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地域食資源を活用した健康食品の開発

夢ナビライブ2014東京会場にて収録

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アケビの商業化を目指して

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講義を視聴する(1分 その2)

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講義を視聴する(1分 その3)

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講義を視聴する(30分)

高校2年生 あけびから油がとれることは知りませんでした。地域の食については学びたかったので、健康食品へ応用する話はおもしろかったです。
高校2年生 先生の講義を聞いて食料への関心が高まりました。
高校2年生 とてもおもしろい講義でした。アケビを食べてみたいです。
高校1年生 地域活性化につながる食品の活用の話、とても面白かったです。
高校1年生 とてもわかりやすく、もっと詳しく調べたくなった。
高校1年生 分かりやすくて、すごいと思いました。
高校2年生 アケビ油の存在を始めて知った。また、地元の食材を大切に守っていくことは大切だと分かった。
高校1年生 「アケビ」というもの自体も初めて知りましたが、太りにくくて、健康にも良いことを知りました。
高校2年生 秋田県をピックアップして詳しい説明で分かりやすかったです。
高校2年生 アクビの使い方がいろいろ分かりオモシロカッタ。
高校2年生 地方の食が健康の源にできるというのはすごいと思いました。わかりやすくて楽しかったです。
高校1年生 食品の捨てている部分を活用することでエコにもつながるし、健康にもつながるので一石二鳥だと思いました。
高校1年生 「アケビ」の果皮、果肉、種の利用方法に関心が持てた。ホップの葉も使えることにおどろいた。
高校2年生 地域食品を生かした活動がいかに興深い世界であるかを学ぶことできた。
高校2年生 食品に興味をもつことができた。
高校2年生 健康食品の中で3つに分類できるという話が面白かったです。また伝統食にも良い点と欠点があり、補なわなければいけないという話に興味をもちました。
高校2年生 ありがとうございました。
その他 アケビ油の研究頑張ってください!授業おもしろかったです。

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関心ワード
  • 健康増進 、
  • 栄養学 、
  • 栄養 、
  • 地域振興 、
  • 油脂 、
  • 食用油 、
  • 食生活 、
  • 健康

講義No.g000936

健康増進に役立つ植物油を探そう

急激に変化した日本の食生活

 昭和30年代以降、日本の食生活は急激に欧米化しました。エネルギー摂取量は2000カロリー前後で推移し、さほど変化していないのに脂質摂取量が増大したのです。脂質の中でも植物性脂肪ではなく動物性脂質の摂りすぎが顕著です。それにより肥満や生活習慣病が増加し、大腸がんや乳がんなどの発生頻度も高くなりました。
 近年、健康に対する意識が高まり、健康志向の食用油の開発が進み、販売量も年々増加しています。秋田県内の食資源の中に健康増進に役立つ食用油がないかと多角的に研究し、発見されたのがアケビ油です。

体脂肪がつきにくいアケビ油

 秋田の郷土史や民俗誌などによると、江戸時代にはアケビの果肉を食べる際に残った種を搾って食用油を製造していました。関東・関西方面では美味で高価な油として珍重されていたと記述されています。アケビ油は輸入原料から作られる安価な大豆油やサラダ油に押され、昭和初期以降まったく製造されていませんでした。そこで、アケビ油を実験的に製造してマウスに与えたところ、通常の食用油を与えたマウスと比較して太りにくく体脂肪がつきにくい特質があったのです。詳しく分析したところ、通常の食用油はグリセロールに脂肪酸3分子が結合したトリアシルグリセロールが主成分ですが、アケビ油の主成分は、アセチル基含有の1,2ジアシルグリセロ-3-アセテート (DAGA)という新しい物質だとわかりました。そのDAGAは消化吸収率の低い食物繊維のような成分のため、体脂肪が付きにくくなることも判明しています。

アケビ油の復活で地域活性化を

 アケビ油を製造して健康食品として販売することができれば、秋田県の地域農業の振興と新規ビジネスのチャンスが生まれます。アケビ油製造には、天然アケビだけでは不十分でアケビ栽培の拡大が不可欠です。現在、秋田大学、行政や食品加工会社、農家などが連携し、あきた企業活性化センターの支援を受けながら、アケビ油生産の事業化に向けて活動が展開されています。

この学問が向いているかも 教育文化学部

秋田大学
教育文化学部 地域文化学科 地域社会コース 教授
池本 敦 先生

メッセージ

 人間の幸福に役立つ学問全般に共通することだと思いますが、栄養生化学の分野の研究においても、理系的な知識やセンスばかりでなく文系的な知識やセンスも必要です。理系・文系の区分にとらわれず、自分の得意分野を生かしつつ社会を広く見つめることが大切です。大学では自分のテーマを見つけて分析・探求する力を養い学んでほしいと思います。

先生の学問へのきっかけ

 高校時代は社会科学系分野が好きで、新聞部に在籍して取材や記事の執筆をしていました。一方で、生命科学にも興味があり、大学は薬学部に進学しました。ところが、そこでは新薬の開発が主であり、さまざまな薬害が社会問題化する中、”薬ありき”の姿勢に疑問を持つようになりました。薬を使わない方法の研究に興味がわき、生活習慣病を食で予防する栄養生化学を専門にしました。現在は、地域食資源の有効活用に関する産学官連携や健康増進による地域貢献をめざして、文理融合の学際的分野から地域創生をめざした研究を行っています。

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 地球を舞台に活躍する資源スペシャリストを養成する「国際資源学部」、教育分野や地域社会における現場実践力を養う「教育文化学部」、地域医療の核となり人々の健康と福祉に貢献する「医学部」、独創的な発想と技術力を育む「理工学部」の四学部が連携し、地域に根ざし世界に発信する教育・研究拠点をめざしています。
 四季の彩り豊かなキャンパスでは、日本全国そして世界各国から集った学生がそれぞれの目標に向かい、勉学や課外活動に打ち込んでいます。