環境理工学部の教員によるミニ講義がご覧いただけます。興味あるテーマをクリックしてみてください!!
29講義中 16 - 29 講義目を表示しています
講義ライブ動画あり
先生メッセージ動画あり
岡山大学 環境理工学部 環境デザイン工学科 准教授 木本 和志
橋や高速道路などの構造物の鋼材の劣化が問題となっています。安全性の定期的なチェックをする場合、外から見えない内部の溶接部分などはどのようにして調べているのでしょう? 実は、超音波が使われているのです。
岡山大学 環境理工学部 環境管理工学科 教授 近森 秀高
過去100年間の雨の降り方を分析すると、意外なことが明らかになりました。「100年に1度レベル」の大雨の頻度が増え、10年に1回ぐらいのペースで降っているのです。これは何を意味しているのでしょうか?
水に関するすべての自然現象を対象とする学問が「水文(すいもん)学」。地球規模や地域ごとの「水の循環」が、主なテーマです。集中豪雨時や土地の利用形態による、川の流量の変化などを予測する重要な学問です。
岡山大学 環境理工学部 環境物質工学科 教授 木村 幸敬
食用廃油から作られた燃料が、バスなどで使われています。その過程の副産物「グリセリン」からプラスチックの原料を創り出す研究も進んでいます。ゴミを出さない「夢のリサイクル」を実現するための課題を探ります。
岡山大学 環境理工学部 環境物質工学科 准教授 山崎 慎一
私たちの生活に欠かすことのできないプラスチック。現在、材料が100種類以上もありますが、この材料を10種類程度に減らすことができれば、生産効率が上がります。その具体的な方法と、実現化のポイントは?
やがては土に還る「生分解性プラスチック」。プラスチックに代わり環境にやさしい素材として開発されましたが、値段が高く、もろいという欠点があります。強度を上げるためにどんな研究が進められているのでしょう?
岡山大学 環境理工学部 環境デザイン工学科 教授 前野 詩朗
高度経済成長時代、川の側岸や底はコンクリートで固められ、生態系が壊れ、河川環境が悪化しました。そこで、自然な川の環境を取り戻すために置かれたのが「石」でした。一体なぜ石が? 効果を出す石の配置法とは?
昔、河原には多くの石がありました。でも、上流にダムが造られ、洪水が起きなくなったために土砂が流れてこなくなり、水際に草木が生えるようになったのです。これはあまり良いことではありません。それはどうして?
岡山大学 環境理工学部 環境デザイン工学科 准教授 小松 満
原子力発電によって生まれる、高レベルの放射性廃棄物。これを処理する方法の一つが、地中に埋めることです。土はもちろん、地下水や岩盤など周囲の環境に影響が出ないよう処理する方法とはどのようなものでしょう?
近年、雨が局所的に集中する傾向が強まり、土砂崩れが多発しています。そこで、土砂崩れが起こる確率を予測する方法が研究されています。「水分センサー」を使うのですが、どのようにして予測するのでしょうか?
岡山大学 環境理工学部 環境管理工学科 教授 金 どぅ哲
低地では主流民族のキン族が水稲耕作を、山地では少数民族が焼畑農業を行い、住み分けができていたかつてのベトナム農村地。ベトナム戦争以降、この地で実際に起こったコミュニティの喪失と崩壊のプロセスとは?
外部から農業を営む人が新しく入る時の対応の仕方を見ると、日本と韓国の農村社会の違いがわかります。日本の農村は、比較的排他的ですが、韓国の農村は柔軟です。その訳は、農村社会の生い立ちにありました。
岡山大学 環境理工学部 環境物質工学科 准教授 紅野 安彦
窓ガラスなどだけでなく、原子やイオンが不規則に並んでいる固体を「ガラス」と呼びます。不規則な並びなのになぜ固体として安定しているのか? その理由の解明が、ガラスの応用や新しい物質の創造につながります。
ガラスは不思議な可能性を秘めた物質です。ガラスを高温で溶かすと、結晶が析出し「結晶化ガラス」になりますが、この中には特殊な機能を持つものがあるのです。ガラスから、新しい材料を作る研究を紹介します。