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あたらしい触覚学の創成と挑戦

高校1年生 初めて触覚学を聞いて、見たことのない世界が広がった。私の視界が広がった。
高校1年生 触覚学とは何なのかということが少し知ることができて更に興味が高まりました。
高校1年生 触覚学についての情報を初めて聞くことができたので良かったです。
高校1年生 触譜という言葉は初めて聞いたが、実際に授業を聞いてみてすごい興味が湧いたし、調べたいと思った。
高校1年生 本来視覚聴覚など他の感覚によって得られる情報を、触譜によって可視化し、触覚で獲得できる情報に変換することで、視覚障害者や聴覚障害者の人々に動きや音を伝えることが出来るようになるのは革命的だと思った。
高校1年生 とても面白く、新しい世界の始まりを見れた。未来だと思っていたことがすぐ目の前にあって驚いた。
高校2年生 詳しく教えてくださって興味がふかまりました。ドラえもんのようなAIを作ることができる夢が近づいているんだと知れた。
高校1年生 しょうがい者の人ともおなじことをかんしることができるのかとおどろきました。
高校1年生 「触着」についての知識を身につけることができとても興味がわきました。ありがとうございました。
高校1年生 触覚学と音楽がつながっていることを知った。
高校2年生 身近なことから触れて頂いて、とてもわかりやすい説明だったと思いました。
高校1年生 自分の好きな分野の話ではなかったが、面白いと思うないようだった。
高校1年生 触覚とはコミュニケーションと、とてもつながっているんだなと思いました。
高校2年生 文字以外の言語を知ることができてよかったです。
高校1年生 美容にも良い事を知れました。
高校1年生 触覚から感情を読み取ることがとても興味深かった。おもしろい講義だった。
高校2年生 今までは成しえることのなかった人間がはっする言語以外でのコミュニケーション術が新たに触覚という未来的な技術を生みだしたと思う。
高校1年生 美容にもつながっているんだと知りました。
高校2年生 触覚は視聴覚が不自由な人達も振動で音を感じたりできるので、これからもっと発達させて欲しいです。
高校2年生 詳しく知れてよかったです。とても興味深い話でした。おもしろかったです。
高校1年生 演奏の可視化がとてもおもしろかった。演奏の奥行きみたいなのが目で見れた。
高校2年生 これをどう世界にうまく発信するのかという点で新たな疑問を持った。
高校1年生 まだ話すことのできないような幼い子どもでも話しているということを知れて、とてもおもしろかったです。ありがとうございました。
高校1年生 たのしかったです!
高校1年生 興味が湧いた。
高校1年生 興味深かったです。
高校2年生 少し難しかったけど面白かったです。

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関心ワード
  • 抽出 、
  • 人工知能(AI) 、
  • 触譜 、
  • 触覚 、
  • 感性

講義No.g009898

「触譜」とは? ~触覚へのアプローチが開く未来~

感性をとりだし記述・分析する

 「おはようございます」、この一言の「言い方」で、私たちは相手の状態を察知します。ほかにも「頭の下げ方」「雨の降り方」など、私たちは「○○の仕方」から感性を情報化しています。「○○の仕方」とはつまり「強さの変化の仕方」です。この強さの変化から感性を抽出できるのです。
 その強さの変化の仕方を記述するため「触譜」がつくられています。楽譜は「音の高さと長さ」を記述しますが、触譜は「強さと長さ」を記述します。触譜により、さまざまな「仕方」から感性情報を取り出せるようになりました。例えば触譜により熟練技術者のマッサージを記述することで、楽譜により音楽を演奏するように、触譜により熟練者のようなマッサージができるようになりました。最近では作曲家のようにマッサージや触覚をデザインする「作触家」も生まれています。ほかにも音楽演奏の仕方を触譜化することで、ピアニストの「演奏の仕方」を取り出して、類似度でマップ化するなど、さまざまな感性の抽出・分析が可能となりました。

IoT技術に「血を通わせる」

 スマート家電や人工知能など多くのIoT・情報技術は、主に「データと論理」でつくられています。これらの技術に触譜により抽出した感性を組み合わせることで、システムが感性を持つことができます。例えば、あなたの生体データの感性情報を分析し「気分を察したサービスの提供」を行い、その反応の仕方から反省するような「ヒトの思いを察する」人工知能がつくれます。

道具からパートナーへ

 私たちの脳に例えると、これまでの研究は左脳にあたる「データ・論理処理システム」の構築に相当します。これに、触譜により右脳にあたる感性情報処理システムを付け加えることで、これまで「道具」だったシステムに魂を吹き込み「パートナー」へ変身させることができます。一緒に喜んだり、悲しんだりしながら共に理解して成長する「ドラえもん」のようなシステムの実現はすぐそこです。

この学問が向いているかも 情報科学、人工知能学、感性情報学、触覚学

名古屋大学
情報学部 自然情報学科 准教授
鈴木 泰博 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 自分の才能に気づきましょう。才能とは「ラクなこと・好きなこと」です。例えば、あなたが「練習」が大好きならば、その競技や楽器の才能があります。どんどんやりましょう! 勝手に道は開けてきます。ラクに楽しく膨大に練習をしているあなたに、辛抱して練習しているライバルはかないません。だから自然に道が開けてしまうのです。進路を選ぶときに考えてほしいのは「自分の才能に気づくこと」です。世間体や見栄を外し肩の力を抜いて、自分に素直に「自分は本当は何が好きなのか」と問うてみてください。

先生の学問へのきっかけ

 音楽家になりたいという夢もありましたが音楽大学は断念し、情報科学、中でも人工知能、人工生命などの研究で博士号を取得しました。触覚に興味を持ったのは、エステティシャンの妻からマッサージでケロイドやがんが改善する事例を聞いたことがきっかけです。手で触れることが人体にどのような作用をもたらすかを研究し、感性を持った人工知能やIoT機器への応用も進めています。一方、聴覚障がい者のダンスイベントへの技術提供や、私が開発した機器を使ったアートパフォーマンスの開催など憧れだった音楽に関連した活動もしています。

大学アイコン
鈴木 泰博 先生がいらっしゃる
名古屋大学に関心を持ったら

 名古屋大学は、研究と教育の創造的な活動を通じて、豊かな文化の構築と科学・技術の発展に貢献してきました。「創造的な研究によって真理を探究」することをめざします。また名古屋大学は、「勇気ある知識人」を育てることを理念としています。基礎技術を「ものづくり」に結実させ、そのための仕組みや制度である「ことづくり」を構想し、数々の世界的な学術と産業を生む「ひとづくり」に努める風土のもと、既存の権威にとらわれない自由・闊達で国際性に富んだ学風を特色としています。この学風の上に、未来を切り拓く人を育てます。