夢ナビ夢ナビは、さまざまな言葉をデータベースから検索・閲覧し、将来の進路を決める“きっかけ”を提供します。

講義No.07108

Web上の情報を抽出して、社会を豊かにする方法!

スマートフォンが質問に答える仕組み

 スマートフォンに話しかけると答えてくれます。例えば「あしたの天気は?」と聞けば、晴れとか雨とかを教えてくれます。これはスマートフォンがWeb上にある天気予報などの情報を検索して、答えているのです。もっと複雑な質問だと、Web上のいろいろな情報から、一番適切と思われる情報を抽出して答えています。

評価がリアルタイムでわかる

 Webから情報を集めて活用する方法としては、観光分野での利用が考えられます。例えば徳島へ観光に来ている人のWeb上へのつぶやきなどから、リアルタイムで何人が来ているのか、どのような評判なのかもわかります。「楽しい」「おもしろい」などの、よい評判がどのくらいあるのかも集計できます。また「阿波踊りを見ている」といった書き込みでも、阿波踊りは徳島の地域連想語なので徳島に観光に来ていることがわかります。
 また、企業なら同じ手法を使って自社製品の評判を知ることができます。製品のどの点が評価され、どんな点の評判が悪いのかを瞬時に知ることができるのです。ホテルやレストランなども同じ方法で、評価を知り今後の営業方針に生かせます。

高齢者の話し相手のロボットも

 高齢化が進む中で、高齢者の話し相手となるロボットが開発されています。このロボットもWebから情報を抽出して話題を提供します。高齢者が「美空ひばりが好き」と言えば、あらかじめ抽出していた演歌の情報から「では、北島三郎は好きですか?」と答えます。このように会話を途切れることなく続けていきます。高齢者には、同じ話を何度も繰り返す人が少なくないのですがロボットは飽きることはありません。しかし、高齢者にはロボットに話しかけるのが不得意な人もいます。機械と話すのは怖いと感じるからかもしれません。そんな人にはロボットのパソコンの画面上に子どもの顔画像を貼るといった工夫も必要です。
 このようなさまざまな形で、Web上の情報活用の可能性が広がっているのです。

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この学問が向いているかも 情報学、自然言語処理

徳島大学
理工学部 理工学科 教授
泓田 正雄 先生

先生の著書
メッセージ

 コンピュータを使えば、もっと便利な世の中にすることができます。例えば、Web上には有益な情報がたくさんあります。それを知識としてうまく活用すれば、人間と会話でき、どんな質問にも答えてくれるロボットを作成することも夢ではありません。
 徳島大学にはゲームを作成する講義や自律走行ロボットを作成する講義があります。さまざまな技術を身につけ、さらなる社会の発展に貢献できるよう、一緒に研究しましょう。

先生の学問へのきっかけ

 小学生のときからゲームが大好きで、ゲームウオッチやテレビゲームに夢中になっていました。ゲームをしているうち、コンピュータに、自然と興味を持ったのが、現在の研究につながったのです。そして、大学に入るとゲームをする時間がないほど、コンピュータの研究に夢中になりました。コンピュータでの言語処理を研究することになったもう1つのきっかけが、私の名字である「フケタ」と入力しても、漢字が出てこなかったので、難しい言葉をコンピュータに理解させたいと考えたことでした。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

IT企業システムエンジニア/システム開発会社ソフト開発/電機メーカー研究開発/ゲーム会社プログラマー

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泓田 正雄 先生がいらっしゃる
徳島大学に関心を持ったら

 徳島大学は有為な人材の育成と学術研究を推進することにより、人類の福祉と文化の向上に資するため、自主・自律の精神に基づき、真理の探究と知の創造に努め、卓越した学術及び文化を継承し、世界に開かれた大学として豊かで健全な未来社会の実現に貢献することを理念としています。豊かな緑、澄み切った水、爽やかな風、温暖な気候に恵まれた徳島の地にあって、「知を創り、地域に生き、世界に羽ばたく徳島大学」として、発展を目指しています。

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