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生命の自己決定権?! 生命は誰のもの?

高校1年生 ・今まで、法学は法律の使い方を考える学問程度にしか知らなかった。講議で、何事も「わたしたち」の問題として考える、というこを聞き、法学は人が生きる社会全てを考えるようなおもしろい学問なんかなっと思った。
高校1年生 自分の命は自分だけのものではなく、自分を大切に思ってくれている人のためにもあり、自分ひとりのものじゃないと、改めて思いました。自分の命の必要性は一人で決めるのではなく、人の意見も聞いてから必要かどうかを決めていきたいと思いました。
高校1年生 僕は法学について少し興味があり、今回の講義を受けてより関心が高まった。
高校2年生 生命はとても大切なものだと思った。
高校2年生 法についての考え方をこうやって考えるのかというのを知ることができてよかったです。もっと知りたいなと思いました。
高校2年生 1つの法律にもいろんな解釈ができ、それに対する説明もいろいろあるということがわかりました。
高校2年生 とりあえず、荷物、衣服を捨ててみる。自分のルールが社会のルールとは違うとわかった。
高校2年生 命と法の関係性について知れて楽しかった。
高校2年生 決まった法律をただ覚えることをするのではなく、その中の一部分はどういうことか、どういう意味かを掘りさげていくことがとてもやりがいがあるなと思いました。
高校2年生 自己決定は自分だけがすべてとは限らないことがわかった。
高校1年生 興味深く、おもしろかった。法学を学びたいと思った。
高校1年生 自己決定権とは自分がしたいことを自由にできるわけではなく社会のことをきちんと考えることが大切だとわかりました。
高校1年生 法学では、考える人によって権利などの捉え方が違ってくるから、それがおもしろいところだと思いました。
高校1年生 自己決定権が何なのかよく分かりました。素敵な講義ライブありがとうございました。
高校2年生 法学がどんな学問が分かった。
高校1年生 法学部に向いている人についての話はとてもためになりました。また、自己決定について自分一人の問題でないことが分かりました。
高校1年生 すごい分かりやすかったです。命の大切さが分かったし、自分で守っていかないといけないと思いました。
高校2年生 自己決定権は中学の時にならいましたが、今回の講義でもっていたイメージががらりとかわりもっとくわしく分かりました。
高校1年生 法学部はすごい難しいイメージがあったけれど、おもしろそうだと思った。興味が出てきた。
高校2年生 条文を覚える必要がないことに驚いた。
高校2年生 お話しありがとうございました。自分の中では正しい判断を下している会でも社会から見たら解決はしていないという社会観も大切だという事が分かりました。
高校2年生 いろいろな物事においての法律的な考え方を学ぶことができた。
高校2年生 生命に対して、それぞれいろいろな考えがあることが分かりました。
高校2年生 何が正しく、何が多くの人を幸せにできるかという視点で、物事を見ていきたいと思いました。
高校2年生 法学ときくと、とても難しそうなイメージがありましたが、どのようなものか少しでも知れてよかったです。

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関心ワード
  • 生き方 、
  • 平等 、
  • 人権 、
  • 自由 、
  • 条例 、
  • 法律 、
  • 言論 、
  • 表現 、
  • 憲法 、
  • ヘイトスピーチ 、
  • 安楽死

講義No.g008087

憲法の解釈によって、国民の生き方・暮らし方まで変わる!

表現や言論の自由は、どこまで「自由」なのか?

 表現や言論の自由は憲法によって保障されていますが、どんな意見をどのように表現しても許されるのでしょうか? 憲法は、国の営みの基本となる最高法規です。さまざまな価値観を持つ国民の人権を、平等に守らなければならないので、「ここまでならOK」といった具体的な内容には触れていない条文がたくさんあります。表現や言論の自由を認める憲法第21条は、その典型と言えます。大まかな方向性だけが示されている憲法の、解釈の仕方や問題解決の方法について研究するのが、「憲法学」という学問分野です。

憲法が明示していない部分を「法律」が補う

 特定の国籍の人などに対し、攻撃的・侮辱的な言葉を投げかける「ヘイトスピーチ」が社会問題化しています。そこで国は2016年5月、不当な差別的言動の解消をめざす法律を制定しました。しかし、スピーチの禁止や罰則など、強制力のあるルールまでは作れませんでした。憲法第21条に抵触する可能性があるからです。憲法で具体的に示されていない事柄について、細かい個別ルールを設けるのが、「法律」や地方自治体の「条例」の役割ですが、それを定めるためにも憲法学の知見が必要になるのです。

憲法の解釈で、国民の生き方も変わる

 自分自身の生き方や暮らし方を自由に決める「自己決定権」も、憲法第13条によって守られています。では、高齢化や医療技術が進んだことで話題に上る機会が増えてきた、「安楽死」「尊厳死」についてはどうでしょう。身体が思うように動かなくなり、慢性的な疾患に苦しんでいる人が、「これ以上苦しまずに最期を迎えたい」と思う気持ちは、悲しいけれど偽らざる本心であることも多いでしょう。
 医師に対して安楽死を求めることも、自己決定権の行使と言えるでしょうか? 自ら死を選ぶという行為は、果たして憲法によって保障されるべきなのでしょうか? このように、憲法の解釈によって、私たちの生き方・暮らし方が変わってくることもあるのです。

この学問が向いているかも 憲法学、憲法人権論

北九州市立大学
法学部 法律学科 教授
中村 英樹 先生

先生がめざすSDGs
メッセージ

 「パーフェクトな正解」は存在しないけれど、いろいろな角度や立場から考え、社会にとって最も良いと思われる答えを見つけ出す、これが「憲法学」の面白さです。
 もしもあなたが、大学で「法」について研究したいと考えているのなら、国語の力を磨いてください。自分の考えを正確に相手に伝え、相手が話していることを正確に理解する力は、法を学ぶ上で必須のものです。同時に、歴史にも興味を持ってください。現代の憲法や法律は、長い歴史の積み重ねから築かれたものだからです。

先生の学問へのきっかけ

 両親が、毎朝きちんと新聞を読んでいたので、私も小学校時代から、新聞を読んだり、テレビでニュースを見たりして、社会問題について考えるような少年でした。その影響で、大学はあまり迷うことなく法学部に進学しました。当初、弁護士をめざしましたが、法律の中でも興味のある分野とそうでない分野とがはっきりしていたため司法試験を断念しました。その後、新聞記者をめざした時期もありましたが、大学院に進学し、興味があった法律分野について研究を続けました。結果的に、子ども時代からの社会問題への興味を貫いた形となりました。

大学アイコン
中村 英樹 先生がいらっしゃる
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 北九州市立大学は、文系4学部・1学群(北方キャンパス:外国語・経済・文・法学部、地域創生学群)、理系1学部(ひびきのキャンパス:国際環境工学部)を擁する公立の総合大学です。
 産業技術の蓄積、アジアとの交流の歴史、環境問題への取組といった北九州地域の特性をいかし、「地域に根ざし、時代をリードする人材の育成と知の創造」を目指し、「選ばれる大学への質的成長」「大学のプレゼンス(存在感)」「環境・地域・アジア」をキーワードに、語学教育、環境人材育成、地域人材育成に力を入れています。