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みかんの機能性成分 β-クリプトキサンチン

夢ナビライブ2018名古屋会場にて収録

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種がないみかんはどう増やす?

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みかんの摂取量とβ-クリプトキサンチン

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砂じょうの培養による実験

30分動画

講義を視聴する(30分)

高校2年生 高校では生物選択で、講義タイトルをみて興味をもったので受講しました。みかんは冬になると1日に5コは食べるので、みかんの良い効果がたくさん知れて良かったです。
高校1年生 新しいことがたくさん知れて、話もおもしろくて良かったです。
高校2年生 実際にみかんのサンプルの嗅いを体験できたことが良かった。
高校2年生 みかんの成分のにおいをかげてよかった。
高校1年生 みかんについての説明がとてもわかりやすく、おもしろかったです。
高校1年生 みかんを食べ続けると、がんなどの生活習慣病になりにくくなることが分かりました。
高校2年生 みかんの関心がとても高まりました。たくさんみかんを食べようと思いました。
高校2年生 β-クリプトキサンチンを食べるメリットやみかんに種がないものがある訳が分かった。
高校2年生 みかんの種類のできかたについてしることできた。
高校1年生 みかんへの関心がたかまりました!
高校2年生 みかんにもたくさんの種類があるんだなと思いました。
高校1年生 β-クリプトキサンチンが三ヶ日みかんに多く含まれていてオレンジやレモンには含まれていないということが分かって、β-クリプトキサンチンが病気の予防に役立つということを知ってもっと知りたいと思いました。
高校2年生 大好きなみかんについて知らないことを知れて楽しかったです。
高校2年生 みかんに生活習慣病などの予防効果があるということを知れてよかった。
高校1年生 みかんの色素と栄養、品種のできかたについてわかり、新しい品種をつくってみたいと思いました。
高校3年生 ミカンが実はすごいなというのを理解できました。僕はミカンが好きなので、毎日食べれる自信があります!!
高校2年生 自分の知らなかったミカンの種類や、色素の話などを聞くことができてとてもおもしろかった。
高校2年生 みかんの色素成分や、いろいろなことが分かった。
高校2年生 みかんを食べたほうが何かと良いみたいだからこれから、いっぱい食べたいと思いました。
高校2年生 みかんについてもっと知りたいと思えたのでよかったです。
高校2年生 みかんを1日3個食べようと思いました。最後の人の勉強とみかんは同じような話に共感しました。
高校2年生 みかんの種はいろいろなみかんを合わせてできると分かった。Β-クリプトキサンチンは知らないうちに自分たちの体に思恵をもたらしてくれていると知り感動した。

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関心ワード
  • 栽培 、
  • 果実 、
  • 果物 、
  • 生活習慣病 、
  • ストレス 、
  • 予防 、
  • 骨粗鬆症 、
  • 抗酸化 、
  • クローン 、
  • 色素 、
  • 接ぎ木 、
  • ミカン

講義No.g009165

ミカンの謎を解き明かし、ミカン離れを食い止めよう!

温州ミカンはすべてクローンだった

 日本の果物の代表格とも言えるミカンですが、知られていないことがたくさんあります。約500年前に中国から伝わった種子の偶発実生(ぐうはつみしょう)で生まれたとされる温州ミカンは、花粉が発達していないので種ができません。そのため、昔からずっと、接ぎ木で増やされてきました。つまり、すべてクローンということになります。ミカンは気温が下がるにしたがって、橙(だいだい)色へと色付きます。この橙色の色素「β-クリプトキサンチン」こそ、ミカンの魅力なのです。

橙色の色素成分に含まれるありがたい効能

 ミカンの橙色は、一見、オレンジなどの色と同じように見えますが、科学分析すると、色素の構成が異なっています。そして、ミカンに特に多く含まれる色素「β-クリプトキサンチン」の成分には、体にいい効能がたくさんあることが明らかになっています。つまり、ミカンをたくさん食べてきた日本人は、知らないうちにその恩恵を受けていたのです。具体的には、抗酸化作用による発がん抑制効果や骨粗鬆症の予防などです。また、ストレスの軽減や生活習慣病の予防にも期待が寄せられています。そして、最も多くこの色素が蓄積されるのがハウスミカンであることもわかっています。

ストップ! ミカン離れ。 おいしいミカンを追究

 このように、ミカンは日本人にとってありがたい果実ですが、ミカン離れが進んでいます。10年間で東京ドーム1600個分のミカンを栽培している面積が減少し、購買量も減って市場価値も下がってきています。この流れを阻止するために、オレンジなどにはない魅力を見いだし、より甘くて、皮の色が濃くむきやすい、機能性成分の多いミカンの研究が進められています。
 例えば水分ストレスを与える、つまり水分を不足させた状態で栽培すると、甘い果実をつけることがわかっています。このように、果実の成分や特徴を分析することにより、どのような栽培方法や栽培環境が適しているかを導き出した研究成果は、社会に役立っているのです。

この学問が向いているかも 農学、園芸科学

静岡大学
農学部 生物資源科学科 教授
加藤 雅也 先生

メッセージ

 研究の魅力は、知りたかった実験結果を、誰よりも先に見ることができることです。特に、色素の研究は、色の違いがすぐにわかるので、わくわくします。農学における研究は、対象が機械ではなく、植物との関わりであることも面白さの一つです。
 世界に通ずる研究には英語が必要です。私は高校時代、英語が好きではありませんでしたが、大学での研究を通して、コミュニケーションツールとしての英語の面白さに気づきました。あなたも、大学で研究したいと考えているのなら、今のうちに英語力を養っておくとよいでしょう。

先生の学問へのきっかけ

 幼少時代は、田畑を駆け回って育ちました。中学高校ではバレーボール部で、忍耐力や礼儀を習得しました。一見農学の研究とは無関係のようですが、自然に親しみながら育ったこと、そして部活で忍耐力や体力、根気を養ったことは、後の研究に大いに生かされています。
 静岡大学に進学し、「実験に失敗してもそのデータの中に真実がある」という恩師の言葉で研究の面白さと出合いました。その後、農林水産省の機関で研究するうち、「社会に役立つ研究」をすることに目覚め、静岡の人々の役に立ちたいと、ミカンの研究を進めてきました。

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加藤 雅也 先生がいらっしゃる
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 静岡大学は、6学部19学科と全学横断型教育プログラム「地域創造学環」を擁する総合大学のメリットを生かし、学生の知的探究心に応えることができる幅広い学問領域の教育を実施しています。大学のビジョンは「自由啓発・未来創成」であり、これは自由によってこそ自己啓発を可能にし、それを通じて、平和かつ幸福な未来を創り出すとの力強い思いを表明しています。