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愛知教育大学の教員によるミニ講義

関心ワード
  • 絵画・絵、
  • 保育、
  • 遊び、
  • 心(こころ)、
  • 感覚、
  • 子ども

フィンガーペインティングとは? 指絵具の感触で童心に戻ってみよう

子どもの心に響く言葉がけとは?

 子どもが絵を描いているのを見ると、誰もがつい「上手だね」とか「すごいね」という言葉を気軽にかけてしまいます。でも、本当は嫌々描いていたり、思い通りに描けなくてイライラしたりしているのかもしれません。そのような時に、「上手だね」「すごいね」と言葉をかけても、決して子どもの心に響かないでしょう。もし、言葉をかけるなら、「ここをこんな風に描いたの? すごいね」とか「私は、ここの色が好き」など、ポイントをほめることが大切です。子どもは、大人とまったく異なる感覚を持っているのです。

子どもの感覚になれるフィンガーペインティング

 そんな忘れていた子どもの頃の感覚を思い出すためのイメージワークのひとつが、「フィンガーペインティング」です。泥のようにやわらかな指絵具を使って、直接手で自由に描くことで、赤ちゃん返りのように、大人が子どもの頃の感覚を追体験できると考えられています。
 例えば、大きな紙に何人かで描いていくと、自分の描いている世界に友だちが入ってきて怒りの感情がわいてきたり、ほかの友だちの絵のところへ入りたいけど「だいじょうぶかな?」とためらったり、さまざまな気持ちが出てきます。これこそが砂遊びをしている時などに、子どもが感じている感覚なのです。

イメージワークで保育・教育者の心を豊かに

 描いた絵の世界が友だちに壊されて、あなたが思わず投げやりになって絵具を紙にたたきつけたとします。でも、それを見た友だちが「面白そうだね」とまねをして、一緒にやっているうちになんだか楽しい気持ちに変わったりする、そんな不思議な心の機微も体験できるでしょう。
 フィンガーペインティングの後には、その描いた紙を切り貼りして新しい表現に変えるカッティングワークを一緒に行い、モヤモヤした気持ちの消去作業をします。このようなイメージワークは、保育者や教育者をめざす人の心や感覚を豊かにするトレーニングとしても期待されています。

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「私」の源〜アタッチメントの不思議〜

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この学問が向いているかも 幼児教育学、発達心理学


教育学部 幼児教育講座 准教授
林 牧子

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メッセージ

 私の専門分野は、子どもの不思議を研究していく発達心理学です。あなたは幼稚園や保育園の時、自分がどんな子どもだったか覚えていますか? その時の自分と、今の自分は、似たような部分もあったり、違う部分もあったり、とても不思議だと思いませんか? 子どもの時代は誰にでもありますが、意外にみんな忘れているものです。子ども時代をどのように過ごしてきたか、それをしっかりと見直していくと、自分のことがもっとよくわかったりします。心理学について、ぜひ興味を持って学んでいってください。

先生の学問へのきっかけ

 子どもの頃から犬や猫、文鳥やセキセイインコなど、たくさんの動物や虫たちに囲まれて育ちました。でも、生き物には寿命があります。飼っていた動物や虫たちの死を間近で見た経験が今の自分に大きく影響しています。大学では心理学部に入り、最初は臨床心理士、つまり心理カウンセラーになりたいと考えていましたが、心理学を論証していく研究があることを知りました。昔から考えることが大好きだったので、「基礎的な研究を深めていくのも面白いかも」と方向転換し、大好きな子どもへの関心が結びついて、発達心理学の研究に進みました。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

公立幼稚園教諭/公立保育園保育士/小学校教諭/市役所(子ども課・子育て支援課等)

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