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哺乳類の個体発生に卵子と精子が必要なわけ

夢ナビライブ2016東京会場にて収録

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私たちの原点は1つの細胞である

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哺乳動物の発生

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講義を視聴する(1分 その3)

30分動画

講義を視聴する(30分)

高校2年生 この学部への、関心が高まりました。ありがとうございました。
高校1年生 遺伝子操作がかなり細かいことが分かりました。
高校1年生 内容に興味があり子供と受講しました。参考になりました。
高校2年生 哺乳類にとても興味をもつことができました。ゲノム・受精のことについて詳しく学ぶことができました。
高校1年生 興味がでていたことを知れたのでよかったです。ありがとうございました。
高校2年生 とても面白く、わかりやすかったです。ありがとうございました。
高校2年生 個体発生のメカニズムについて学校よりもくわしく理解することができた。
高校2年生 少子高齢化をいっこくもはやくとめたいと思った。
高校2年生 約60兆個の細胞が自分達の体にあり、それらが活動しているという所にとても驚きました。また、今後は男性同士でも子供がつくれる時代になるのでしょうか。
高校1年生 個人的にはとてもおもしろかったです。ありがとうございました。
高校3年生 わかりやすく、興味をもてました。ありがとうございました。
高校1年生 知らなかった単語を分かりやすく、図などを用いながら話しているのがいいなと思いました。
高校1年生 貴重なはなしありがとうございます。とてもわかりやすかったです。
高校2年生 「哺乳類の個体の発生には、卵子と精子が必要である。」という事実を、私はそのまま受け入れてきましたが、先生の講義を聞いて、この漠然とした事実に、「確かに。」と思いました。確かに言われてみれば、疑問ではありましたが、これは誰かに言われないと分からない事だと思いました。その面で考えてみると、先生の着眼点は凄いと思いました。今回のこの講義で、また、初めて知ることがありました。今日は本当にありがとうございました。
高校1年生 聞いててとてもおもしろかったです。ありがとうございました。
高校1年生 話がわかりやすかったです。生殖についてわかったと思います。
高校3年生 生命が始まる精子卵子についての講義を聞いて、生命のことについてもっと興味が湧きました。ありがとうございました。
高校1年生 専門用語が多くてわかりづらかったがとても興味深い話だった。
高校1年生 子どもが産むためにふにんちりょうなどを手助けしていることに興味をもちました。
高校1年生 ゲノムなどわからない言葉もでてきたが細胞のことについてきょうみをもつことができた。
高校1年生 人間の体の中にある細胞の数が兆を越していたと知ったときは、とても驚きました。大変興味深いお話を聞けてよかったです。ありがとうございました。
高校2年生 個体発生のメカニズムを明らかにすることで死産や流産などをなくせるんだなと思って興味がわいた。
高校1年生 とても分かりやすく説明なさっていて、更に興味が湧いた。質問にも丁寧に答えてくれたので良かったです。
高校1年生 先生の講義を受けて新たに知ったことがたくさん有りましたが、僕が一番気になったことは卵子の中に卵子由来の遺伝子や精子由来の遺伝子が2対入った場合、途中まで成長するという話でした。
高校2年生 動物の子孫を残そうとする行動はなんでおこるのか気になった。
高校1年生 卵子と精子の重要性や哺乳動のにのみ見られる個体?発生の待特など神秘だななど、色々考えさせられました。
高校1年生 むずかしそうで理解できるか不安だったけど、わかりやすかったのでたのしくうけれました。
高校1年生 話が難しかったけど自分達の成長の仕方など生命の誕生についてよく知れた。とても興味深かった。
高校2年生 理解できました。ありがとうございました。
高校1年生 卵子と精子の違いを証明した実験はなるほどなぁという感じでした。ありがとうございました。
高校2年生 大学に興味があったので、受講しました。より大学に興味がわきました。
高校1年生 人の細胞をすべて繋げるとものすごい距離になると…… なんかこの体にそのくらいの規模のものが入ってるとは考えにくいですね(笑) そして、不思議です。 生命は不思議で溢れてますね(笑) ありがとうございました。
高校2年生 講義を聞いていて何でなんだろうと思うところがあったので、こちらの進路についても調べてみようと思います。ありがとうございました。
高校2年生 哺乳類の発生という学校では教わることのない分野について習ぶことができました。
高校1年生 常染色体にも精子由来、卵子由来で違いがあるというのを初めて知りました。なるほど、と思いながら聞いていました。 また、ミツバチの雄バチが単為生殖であるというのも知らなかったので、面白かったです。
高校2年生 すばらしかったです。また聞きたいと思いました。生殖の理解が深まりました。ありがとうございました。
高校3年生 卵子と精子の受精のしくみをくわしく知ることができて、興味がわきました。
高校2年生 生物分野なので理解しやすかったです。ありがとうございました。
高校1年生 卵子と精子の働きの違いやまたどのような働きがあるのかを知ることができてとても楽しかったと、興味深いなと思いました。
高校1年生 精子由来ゲノムと卵子由来ゲノムでは働きがちがうことが分かり、また精神と卵子があってこそ生殖が出来るのだとあらためて分かり、面白かったです。
高校1年生 おもしろかった。大変おもしろく、きき入ってしまった。とても興味をもてました。
高校1年生 いろいろなことがしれてよかったです。
高校1年生 とても分かりやすかった。
高校1年生 興味深い講義、ありがとうございました!
高校1年生 卵子と精子の必要性を実感しました。
高校1年生 「テストに出るから」などの理由ではなくただ自分の興味のあるおもしろい話しを聞けてよかったです。
高校1年生 説明が分かりやすく、生物が苦手な私でも理解することができました!!ありがとうございました。
高校1年生 良い講義を聞けたのでよかったです。
高校1年生 網引き説もっとしりたい。話しのおち、まとめかたがとてもよかった。胎ばんで精子、卵の違い、それが哺乳類できないことに初めてしった。
高校1年生 生殖について、もっと深く知りたいと思いました。
高校2年生 精子と卵子がどうして個体に必要なのかをとても分かりやすく説明していただいて良かったです。ゲノムのお話も詳しく聞けたのでとてもいい経験になりました。
高校1年生 動物についてもっと魅力をもちました。ありがとうございました。
高校2年生 とても分かりやすい説明だったので、楽しかったです。
高校2年生 高校の授業ではあまり扱っていない哺乳類の発生についての内容で、さらに深く知りたいと思えました。
高校2年生 哺乳類の生殖について知ることで不妊医療や生殖医療、動物を増やすことが出来る等の応用が出来ることに驚きました。少しだけ気になり聴かせていただいたのですが興味が出ました。
高校1年生 受精しないと子どもは産まれないことが分かった。
高校2年生 アリのオスは卵だけでもいいということを知って「受精卵じゃないけどいいのか」と疑問に思っていたのでとても興味深い講義でした。
高校1年生 バイオサイエンス学科により興味をもつことができました。ハチは単為生殖と受性の両方ができることを初めて知ることができました。
高校3年生 学校で学んだ内容ばかりで、話を理解することができた。もっと知りたくなるような講義だった。
高校2年生 生命の誕生について新たな知識を得ることができました。

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関心ワード
  • 性差 、
  • 胎盤 、
  • ゲノム 、
  • 精子 、
  • 卵子 、
  • 哺乳類 、
  • 遺伝子

講義No.g006390

ゲノムの性差が哺乳類の個体発生を支配する

哺乳類の個体発生には精子と卵子が必要である

 ヒトは父親(精子)と母親(卵子)に由来する一対のゲノムを持っており、それぞれが協調し合って個体発生を成し遂げます。では、一方の親のゲノムだけで個体が誕生することは可能でしょうか? 哺乳類に限って言えば、答えは「ノー」です。個体の発生が途中で停止してしまい、決して生まれることはありません。ですから、哺乳類の個体発生には精子と卵子とが必要なのです。その大きな理由は、哺乳類では個体発生において精子と卵子に由来するゲノムが全く同じ働きをするわけではないことによります。

ゲノムにも性差がある

 個体発生過程において、多くの遺伝子は精子と卵子に由来するゲノム両方から発現します。しかし、中には精子または卵子のうちどちらか一方のゲノムからのみ発現する遺伝子が存在します。このような遺伝子は、ヒトやマウスで現在までに200個以上見つかっています。これらの遺伝子の存在が、結果として、精子と卵子に由来するゲノムの働きの違いを生み出します。例えば、胎児の成長を促すインスリン様成長因子2(IGF-2)は、精子由来ゲノムからは発現しますが、卵子由来のゲノムからは発現しません。このように、一方の親のゲノムからのみ発現する遺伝子が存在するのは哺乳類の特徴です。

個体発生における胎盤の重要性

 母親のおなかの中で胎児が育つ際、胎盤を作るのも哺乳類の特徴の一つです。胎盤は母親から胎児に栄養を供給するという大事な役割を果たしています。したがって、うまく機能できる胎盤がなければ胎児は成長することができなくなり、流産や死産を引き起こします。胎盤の形成は、精子由来ゲノムにより促進され、卵子由来ゲノムにより抑制されることが知られています。しかし、詳しい機構についてはまだまだ未知な点が多く残されています。今後、このような未知な点を明らかにすることで、流産や死産の防止に役立てることができると考えられます。

この学問が向いているかも 応用動物科学

東京農業大学
生命科学部 バイオサイエンス学科 教授
小川 英彦 先生

メッセージ

 哺乳類の個体発生は、受精卵から始まります。受精卵は細胞分裂を繰り返し、私たちの体を構成するさまざまな細胞に分化します。したがって、受精卵はさまざまなものになれる能力を持っています。
 高校生のあなたもこの受精卵のようなもので、目の前には多くの道が開けています。自分の前にどんな道があるのかを知るためには、失敗を恐れず、いろいろなことにチャレンジしてください。そうして得た経験は貴重な財産となり、きっと自分が何かひとつの道を選ぼうとしたとき、大いに役立つことでしょう。

先生の学問へのきっかけ

 高校生の頃は地球の温暖化や砂漠化に興味がありました。しかし何か不思議な縁に導かれたのか、大学では「畜産学」を学ぶことになりました。実は子どもの頃、自転車に乗っていたとき犬に追いかけられて以来、動物は大の苦手で、大学で学び始めた頃は、ウシやブタからよく逃げていました。しかし、哺乳動物がどのようにして生まれるのか、そのメカニズムに興味を抱き、研究を続けているうちに今に至りました。研究を通して動物にも慣れ、またビーグル犬を飼っているおかげで、犬への苦手意識も「多少」なくなりました。

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小川 英彦 先生がいらっしゃる
東京農業大学に関心を持ったら

 東京農業大学は、地球上に生きるすべての動物・植物・微生物と向き合い、それらの未知なる可能性、人間との新たな関係を追究していく大学です。食料、環境、健康、バイオマスエネルギーをキーワードに、創立以来の教育理念「実学主義」の下、実際に役立つ学問を社会のため、地球のため、人類のために還元できる人材を養成しています。世田谷、厚木、オホーツクの3キャンパスに6学部23学科を有します。