつかもっと手軽なワクチンの時代が来るのが楽しみです。
高校1年生 分かりやすくて、おもしろかった。自分も体験してみたいと思った。
高校2年生 貼るワクチンがどのように作られたのかなど、分かりやすくて良かったです。将来、つかってみたいと思いました。
高校1年生 かつての注射はデメリットばかり、今はワクチンも痛くない、そして画期的な方法でとても興味を持ちました!
高校2年生 感染症によって1日に4000人の子供が死んでいると知り驚いた。経皮投与型ワクチンが実際に使われるようになれば良いなと思えた。
高校1年生 分かりやすい講義でした。実際に貼るワクチンができたら使用したいです。
高校1年生 初めてシールタイプのワクチンについて知ってすごいなと思った。話も分かりやすくておもしろい講義でした。
高校2年生 貼るワクチンは、痛いのを抑えることにメリットがあるだけでなく、持ち運び可能や冷蔵管理不要など、他にもメリットがたくさんあることが分かって、よかったです。
高校1年生 貼るワクチンという考えがすごいなと思いました。実際に病院などでも使えるようになったらいいなと思いました。
高校1年生 貼るワクチンは、痛みをおさえるだけでなく、途上国にとっても便利で、すごいと感じました。
高校1年生 発展途上国でワクチンができるようになるといいと思った。
高校1年生 本日は講義ありがとうございました。素晴らしい研究をどうぞこれからも頑張ってください。
高校1年生 はるだけでワクチンが体内にとりこめるなんて本当にすごいことだと思います。将来自分でワクチンせっしゅができるなんて考えてもみませんでした。とても楽しみです。
高校1年生 かっきてきだった。ひかくも多くてわかりやすかった。
高校1年生 じっさいにもってきていてよかった。
高校1年生 とても参考になった。
高校1年生 とても分かりやすかったたいへんタメになった。
高校2年生 とても分かりやすくて楽しかった。
その他 映像もあり理解しやすかった。
高校1年生 再来年行きます。
高校1年生 自分は注射が嫌いなのでうれしいです。
高校2年生 注射器は必要ないのは本当にすごいなと思いました。
高校1年生 注射器を使わずにやることができるようになるのはすごかった。

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関心ワード
  • ドラッグデリバリーシステム 、
  • 副作用 、
  • がん 、
  • 治療 、
  • 薬・医薬品 、
  • 抗がん剤

講義No.g003373

DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)

必要な量の薬を効果的に患部に届ける

 DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)とは、「薬物送達システム」のことで、“必要な量の薬物を、体内の必要な場所に、必要なときに供給する手段”のことです。一般的に内服や注射で投与された薬物は、血液に乗って体内を循環します。そのため患部にだけ作用してほしい薬物が、正常な組織にも拡散してしまい、肝心の患部に届く量はごく一部です。患部に届く薬物量が少ないと効果が得られないために投与量を増やさなければなりませんが、その場合正常な組織に拡散する薬物が増えてしまい副作用の原因となります。DDSは薬物の過剰な投与や副作用を抑え、より安全で、効果的に患部に薬物を運ぶ手段として研究が進められています。

抗がん剤投与に朗報

 DDSの恩恵が大きい薬物のひとつが抗がん剤です。がん細胞の活発な増殖を抑える抗がん剤は、血液中に入って全身を循環するため、髪の毛を作るような健康で活発な細胞にも悪影響を与えます。これが抗がん剤投与によって「髪の毛が抜ける」副作用の原因です。例えるなら現在の抗がん剤治療は、高層ビルの上層階で起きている火事(がん)を消すのに、燃えている所だけに放水するのではなく、ビル全体(体全体)を水浸しにして消火しているようなものなのです。なんとか患部(がん)のみに効果が現れる抗がん剤治療ができないか、というのが患者や医師の長年の望みでしたが、DDSはまさにピンポイントで患部にのみ放水し、消火を可能にしようとするものです。

ジワジワ作戦とミサイル作戦でデリバリー

 DDSには、薬物を一定期間にわたって一定の速度で放出させるシステムや、患部を正しく選んで、ピンポイントに薬物を輸送するターゲッティングシステムなどがあります。一定期間にジワジワ放出させるには、高分子の膜などで薬物を包んで透過量をコントロールする方法があります。狙った場所に的確に輸送するには、患部に集まる性質を持つ物質で作られた膜に薬物を封じ込めて狙い撃ちする方法があり、別名ミサイル療法と呼ばれています。

関心ワード
  • 免疫細胞 、
  • 副作用 、
  • 血液 、
  • 分子 、
  • 免疫 、
  • 細胞 、
  • 抗体 、
  • がん 、
  • 治療 、
  • 薬・医薬品 、
  • 抗がん剤 、
  • 抗体医薬

講義No.g003374

抗体医薬が、がん治療を変える!

抗体は優れた生体防御システム

 人間は、体内に病原菌などの異物が入ってくると、それに特異的に結合する抗体を自ら作り出します。抗体とは免疫細胞が作るタンパク質の一種で、侵入してきた異物に結合してやっつけます。これが生体に備わっている防御システムで、「免疫」と呼ばれるものです。これまでに体内で作られたさまざまな抗体は、血液中を循環しており、病原菌などの攻撃から生体を守っていますが、この抗体をがん治療に利用する方法が、近年注目されています。

血液中をパトロールしてがん分子を発見

 がん細胞は通常の健康な細胞とは違う分子を持っているので、その分子を特異的に認識する抗体を作ればがん細胞に確実に照準を合わせられます。血液中をぐるぐる循環している抗体ががん細胞のその分子を見つけると、すぐさま結合し、さらにこの抗体にがん細胞を殺傷するはたらきのある免疫細胞が引き寄せられ、がん細胞を攻撃します。いわば抗体は血液中をパトロールする警備員で、怪しい特定の細胞を見つけると逮捕すると同時に、腕に覚えのある免疫細胞をも呼んできて相手をやっつけるというわけです。この仕組みを利用したのが「抗体医薬」と呼ばれるもので、そのいくつかは実用化されています。

ターゲットのがんに確実にヒット

 通常のがん治療では、抗がん剤が血液中に入って全身を循環するので、健康で活発な細胞にも悪影響を与えてしまい、例えば髪の毛が抜けるなどの副作用が現れます。抗体医薬は標的とする悪者の形を見分けてやっつける相手を特異的に特定できること、体の中で効果を発揮する時間が長いこと、副作用を軽減させる可能性があることなどが大きな特長です。「ターゲットの形を自分で見分け、狙ったターゲットにだけ作用する」という抗体医薬の特性は、当たり前のようでいてなかなか実現できなかったため、薬の役割としては大変画期的なのです。副作用の少ないがん治療は、患者さんや治療医の長年にわたる悲願でした。さらに実用化が進めば、がん治療の未来は大きく変わるでしょう。

関心ワード
  • ミサイル療法 、
  • 分子 、
  • 副作用 、
  • タンパク質 、
  • 血管 、
  • 医療 、
  • がん 、
  • 治療 、
  • 薬・医薬品 、
  • 細胞 、
  • 抗がん剤

講義No.g003396

血管新生を阻害せよ! 注目のがん治療法

がんは自前で血管を作り増殖する

 人間の体の細胞は、血液から酸素や栄養を補給しており、その血液は血管の中を流れています。がん細胞が増殖するためには、多くの酸素や栄養が必要で、そのためには血液が流れる血管が必要です。そこでがんは新しい血管を形成(血管新生)し、周囲の血管から血液を引いてきて、がん細胞の中に酸素や栄養を取り込めるようにします。こうしてがんはどんどん大きくなり、体中に転移を始めます。この血管新生を阻害できれば、がん細胞に栄養が行き渡らないので、いわゆる「兵糧攻め」で、多数のがん細胞を死滅させることができ、治療に役立つと考えられています。

がんの血管新生のメカニズム

 血管の内側は血管内皮細胞で構成されており、この細胞が血管新生のカギを握っています。がん細胞はまず血管内皮細胞の増殖を刺激するタンパク質を分泌します。さらに周囲の結合組織を分解する酵素を出して、増殖した血管内皮細胞をがん組織の方へ導き、新しい血管を作っていきます。つまりがん細胞は血管新生のためにさまざまな指令物質を作り出し、周囲の血管がその指令を受け止めているというわけです。ですから血管新生を阻害する薬剤には、「がん細胞が指令物質を作れなくする作用」か、「周囲の血管が持っている、指令を受け取るセンサーを効かなくさせる作用」のいずれかを持たせればいいことになります。

ミサイル療法で血管内皮細胞だけを破壊

 しかしこの方法論では、すでにできてしまった血管への効力は弱いと考えられます。近年の研究で、がんが作った血管の内皮細胞には、目印となるマーカータンパク質が存在することが明らかとなりました。それらをターゲットにして、がんの血管内皮細胞のみを破壊する薬を、狙いを定めたミサイルのように届けられれば、副作用が少なく効果的に血管新生を阻害できると期待されています。このように特定の分子およびその分子がある組織を目がけて薬剤を届ける療法は「ミサイル療法」と呼ばれ、患部だけを狙い打ちできる治療法として注目されています。

この学問が向いているかも 薬学

大阪大学
薬学部 薬剤学分野 教授
中川 晋作 先生

メッセージ

 研究=知識ではありません。大学に入学するには最低限の知識が必要ですが、重要なのは知識をどれだけ持っているかではなく、生きていく上でどう知識を使いこなせるかです。薬学の研究も同じで、どうしたら患者さんに副作用が起こることなく治療できるか、ひとつの治療法がダメならどこをどう改善すればいいのか、などの攻め方を持てる知識を駆使して考えていくことが大切です。大学では“研究”を題材にして科学的論理思考に基づいた総合判断力を身につけてほしいと思っています。

大学アイコン
中川 晋作 先生がいらっしゃる
大阪大学に関心を持ったら

 自由な学風と進取の精神が伝統である大阪大学は、学術研究でも生命科学をはじめ各分野で多くの研究者が世界を舞台に活躍、阪大の名を高めています。その理由は、モットーである「地域に生き世界に伸びる」を忠実に実践してきたからです。阪大の特色は、この理念に全てが集約されています。また、大阪大学は、常に発展し続ける大学です。新たな試みに果敢に挑戦し、異質なものを迎え入れ、脱皮を繰り返すみずみずしい息吹がキャンパスに満ち溢れています。