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サファリから考える人と野生動物の共存

夢ナビライブ2017東京会場にて収録

1分動画1

観光資源と野生動物との関係

1分動画2

絶滅保護種を守る

1分動画3

住民への環境教育の難しさ

30分動画

講義を視聴する(30分)

高校1年生 人類学を学んで、他の地域の文化を学ぶことが地球環境問題を考えることにとても関係があるのがよくわかった。
高校1年生 自分はもともと動物が好きでとても面白かったです。動物と人間の共存について興味がわいた。
高校2年生 大人気なサファリのうらに多様な矛盾と現状があるのを知りました。
高校1年生 矛盾…光と陰でしょうか。人間も動物も大切にしていけたらいいなと思いました。
高校1年生 サファリをそこに住んでいる人の立場になって考えてみてお互いのことを考えることは大切だと思った。
高校1年生 アフリカでの生活や環境保護について、知らないことが多くあり、実際に経験しないと分からないことがあると知り、面白かった。
高校1年生 実際に現場に行って感じることの大切さを知った。フィールドワークがいいなと思った。
高校2年生 自分が元々野性動物と人間との共存に興味があって、先生の講義を聞いたら違う角度からの共存の目指し方で考え方を広めることができた。20年もアフリカに通ったのはすごいと思った。
高校1年生 野生動物に興味があったので、講義を受け、さらに関心が高まりました。地域の人々の立場についても考えさせられました。ありがとうございました。
高校2年生 サファリについて深く学ぶことができて良かったです。貴重な体験話を聞けて良かったです。
高校1年生 すごくおもしろかったし、興味をもてました!大学に行きたいです!
高校2年生 現地を訪れなければ分からないことがあり、客観的に物事を見なくては、物事の本質は見えないのだと感じました。
高校1年生 実際に行って体験したり、聞いてみないとわからないことというのはたくさんあるのだと思った。
高校1年生 人と野生動物の共存について良く理解できた。
高校2年生 野生動物ホゴは“動物”という観念からだけでなく、“地域社会”という観点からもみることが重要だとわかりました!!
高校2年生 もともと自然好きなので、見ていて、楽しかったです。少し遠いので行けないかもしれませんが。
高校2年生 人間と動物との共存においても、異民族の文化や風習・慣習においても、人間と自然の共生が容易でないことがわかりより興味がわきました。
高校2年生 おもしろかったです。
高校2年生 アフリカの人たち、そこに住んでいる人なりの環境があるので一がいにダメとはいえないなと思った。
高校2年生 アフリカは貧しいや危ない戦争があるなど、と想像していたけど観光が発展していると聞いてびっくりしました。とても面白かったです。
高校1年生 実体験をもとにした話で、とてもおもしろかった。
高校1年生 サファリにおいての人と動物との関わり方が分かった。
高校1年生 やはりその場に行って見てみないと分からないことはたくさんあるなと思いました。サファリのことをもっと知りたい!と思いました。
高校1年生 具体的なグラフや写真がわかりやすかったです。
高校2年生 共存のしかたがわかった。
高校1年生 アフリカに住む人々の生活や考え方をよく理解した上で自然保護を行っていくことの大切さがわかりました。
高校1年生 もともと知らなかったサファリを知ることができてよかったし、面白かったです。

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関心ワード
  • 文化 、
  • エチオピア 、
  • 生態 、
  • 国立公園 、
  • 密猟 、
  • 民族 、
  • 狩猟 、
  • 共存 、
  • 野生動物

講義No.g008521

エチオピアの狩猟文化の継承が、野生動物との共存を可能にする

思いを理解し文化を尊重する客観的視点が必要

 アフリカのエチオピアには野生動物とともに暮らす人たちがいます。彼らは牧畜と農業、狩猟を生業として暮らしてきた民族集団です。アフリカ象など絶滅の危機にある野生動物の密猟が横行した時代に国際社会は、現地の住民を批判しました。対応策として政府は国立公園を設けて住民を排除し、狩猟禁止の政策を実行しました。この地域の牧草を家畜に与えていた住民が反発するのは当然で、狩猟文化を持つ彼らには、狩猟禁止もまた受け入れ難いことでした。
 野生動物保護の名目で政府はかなりの強行策も実施してきましたが、現在は計画段階から住民参加を促し、一緒に検討する方向に変わっています。しかし国立公園を管理する政府と住民の対話はなかなか進みません。同じ意識で向き合うために、住民の思いを理解し、継承してきた文化を尊重できる客観的な視点が求められています。

狩猟文化の継承が必要な理由

 野生動物と共存をめざす上で重要なことは、動物の生態を知っているということです。動物の行動を熟知しているのは生物学者ではなく、地域に住み、動物を尊重しながら関わってきた狩猟者です。狩猟を禁止して狩猟文化が途絶えることは、「野生動物を知る人がいなくなる」ということでもあり、人間と野生動物との共存を難しくします。野生動物が人里へ入り込んでトラブルが多発している日本をはじめとする先進国の現状を見ても、それは明らかです。

人と野生動物が共存するために

 かつての狩猟は弓矢やワナが主な道具でしたが、今は自動小銃です。近隣の内戦地域から武器が安く流れてくるのです。「野生動物の楽園」というイメージを観光資源として活用する国立公園も増えていますが、観光客がもたらす現金が現地の人々の生活を変え、狩猟者の減少につながることも危惧されています。
 人と野生動物の共存を考える上で、狩猟者の技術の継承を国際社会が正しく評価することが求められており、そのための現地調査・研究が続いています。

この学問が向いているかも 生態人類学、環境学

福島大学
行政政策学類 地域と行政専攻 教授
西﨑 伸子 先生

メッセージ

 エチオピアを中心としたアフリカ地域の野生動物と人との共存について、生態人類学的手法で長期にわたってフィールドワークしています。世界の情報が瞬時に手に入る今、アフリカでいまだに横行する密猟のニュースはよく見聞きします。しかし野生動物とともに暮らしてきた住民の歴史や文化、思いなどはまったく報じられません。
 そうした現地の人たちの声を正しく知るために、住民と暮らし、生活を体験しながら研究を続けています。心が揺さぶられる瞬間に出会いたいあなた、「アフリカの今」を一緒に学びましょう。

先生の学問へのきっかけ

 動物が好きで、理学部生物学科に進学し、動物系統分類学の研究室に入りました。
 ある時、アフリカの考古学の話を聞いて「アフリカに行きたい」と思い、青年海外協力隊として環境教育を主な目的にエチオピアに2年間滞在しました。そしてアフリカ、特にエチオピアと深く関わるようになりました。
 アフリカには「野生動物の楽園」のイメージがありますが、そこには人々の暮らしがあり、人と動物が共存してきた歴史があります。今も続く密猟や国立公園の観光地化によるさまざまな課題を通して、人と野生動物の共存と共生を考えています。

大学アイコン
西﨑 伸子 先生がいらっしゃる
福島大学に関心を持ったら

 「新生福島大学宣言」で明らかにした、「福島大学の理念」は、(1)自由・自治・自立の精神の尊重、(2)教育重視の人材育成大学、(3)文理融合の教育・研究の推進、(4)グローバルに考え地域とともに歩む、を掲げています。特に、学生教育を重視し、全学年にわたる少人数教育、共通領域科目及び専門領域科目とともに、キャリア形成論などのキャリア創造科目を含む自己デザイン領域科目を新たに設け、さらに文理融合教育を進めています。