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福島大学の教員によるミニ講義

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震災からの復興をめざす福島でのチャレンジが、グローバル人材を育てる

グローバルな人材に必要なスキル

 これからの社会では、国境や地域の違いを超えて、ビジネスや交流に活躍することのできるグローバルな人材のニーズがますます高まると考えられています。そうした人材に必要なスキルは、英語などの言語能力だけではありません。社会の中にあるさまざまな事象について、課題を発見して解決する力や、情報を発信する際のマネジメント力、異なる地域の社会や文化に関する知識など、幅広い能力が求められます。こうしたスキルは、座学だけでなく、実際に社会に出て活動に参加してみて、実践的な体験を積むことで習得できるものもたくさんあります。

「課題密集地」福島でこそ得られる機会

 2011年3月11日に発生した東日本大震災で、地震とそれにともなう津波、原発事故などによって大きな被害を受けた福島県内の被災地は今も、復興の道半ばにあります。現地では、農業や地域経済、医療と福祉、過疎化、風評被害など、解決すべき課題が山積みです。だからこそ、将来的な地域創生につながる新たなチャレンジの機会がたくさんある状況とも言えます。
 福島県では、海外から短期留学生を招いて学生や地域住民との交流を中心にしたフィールドワーク企画「福島アンバサダープログラム」を実施していて、国内からも多数の学生ボランティアが参加しています。こうした取り組みの積み重ねが、世界各国の人々との相互理解を向上させ、福島を今後グローバルな人材を輩出する新たな土壌にする可能性を秘めています。

地域社会で新たなチャンスをつかむ

 福島に限らず、今の日本各地の地域社会には、大都市に近い場所でないからこそ得られる新たなチャンスがたくさん存在しています。ネットワーク技術の進化は、場所にとらわれずにビジネスに携わることを可能にし、仕事の効率化やコストの削減を可能にするでしょう。
 のどかな農村でゆったり暮らしながら、世界中を相手にしたビジネスで活躍できる社会が実現しようとしているのです。

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この学問が向いているかも 経済学、経営学


経済経営学類 国際地域経済専攻 助教
マクマイケル ウィリアム

メッセージ

 「グローバル人材」という言葉を聞いた時、多くの人は、それがどういうスキルを身につけている人材のことなのか、漠然としかイメージができないと思います。本当の意味でグローバルに通用する人間になるには、英語力だけではなく、さまざまな物事に対する幅広い知識と経験が必要です。
 福島には今、ここでこそ取り組める課題がたくさんあります。私たちと一緒に学んで福島を盛り上げながら、世界のどこでも通用するスキルを磨き、真にグローバルな人材になってもらいたいと思っています。

先生の学問へのきっかけ

 父がカナダ人、母が日本人でカナダのバンクーバーで生まれました。子どもの頃、新渡戸稲造の伝記の漫画を読んで「願わくは、われ太平洋の橋とならん」という言葉にとても感動して、自分も将来、カナダと日本の架け橋のような存在になりたいと決意したのです。
 通訳や翻訳の仕事に携わった後、もっと地域の国際化に関わる仕事をしたいと考え、福島大学国際交流センターに勤務するようになりました。その後、福島県は東日本大震災で大きな被害を受けましたが、その中でますます強まっていったのは、福島とそこで暮らす人々への愛着でした。

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