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日本語に関する誤解とやさしい言語学

夢ナビライブ2018東京会場にて収録

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高校2年生 もともと日本語学に興味があったのですが、新しい言葉は誤りであるわけではなく、変化という考え方に感動しました。
高校1年生 言語管理という概念は初めて知った。確かに日本語の自由度と変化は大きい原因を自分なりに分析できた。ありがとうございました。
高校2年生 自分の言語学への誤認識を知れてよかった。
高校1年生 元々日本語に興味があったのでより関心させられる内容でした。北大は遠いですが憧れの大学でもあるので頑張って目指したいと思います!
高校1年生 私は、英語が好きなので、言語学というと外国語を想像していましたが、私たちの母国語である日本語を学ぶのも面白そうだなと思いました。
高校2年生 言語学がどういうものなのか、ぼんやりは理解していたのですが、今日来て、先生の話を聞いて、さらに理解できました。ありがとうございました。
高校2年生 分かりやすくて、30分がとてもはやく感じた。言語学へのイメージが変わった。
高校2年生 言語学も視野に入れようと思えました。またお話が伺えたらうれしいです。ありがとうございました。
高校2年生 言語学とは「正しい言語」を学ぶのではなく、「言語のあり方」を学ぶ学問だとわかりました。
高校1年生 元から日本語の使い方や、どんな支い方が間違っているのかにとても興味があったため、個人的にはとても楽しく、まだ聞き足りないと思った。
高校1年生 日本語も色々難しく、とらえかたによって人間関係が崩れると思った。
高校1年生 先生のおかげで言語について理解し、前よりも、興味をもつことができました!ありがとうございました。
高校2年生 日本語について普段何気なく話していてあまり気にすることがなかった分、面白かったです。
高校2年生 今回は、日本語の誤解を学びました!
高校1年生 日本語に正しいも誤りも決められていないと聞き、とても驚きました。日本語に対する印象も大きく変わりました。
高校3年生 たかが日本語。されど日本語。言葉を用いて自分の感情を伝えるツールだが、その背景に目を向けても面白いと思った。
高校1年生 とてもおもしろかったです。
高校1年生 おもしろかったです。ありがとうございました。
高校1年生 言語学は、言葉を研究して正しい日本語を追求する学問だと思っていたが、日本語の使い方を主とすることが分かりました。楽しい講義でした。
高校2年生 言語学について少し知ることができました。ありがとうございました。
高校1年生 おもしろかった。北海道大学に興味があるため進学も考えている。言語についての学部学科はたくさんの選択肢があるとわかった。
高校2年生 言葉の原理を分かることができ、言葉に間違いはないことを知りました。
高校2年生 言語学のイメージが変わった。
高校2年生 言語学についての見方が変わりました。興味がわきました。
高校1年生 言語学に具体的にどういう種類があるのか、ということが分かった。
高校1年生 がんばってください。ありがとうございました。
高校1年生 ていねいな講義でとても分かりやすかったです。
高校1年生 言語学について少しわかったような気がしました。この学問について深く勉強したいと思いました。
高校2年生 辞書がすべて正しいわけではなくて、辞書でも、書いてない言葉があるとわかりました。社会的な義務と言語的な規則によって言葉が違うとわかりました。
高校2年生 言語学について非常に興味がかきたてられた。とても面白く、受講する者に関心を抱かせる上手い授業だと思った。丁寧な話の展開で良かった。
高校1年生 独自の分析が非常に興味深かった。
高校1年生 具体例が多くとてもわかりやすい授業であったと思いました。
高校1年生 具体的な例(小説、先生の体験)が盛りこまれていて、とても興味深い講義でした。言語学がとても面白いものだとわかりました。
高校1年生 先生の話し方が自分たちにきょうみをわかせてくれた。
高校1年生 誤りと間違いの違いや、言語学は記述重視という話が面白かったです。ありがとうございました。
高校2年生 色々と学んでよかったです。
高校1年生 言語学に関する興味を持てました。
高校2年生 言語学について軽くしることができた。もっとさらに深く知りたいと思った。
高校2年生 少し難しいなと思ったけれど、専問的な大学の授業を体験できて良かったです。
高校1年生 言語学は「こうでなければいけない」という格式ばったイメージをもっていましたが、講義を拝聴して、日本語は自由で良いのだという考えがわかりました。
高校1年生 会話でつかわれる言葉で疑問に思っていたことが解決されたと思う。
高校1年生 私は北海道大学に入って文系ではなく理系に進みたいと思っています。家でよく日本語を注意されますが実は間違っていないということを伝えたいと思います。
高校1年生 今はいろいろな言葉があって、日本語も新しい言葉ができていますが、そのことについても気になっていることを知れてよかったです。
高校1年生 とてもわかりやすくじったいけんを混じえた話はききやすかったです。
高校1年生 “日本語”について詳しく知ることができました。
高校3年生 日本語は複雑でいつも使っている言葉には正しいものと正しくないものがあると思っていたので、特に定義されないことに驚きました。
高校1年生 日本語に対する思考が変わりました。
高校2年生 小学生の体験談の話や立ち上げるのことなどよくわかり面白かったです。
高校2年生 身近な例を出してくれたので、とてもわかりやすかったです。話し方が上手で面白かったです。
高校2年生 日本語は誤っていても問題はないことが分かり、言語は多数決で誤っている人が多ければ正しくなってしまうということを学びました。
高校1年生 自分の使う日本語の間違いに気づかされた。とてもためになった。
高校1年生 言語学がどんなものか知らなかったので分かってよかった。今までの間違いだと思っていたのが実は誤りだったりして面白いと思った。
高校2年生 何が本当に正しい日本語なのか。普段何気なく使っている日本語でも誤解があることがわかり、とても興味がわきました。
高校2年生 言語学は以前から興味のあった分野だったのですが先生のお話を聞き、日本語の深さについて興味をより深く持ちました。
高校1年生 日本語の幅の広さなどが分かった。
高校2年生 日本語はむずかしいと思いました。でも、そんな言葉を小説などで読むのはとても面白いと感じます。辞書でも悩むくらい、同じ言葉でも意味が異なる言葉があるんだなあと思いました。
高校2年生 とても面白い内容でした。
高校2年生 言語学についておもしろい説明がきけた。
高校2年生 正しい日本語が何んなのか、辞書を信じるべきなのか、いろいろ紛わしいことが分かりました。
高校1年生 どんな日本語を使ってもいいんだと思いました。ありがとうございました。
高校1年生 日本人の私でも知らないようなことを幾つか知れました。この学問についての関心が高まったと思います。
高校1年生 おもしろくて、興味深い講義でした。
高校2年生 わかりやすかった。
高校2年生 内容が少し難しかったですが、とても分かりやすかったです。
高校2年生 先生の優しい雰囲気が緊張をほぐしてくれて、楽しく講義を受けることができました。また、例を出して説明して下さったので、とてもわかりやすかったです。
高校2年生 言語学は、正誤を問うものではなく、観察することだけというのが、印象に残った。
高校1年生 言語学とは言語の正しい使い方を追求するのではなく、現実として使われている言葉を調査・観察する面も持っていることが分かった。
高校1年生 私が今まで全く触れたことがなかった言語学という分野でも楽しく学ぶことが出来ました。ありがとうございました。
高校2年生 日本語の言語学に少し興味がわいてきました。言語学は規範はなく記述というのもおどろきでした。
高校2年生 言語学というものを誤解していた点世あり、有意義な話を聞くことが出来ました。ありがとうございました。
高校1年生 間違いと誤りの違いがよく分かり使い分けたいと思いました。言語学はとても面白いものだと思いました。
高校2年生 自分が気になるものの1つについて知ることができた。自分が誤解していたことを知れたのはよかった。
高校1年生 自発的に興味をもって講義をうけました。とてもおもしろく、いつまでもきいていたいと思うほどでした。
高校1年生 言語についてたくさんの視点でみることができる。つまり物事を多角的に見ることができる。ためになる講座でした。
高校1年生 理解のしやすい話しをありがとうございました。
高校1年生 これから先、どのようなワードが辞書に載るのか楽しみになりました。流行語にも耳をかたけたいと思います。
高校2年生 言語学の基本的な内容が知れて、興味が高まりました。
高校1年生 辞書にもいろいろあることがわかりました。今度いろいろ見てみたいです。
高校2年生 言語学の様々な分野を知ることができてよかったです。先生が研究していらっしゃる語用論に少し興味が湧きました。
高校2年生 日本語について、改めて、考えさせられました。
高校2年生 とても面白く、楽しかったです。ためになる話だった。
高校2年生 今まで言語学は言葉を正しく修正する学問かと思っていたのですが言葉の間違いをあえて研究する学問だと聞きびっくりしました。
高校1年生 言語学というイメージが加藤重広先生の講義でがらりと印象が変わりました。
高校2年生 言語学はとても難しいものだと考えていましたが、しっかりと理解することができました。ありがとうございました。
高校2年生 言語学は正誤の判断ではなく、観察であるという点がとてもおもしろかった。言葉に誤りも正しいもないと思う。
高校1年生 日本語はとても面白い言語だと思った。間違った日本語でも多くの人が使うようになったら辞書にものるのが興味深かったです。
高校2年生 言語学は堅い学問だと思ってたけど、いがいとゆるかったので、おもしろい話をきくことができました。
高校2年生 日本語は管理されていないで自由に使えることで、自然に使われる言葉が残っていくのが不思議だと思いました。観察が大切だということがわかりました。
高校1年生 言語学は言葉を正すのではなく、ありのまま記録する、ということにおどろきました。正しい言語を使っているつもりでも誤りがあったりするので難しいと思いました。
高校2年生 とても楽しい授業で言語学への興味が深まった。自分の大学の専攻を決めるときに参考にしたい。
高校2年生 言語学にはどういった種類があるのか気になっていたので知れて良かったです。
高校1年生 言語学について学びたいと思いました。
高校1年生 まず言語学は表現がまちがっていてもあまり指てきされないというのが驚きでした!言語学について興味がわきました!
高校2年生 今まで言語学という学問に対しては、あいまいな認識しかありませんでしたが、今回の講義でしっかりとした認識を深めることができました。ありがとうございました。
高校1年生 言語学とはどういう学問なのかが分かりました。
高校1年生 流れに棹さす。の意味知れてよかったです!!!
高校1年生 本日はお忙しい中ありがとうございました。私も、言語学に、興味が沸き、おもしろそうだと思いました。本当に本日は、ありがとうございました。
高校1年生 言語学に難しいイメージを抱いていましたが、けっこう身近なものなのかなとイメージをくつがえされました。
高校2年生 よく、私も形容詞などに「み」をつけることが多く、親近感というか、より没頭することができました。ありがとうございました。
高校1年生 “誤りに2つの意味がある”ということが新しい発見でした!言語学にもたくさんの種類があり、魅力的な学問だと感じました。
高校2年生 知っていることでも以外に深い話だと思った。
高校1年生 講義を聞いて、いつも、得に気にしてない言語もよくよく考えてみたら、誰も言語管理してないから、全て正しい日本語を使わなくちゃいけないわけではないと分かりました。
高校2年生 言葉の疑問について話していたのでおもしろかった興味を持った。
高校2年生 日本語は正しいものがあってそれに従っていると思っていましたが違うことに驚きました。発見が多く楽しかったです。
高校2年生 一回選んだ道をさらに細かく追求することができることを知れた。日本語は本当に奥が深いと思った。
高校1年生 意外に間違って日本語を使っていることを知れておもしろかった。
高校1年生 わかりやすく、説明が頭に残りました。
高校1年生 言語学の言語に対する切りこみ方が新鮮だった。
高校1年生 具体例が出ていたのでわかりやすかったです。
高校2年生 日本は公用語、標準語が法律で決まっていないということを知り衝撃を受けた。
高校2年生 私は言語学に興味があったので来ました。そこで助動詞の話をして下さっておもしろかったです。
高校2年生 日本語の移り変わり、言語学に対する誤解などとてもわかりやすい説明で面白かったです。
高校1年生 私は以前から言葉の正しい使い方を常に意識していました。周りの人も、言葉遣いは気にしていると思っていましたが、日本はゆるい方だと知って驚きました。時代に沿って変わっていく言語は面白いなと思いました。
高校1年生 日本は言語管理をしていないときいたけれど、自由にしていると自分たちの言葉がいつか退化してしまいそう(今の若者のように)なりそうでこわいと感じました。
高校2年生 言語学への興味がとても高まりました。本からの引用とかで分かりやすかったです。
高校1年生 分かりやすかったです。言語学について興味をもちました。とてもおもしろいなと思いました。
高校2年生 国語を好まないため、今回希望してみた。歴史あるものだと自分の中で理解できた。
高校2年生 言語学がどのようなものかはあまり理解していなかったけれど、講義を聞いてたくさんの新しい有意義なことを知れて楽しかったです。
高校1年生 面白かったです。
高校1年生 私達の身近にある具体例を用いて、判りやすく説明をしてくれた。
高校1年生 言語学がどういうものなのか知りました。
高校2年生 最近の若者の言葉は間違ったものだと思ったが、日本語の言語管理はほとんどないから間違いではない。
高校1年生 私が普段つかっている言葉でも間違いはたくさんあることがとても意外でした。
高校1年生 言語学というのは言葉についての誤りを正していくものだと思っていたけれどそれは違うことだと分かりました。言語学に対する興味がわきました。
高校1年生 言葉をまちがってもいいことがわかってよかった。おもしろかったです。
高校2年生 言葉は観察するもので、間違いを指摘するものではないとわかりました。
高校2年生 日本語の特殊性や楽しさを知ることができました。
高校2年生 日本語は本当に難しい言葉であることがよく分かりました。
高校2年生 ぶたんきかない言語学についてよく知ることができた。ありがとうございました。
高校1年生 言語学というものを以前より理解することができました。具体的な例を出して下さって分かりやすかったです。
高校2年生 言葉づかいに気をつけてみようと思いました。
高校1年生 大学の講義を聞くのは初めてでしたが、本当に理解して聞けました。また、今日のお話で日本語についても興味をもてました。
高校3年生 実体験などもふまえていて楽しく受講できました。
高校1年生 日本語は、人が発音しやすいものに変わっていっていることがわかった。

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関心ワード
  • 分析 、
  • 規則 、
  • 論理 、
  • 文化 、
  • 科学 、
  • 言語学 、
  • 言語 、
  • コミュニケーション 、
  • 言葉

講義No.g005358

日常生活の中のふとした疑問から言語を科学する

ことばにしないコミュニケーション

 「空気を読む」という表現は、今やすっかり定着しています。これは他者の意思がはっきりとことばに表されていなくても、その「場」や「状況」から必要な推論をして適切な行動や発言をすることを意味します。現代の日本では「空気が読める」ことが重視されますが、一方でそのように推論を利用するやりとりは高度なコミュニケーション技術でもあり、うまくできないという人もいます。何かを頼むとき、「~できますか?」という疑問文を使うことがよくありますが、真意は「~してもらいたい」という依頼です。このようなやりとりの背後にある伝達や解釈の仕組みを研究するのが言語学の中の語用論という分野で、文脈からわかる意味を「推意(すいい)」と呼びます。

言語を科学する「言語学」

 言語学は、ことばそのものを分析する、言語の科学です。そして、ことばの使われ方や伝達の実態を調べて解明していくのが語用論です。ある言い方で理解にずれや誤解が生まれるのはなぜか、社会や文化の変化につれてことばの使われ方がどう変わってきたのか、などことばにまつわるさまざまなことを研究します。前述の推意をはじめ、人が発話を伝え、理解する方法を科学的に分析することで、より人間的なことばへのアプローチが可能になるのです。
 私たちが普段何気なく使っている表現も、以前は使い方や意味が異なっていたり、そもそも存在していなかったりすることもあります。特に最近はテクノロジーとともに新しいことばが生まれています。Twitterでの「なう」もその一例です。

研究のテーマやヒントは無尽蔵

 言語学や語用論の面白さは、自分たちが日常的に使っていることばの中に、新たな規則性や論理性を見つけられることにあります。研究のテーマは日常生活の中のふとした疑問から始まります。研究テーマが尽きることはありません。言語の科学と言うと無機質に聞こえますが、人のコミュニケーションに欠かせないことばの研究は、実は人間的な学問なのです。

この学問が向いているかも 言語学、語用論

北海道大学
文学部 人文科学科 教授
加藤 重広 先生

メッセージ

 私はもともとフランス文学に興味があり、高校生の頃は小説家をめざしていました。そんな中で、国語の先生の「君たちが習っている学校文法は、たくさんある文法のひとつなんだよ」ということばにショックを受けたのです。学校文法が絶対ではないなら、その向こう側にある「真実のことばの姿」を知りたいと思い、文法をはじめさまざまなことばの性質が学べる言語学に興味を持ったのです。ことばは意思を伝える重要な要素であるとともに、言語学はいろいろな分野の基礎となる学問です。

先生の学問へのきっかけ

 高校時代、小説を読むことと書くことに熱中していました。そして、芥川賞作家は東京大学文学部フランス文学専攻出身者が多いと知り、東大文学部をめざすことにしました。小説家をめざしたことが間違いだったとは思いませんが、少なくとも「出身大学と小説を書く能力に直接的な関係はない」と今なら断言できます。
 東大文科三類に入学後、「学校文法と違う文法がいろいろとある」という話を思い出し、身近でありながら知らないことの多い「ことば」を研究しようと言語学を専門にしました。言語学は、多様で興味が尽きることはありません。

大学アイコン
加藤 重広 先生がいらっしゃる
北海道大学に関心を持ったら

 北海道大学は、学士号を授与する日本最初の大学である札幌農学校として1876年に創設されました。初代教頭のクラーク博士が札幌を去る際に学生に残した、「Boys, be ambitious!」は、日本の若者によく知られた言葉で本学のモットーでもあります。また、140余年の歴史の中で教育研究の理念として、「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」、「実学の重視」を掲げ、現在、国際的な教育研究の拠点を目指して教職員・学生が一丸となって努力しています。