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人間情報学の世界

高校1年生 せんいと情報の2つが混合して、ひとつの新しいシステムができることにおどろいた。
高校2年生 ありがとうございました。情報に色々ありおどろきました。
高校1年生 少し難しい内容でしたが、情報学とは何かが大方分かりました。社会には必要な学問で、いろいろなものとつながっているところに興味を持ちました。
高校1年生 学校や大学では、1つの分野を集中的に学ぶことが多いけれど、実際に働くようになると、情報学と繊維学のように、一見無関係に思える分野が組み合わさるのが面白いと思いました。
高校2年生 一つの分野でもさまざまな場で活躍していると知って感動しました!
高校2年生 情報という言葉にひかれ、講義をうけたが、具体的な活用方法が知れて良かった。
高校1年生 人間情報とは何か分からなかったけど、講義をきいて、くわしくしることができました。
高校1年生 衣服など一見医学に関係ないものまで、かんけいあるのがすごいと思いました。
高校1年生 誰もが使いやすい装置をつくるためには人間のことを知らないといけないという点になるほどと思いました。また、様々な学問の融合により生まれるものがあり人間情報学もそれであることはとても面白いと思いました。
高校2年生 奈良は本当に文化や遺産が多い県だと思います。助ける対称のみならず、その周囲にことも視覚に入れ、取り入れていくことが大切だとわかりました。
高校1年生 ウェアラブルIoTは身に付けることで体の中のことを知ることができるので、すごく興味深かったです。
高校1年生 自分自身の専問分野以外の分野にも足を踏み入れる重要性が分かりました。
高校2年生 「人間情報学」というものを聞いたことがなかったので気になって受講しました。私の知りたい事をドンピシャで分かりやすく伝えてくれてとてもためになりました。ありがとうございました。
高校2年生 情報にもっと興味がわきました。
その他 分かりやすくおもしろい講義でした。
高校1年生 日常生活に実用できる物が興味深かった。また、現実では複数の学問が集まってテクノロジーは進化していくとわかり、ためになった。
高校1年生 テーマごとでわかりやすく、とても聞きやすかったです。身近なものから説明して下さったので、よかったです。
高校2年生 人間情報学で大切なことはまず人間について知ることだと分かりました。
高校1年生 人間情報学は様々な分野と深く関わりあっていて、今後人類の発展の為に必要だと感じました。
高校1年生 現代だからこと学べることで、自分の視野を広げることができました。生活の中にこれから入ってくる技術だと思うので、普段も気を付けてみていたいと思いました。
高校1年生 情報学は閉じた学問ではなく、広い学問なのだと感じました。
その他 人間の情報学という、人間の生活向上を目指した分野という事がわかりました。難しい先端技術もわかりやすかったです。
高校2年生 情報は色んなものとからんでいくことにびっくりした。
高校1年生 自分の知らない分野で、おもしろかった。
高校1年生 普段はなかなか気にしなかった分野だったので新鮮でした。生活の中の様々な情報を分析することで生活が豊かになると知りおもしろかったです。
高校1年生 人間の生活に密接に近づいた人間情報学はとても興味深いと思った。
高校1年生 人とコンピュータをつなぐ学問だと分かった。
高校1年生 学問としては非常に興味深いです。
高校1年生 具体的な内容が多くてわかりやすかったです!

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関心ワード
  • 生活工学 、
  • SDGs(持続可能な開発目標) 、
  • ヒューマンインターフェース(HI) 、
  • ものづくり 、
  • QOL(クオリティオブライフ)

講義No.g009695

人にやさしい「人間情報学」が開く未来

「心」を知ることの重要性

 私たちの日常生活を支える要素技術の一つに、人と機械の関わりを考える「ヒューマンインタフェース(HI)」があります。誰もが使いやすく適切に応答するスマートなシステムを実現するためには、単にモノ作り技術に精通するだけでなく、人間の五感や思考がどういうものなのかや、デザインの原理を理解するための学際融合的な研究が重要です。
 例えば、外界からの刺激に対する感覚や思考を情報処理の観点から考えるには認知心理学、それらに人間が反応する仕組みを調べるには医学や生理学、脳科学といった専門分野がありますが、これらの知見を生かし、目的に応じた学際的で自由なモノ作り研究に取り組めるのがHIの醍醐味です。

日常生活の質(QOL)を上げる

 一方、HIの技術を生かし、生活と密着した新たなモノ作り分野として立ち上がりつつあるのが「生活工学」です。例えば、2006年頃、センサと繊維を融合させたスマートテキスタイルを用いて、妊婦と胎児の心拍を測定できるIoT腹帯が開発され、医師が遠隔診療で見守れるデバイスとして、特許申請も行われました。また、介護施設で認知症の患者さんの食事やトイレ、運動などの回数を、においと振動で測り自動記録するシステムもあります。これは多忙な介助者でもケアプランを立てやすく、効率的なワークフローを実現できるように開発されました。さらに、異なるアプローチとして、紫外線計測アクセサリもあります。例えば、ヘアバンドに取り付けたセンサで計測した紫外線のマップをスマホに表示し、クラウドを通じて日焼けしない観光ルートを共有できます。

必要になる文理融合的な発想

 このようなHIや生活工学の考え方を生かし、少子高齢化や地方創生、SDGsといった喫緊の課題解決と社会実装技術を研究するには、理系だけでなく文系的な発想や知識も必要となります。こうした研究領域を広くまとめて、「人間情報学」といいます。安心・安全・快適な未来を開く大きな可能性を秘めていることが魅力です。

この学問が向いているかも 人間情報学、生活工学

奈良女子大学
生活環境学部 情報衣環境学科 教授
才脇 直樹 先生

メッセージ

 ユーザのニーズに応じた適切な情報処理装置をどのように設計デザインするかがヒューマンインタフェース(HI)の研究です。一方、生活者や女性の視点を生かした生活工学という新たな分野が立ち上がりつつあります。例えば介護の現場では、患者さんの健康状態をすばやく理解できるHIを備え、快適な生活環境を提供する技術が求められています。人間情報学は、こうした異分野を融合し文系理系の枠組みも超えて、よりトータルな観点から人間と社会に実装できるシステムを研究する興味深い分野です。

先生の学問へのきっかけ

 私が情報技術に興味を持ったきっかけは、小学4年生の秋、ラジオでイギリスBBCの日本語放送を聴いたことでした。はるばる地球を半周する電波に感動しましたが、毎日聴きたくてもアンテナや受信機を改造する必要がありました。そこで電子回路を独学しました。6年生の時にシンセサイザーを知り、電子回路が音楽にも応用できるとわかり、電子楽器も作りました。後にソフトウェアによる制御技術を研究し、人間の特性をものづくりに反映させる方法を追究し、ヒューマンインタフェース、そして生活工学、人間情報学の研究に到達しました。

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才脇 直樹 先生がいらっしゃる
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