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食資源は生命の可能性を生かすサイエンス

夢ナビライブ2017仙台会場にて収録

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食材開発とは

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おいしいは遺伝子が決める?!

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講義を視聴する(1分 その3)

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講義を視聴する(30分)

高校2年生 生物選択ではない自分でもすごく興味をひかれる内容で、受講してよかったと思った。独学で、生物についての考えを深めていきたいと思った。
高校1年生 食についての関心がとても深まりました。おいしい食べ物を作るためには、様々な成分が必要なことが分かりました。それについての研究は楽しそうだと思いました。
高校2年生 自分は食品関係か農業関係で迷っていたんですが今日の授業で食品関係の良さを知られたのでよかったです。
高校1年生 資料を見ながら、どのような事をしているのかがよくわかったと思います。まったく興味のなかったものだったけれど、見学してよい経験になりました。
その他 ウズラをかけ合わせたり、かけ戻すことによって、大きさが小さくなったり、戻ったりすることに驚きました。
高校2年生 「学びと研究が、次のアイデアを産む」という言葉がすごく印象的でした。とても面白くて話しに聞き入っていました!
高校1年生 生命のつながりなど、理科で、学習したことをくわしく何がどうして、どうなるのかということがわかった。
高校2年生 食と生命にこんなにもつながりがあるということをはじめて知った。とても面白く、興味を持った。
高校2年生 人と食には深いつながりがあることがよく分かりました。
高校2年生 生物の授業で学習した内容の90%以上が使われていることが分かり、さらに細かい分野まで学習できました。
高校2年生 講義は、胎児と母体は、異なる個なのに、なぜアレルギー反応をおこさないかや「おいしい」と感じる条件など、とても興味深い話をありがどうございました。また、講義後の質問に丁寧に答えて下さってありがとうございました。
高校1年生 人間が成長してきて、生物の力がすごいと関心しました。
高校1年生 理科分野がとても大切な学類だと感じました。また、食は人を健康・幸せにし、生活を豊かにする源であるということがとても心に残っています。
高校1年生 特に「生命のしくみは食資源の可能性を高める」という言葉が印象に残りました。より一層興味を持ちました。
高校1年生 食は生活を豊かなものにする源ときいて改めて、食の大切さを理解しました。私は牛や鶏、馬がとても好きです。これからも大切に命をいただこうと思いました。
高校1年生 遺伝子1つの違いだけで、味が変わる、大きさが変わるということに驚きました。
高校1年生 シートでも見ることができたので、とてもわかりやすかったです。
高校2年生 生物の大きさを調節し続け大きくしようとし続けたり、小さくしようとし続けると種が途切れてしまったり苦味がおいしさに関わることが知れておもしろかったです。
高校2年生 DNAについてくわしく知ることができました。もっと動物、生き物について興味がでてきました。ありがとうございました。
高校2年生 講義内容がわかりやすかったです。
高校1年生 食品を理系の分野からとことん追求していくこと、また食を研究することで人を幸せにすることができるということに興味を持ちました。
高校2年生 「子と母は受精卵の時なぜ異物と認識しないのか」をもっとくわしく知りたくなりました。
高校2年生 食は食資源を費やすという言葉がとても心に残りました。
高校1年生 先生の学部を初めて知りました。とても面白く、興味がわきました。特に遺伝子でタンパク質を調べることで、おいしい食材をつくれることがすごいと思いました。
高校2年生 動物遺伝育種学にとても興味をもちました。
高校1年生 食資源の開発による様々な分野への発展がこんなにあるという事を知れてよかったです。
高校1年生 まだ習ったことのない内容もあったのでこれからの学びに興味をもちました。
高校2年生 塩基レベルで食資源を操作するというのが面白かったです。おいしい、と思うことに色々な要因があることがわかりました。母体と子どもをつなぎとめる仕組みについて、調べてみようと思いました。
高校2年生 どういった目的で研究をしているか分かりおもしろかった。人体をつくる食料から研究することで人体を変えていくと分かった。
高校2年生 食資源と生命は関連していることが分かりました。
高校1年生 私は、農業に興味があり、科学的な所を講義していたので、とても興味が高かまったのでよかったです。ありがとうございました。
高校1年生 我々が普段食べているお肉は色々な人が関係していてその命をいただいているということが実感できました。
高校1年生 生物のしくみについて学ぶことができました。また、細胞がたくさんあるということは知っていましたが、60億個もあるということは初めて知りました!!
高校2年生 化学の内容が良かった。
高校1年生 先生のお話を聞いて、もともと、学びたい生物のお話などが聞けてとてもよかったです。勉強になりました。
高校2年生 すごいおもしろかったです。とても共感しました。またうけてみたいとおもいました。ありがとうございました。
高校1年生 普段食べている牛や豚を学ぶことができました。生物についてもっとしりたいと思いました。
高校2年生 うずらの話がとても分かりやすかったです。
高校1年生 食産業の重要性がよくわかりました。

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関心ワード
  • 経済効果 、
  • ブランド 、
  • 文化遺産 、
  • DNA 、
  • 遺伝子 、
  • 牛 、
  • 牛肉 、
  • 科学 、
  • 染色体 、
  • 塩基配列 、
  • 肉牛 、
  • 遺伝

講義No.g006839

世界文化遺産級の「霜降り肉」を科学する

ブランド牛は黒毛和種のほんの一部

 仙台牛や米沢牛、松阪牛などはブランド牛肉と呼ばれます。テレビ番組などで、柔らかそうな霜降りの肉を食べている映像をよく見かけます。これは、世界で唯一霜降りが多く入る黒毛和種という肉牛の肉で、日本の在来種です。さらに、ブランド牛に指定されているのは、黒毛和種の中でも厳しい基準をクリアしたごく一部なので、まさに和食材の高級霜降り牛肉は、世界文化遺産級と言っても過言ではないのです。

質の高い牛肉の生産は難しい

 生物の遺伝は、肌の色などの「質的なもの」と、体重や身長、肉の柔らかさや霜降りの度合いなど「量的なもの」に分けられます。質的なものに関わる遺伝子は1つか2つですが、量的なものには数百の遺伝子が関わっていると考えられています。牛肉の場合、必要とされるのは経済効果が高い量的な遺伝ですが、関わる遺伝子が多いために、人がコントロールするのが非常に難しいのです。そこで、年月をかけて遺伝能力の高い牛同士の掛け合わせを繰り返し、現在の特質を持つ黒毛和種が誕生しました。例えば、宮城県には約10万頭の肉牛がいますが、種牛となれる候補の雄牛は、毎年400頭選抜され、それから厳しいテストを受けてたった4頭だけです。これらを父親に持つ子牛を含めて県内で生産される牛のうち、「仙台牛」と名乗れるのは生まれてくる牛の3割程度で、残りは普通の国産牛として市場に出されます。

効率よく人が望む肉牛をつくるには?

 現在のところ、どの遺伝子が霜降り度や体の大きさなどに作用しているのか特定はできていませんが、染色体レベルでこの辺の領域が関わっているらしい、ということはわかってきました。ただ、その領域には数十から数百の遺伝子が並んでいるので、遺伝子を特定することが、これからの研究課題です。また、DNA塩基配列の1塩基の違いが遺伝的表現にどう影響するのかの解析が進んでいます。これらが明らかになると、人が望む美味しい世界遺産級の最高牛肉をもっと効率的につくることができるようになるでしょう。

この学問が向いているかも 遺伝学、統計遺伝学、分子生物学

宮城大学
食産業学群 食資源開発学類 教授
須田 義人 先生

メッセージ

 牛や豚などの産業動物を中心とした、生産性に関わる遺伝子や遺伝的な評価に関わる研究をしています。人に望ましい方向に動物たちを遺伝的に改良していくためには、多くの情報を考慮して、分子レベルで、また統計遺伝学的にも研究していく必要があります。農家のために、よりよい家畜を生み出すように日々努力を重ねています。どの大学に入るかも大切ですが、何より大切なのは、その大学で何をしたいのかということです。夢を実現したいなら、努力を怠らず、がんばってほしいと思います。いつでも研究室に遊びに来てください。

先生の学問へのきっかけ

 親から子へ、世代を超えて伝わる遺伝子と遺伝現象に神秘性と深いドラマを感じました。親の特徴が100%伝わらず多様性を生むことにも生命体の利己的魅力を感じたのです。1つの遺伝子の制御は、綿密であり、曖昧でもあって、バランスをとって成立しています。また、複数の遺伝子の連携と環境の影響によって、形や色、大きさなどの「表現型」を形成しています。それらの「生命活動」は自然がなした神業であり、その神業に人の手を加えて、「非自然」を生み出す科学に挑戦したいと大学生の時に思ったのがこの分野に進んだきっかけです。

大学アイコン
須田 義人 先生がいらっしゃる
宮城大学に関心を持ったら

 宮城大学の建学の理念は、「ホスピタリティ精神とアメニティ感覚に溢れ、高度な専門性と実践的能力を身につけた、地域の発展をリードし、世界に貢献できる人材を育成するとともに、学術・文化の向上と豊かで活力のある地域社会の形成に寄与する」です。「看護学群」「事業構想学群」「食産業学群」の3つの学群で構成されており、私たちの生活を取り巻く、「医療」、「ビジネス」、「食」の3つの分野をそれぞれの学群で学ぶことができる公立大学です。「いま」を生きる知恵を磨く、最適な大学を目指して日々改革に取り組んでいます。