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講義No.08396

社会科は好きですか? 先生が変われば、子どもたちも変わる!

児童も先生も社会科が苦手なワケ

 小学生と先生を対象にした「苦手な教科は何か?」という調査で、小学生の約半数が「社会科」と答えました。しかも児童だけではなく、先生も同じような結果になったのです。
 小学校では社会科の内容は歴史や地理、公民など多岐にわたります。それなのに授業の大半は教科書を読むだけの単純なものです。そうした状況では、内容の面白さに興味を持たせることは簡単ではありません。さらに教える先生も社会科が苦手となれば、面白さが伝わらず、児童にとってはただ辛いだけの時間になってしまいます。社会科が苦手な先生に教えられた児童が教師になって、また社会科が苦手な児童を作るという連鎖が続くのです。

授業が変われば、子どもの意識も変わる

 いま教育現場では、座って教科書を読んでいるだけの授業から、内容に沿って実践的な学びを積極的に取り入れる授業へ変わろうとしています。例えば、奈良の大仏について教科書で学んだあと、校庭に出て実物大の奈良の大仏を地面に描いたら、子どもたちはもれなく「面白かった」と答えたというデータがあります。日本が抱えている課題について、2020年東京オリンピックと関連づけて考えてみれば、より積極的に興味を持って学ぶことができるかもしれません。

「知識を得て、実践する」力を養う

 教育学部に入学した大学1年生に、小学校の頃の社会科の学習について聞いてみると、ほとんどが苦手だったと答えます。その後、大学の講義でアクティブな実践授業を経験した7割の学生は「好きになった」「社会科はすごい教科だと気づいた」と言います。社会科が好きな教師になるためには、この気づきが大切なのです。
 机上の学びだけではなく、多くの人と触れ合える場所に積極的に行って、いろいろな知識を身につけることが重要です。人との出会いはまた、知識を応用し実践する力を養ってくれます。社会科が好きな先生に教えてもらったら、子どもたちもきっと社会科が大好きになるでしょう。

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この学問が向いているかも 教育学、社会科教育

東北福祉大学
教育学部 教育学科 初等教育専攻 教授
三浦 和美 先生

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メッセージ

 人に教えるという仕事は難しいですが、とても魅力的で、やりがいもあります。
 優れた先生は、先生になったあともずっと学び続けています。いろいろなところに勉強に行き、工夫を重ねることを怠りません。高校の学びも同じです。あなたも学校の授業だけではなく、いろいろな人と出会って知識を身につけましょう。
 東北福祉大学の教員養成課程は、実践的な内容をたくさん取り入れ、充実したカリキュラムを入学直後から実施しています。講義では習得できない学びを現場で直接体験しながら、自覚を持って学んでいきましょう。

先生の学問へのきっかけ

 あなたには心に残る学習体験がありますか。私は小学校で体験した「登呂まつり」が忘れられません。弥生時代の遺跡にちなんで、当時の暮らしを1泊2日で体験するものでした。木を組み藁で覆って住まいを復元したり、夜は土の上にゴザを敷いて寝たりしました。今話題になっている「アクティブに学ぶ体験」で、私の現在の研究のベースになっているしれません。
 また小学6年生の時の担任の先生が、いつも赤ペンで書いてくれたコメントの記憶も強く残っています。そして、私自身もずっと赤ペンでコメントを書き続けています。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

小学校教員/特別支援学校教員/大学院進学

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三浦 和美 先生がいらっしゃる
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 東北福祉大学では、建学の精神である「行学一如」(理論と実践の融合)を目指し、キャンパス内にある附属病院「せんだんホスピタル」や介護老人保健施設「せんだんの丘」、幼稚園や保育所等の関連施設で様々な実習を行っています。実学臨床教育やインターンシップを行い、より現場に近い教育を実現します!福祉・マネジメント・子ども・医療・リハビリをキーワードに4学部9学科で構成されている「福祉の総合大学」です!

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