夢ナビWebセレクション

大阪大学の教員によるミニ講義

関心ワード
  • ファンタジー、
  • 物語、
  • 小説、
  • 映画・シネマ、
  • 人生、
  • イギリス、
  • 映像、
  • アメリカ文学、
  • シェイクスピア、
  • チャールズ・ディケンズ、
  • 英文学

映画で英米文学の世界にアプローチ!

数多く映画化されている英米文学の名作

 以前に比べ若い人が小説を読まなくなったと言われます。英米文学のスタンダードさえあまり読まれなくなったようです。英米文学の名作には、若い時代にぜひ読んでほしい多くの宝物が詰まっています。もし分厚い本が読みにくいのなら、映画から入るといいでしょう。多くの著名な作品が、良質の映画となって世界中で親しまれています。

児童小説やファンタジーも映画に

 『オリバー・ツイスト』は19世紀に書かれた、イギリスの作家チャールズ・ディケンズの長編小説で、今日に至るまで何度も映画化・舞台化されている不朽の名作です。物語は、孤児オリバーがさまざまな苦労や困難な出来事にもめげず、立派に成長してハッピーエンドを迎えるというものです。当時のイギリスの貧困社会の痛ましさ、そこから立ち上がろうとする主人公の姿が、現代日本の若者には少なからぬ衝撃を与えるでしょう。オリバーが「もう一杯お粥をください」という有名なシーンが映像でも象徴的に描かれています。また、あの『ピーター・パン』も映画化されています。いつまでも大人にならない子どもたちが集う国、ネバーランドを中心にファンタジーの世界が美しく表現され、観る者の心は童心に返ります。

読んで感動を味わおう

 誰もが知っているシェイクスピアの悲恋大作『ロミオとジュリエット』も、計算された映像美が物語を効果的に演出しています。これらの映画で感動したら、ぜひ原作を手にとってみてください。行間からにじみ出る文学の味わいが、映像とはまた違ったイマジネーションを与えてくれることでしょう。物語を読み取る力は人間にとって、自分の生き方を決める、すなわち自分の物語を作っていく大事な糧となります。優れた英米文学の世界にどんどん感情移入して大いに楽しむことは、他人を思いやる気持ちや生きる力を身につけることにつながります。若い日に読んだ文学のエッセンスは必ず心に積もり、その後の進路や人生設計に大いなる役割を果たすのです。

再生スピードを変更できます。

アイコン

講義を視聴する(1分)

アイコン

講義を視聴する(1分 その2)

アイコン

講義を視聴する(1分 その3)

アイコン

講義を視聴する(30分)

この学問が向いているかも 英米文学


文学部 人文学科 英米文学専修 教授
服部 典之

先生の著書
メッセージ

 好きなことをやりましょう! 嫌いなことを無理やりやっても、良い結果にはつながりません。大学に入るために勉強することは大切ですが、与えられた課題をクリアするだけでは人間の幅が狭くなってしまいます。私自身、早い時期から英米小説が大好きで、そればかり読んでいたおかげで回り道もありましたが、だからこそ今があります。人に決められたことではなく、自分のやりたいことなら失敗しても納得できます。“これだけは負けない”という自分の個性を大切にして、一度きりの人生をあなたの意志で悔いなくつかみとってほしいです。

TOPへもどる

夢ナビロゴ

夢ナビ編集部copyright(c) 2008- Frompage Co.,Ltd. All Rights Reserved.