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鳥取大学 医学部の教員によるミニ講義

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保健師は、すべての人の「健康のコーディネーター」

あらゆる人の健康を手助けする

 看護と聞くと、病院の看護師を思い浮かべる人が少なくないと思います。しかし看護の世界は幅広く、それ以外にも多くの人が活躍しています。保健師もその一つです。
 保健師は、保健所や保健センター、学校、企業などで働いています。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる人の健康の手助けをする仕事です。健康な人はより健康に、たとえ病気や障がいがあってもうまくつき合って、いかに自分らしく生活していけるかを一緒になって考えるのも大切な仕事です。人の身体のことだけでなく、住んでいる町の地形や交通などの環境も考え、その中で暮らしていくにはどのような工夫が必要なのかも住民の視線に立って考えていきます。保健師はいわば「健康のコーディネーター」なのです。

地域を「見る・つなぐ・動かす」仕事

 保健師の仕事は「見る・つなぐ・動かす」に集約されます。健康診断やがん検診などで多くの人たちの病気を早期に発見する、高齢者への介護予防や地域の健康指導の場面で話を聞くことなどから地域の課題を見出していきます。病院のような個人のケアにとどまらず、地域全体の健康課題も「見」ていきます。「つなぐ」のは「人と人」「必要な支援やサービス」「一緒に活動する職種や団体同士」などです。同じ悩みを持つ人同士や、食生活に問題があれば管理栄養士に相談できるようにつなぎます。そういった相談ができる人や組織をつくる、運営を支援するのも役割の一つで、また住民のボランティアを育成、患者同士が支えあえる会(患者会)の立ち上げにも関わっています。

保健師はみんなの一生を見守る

 生まれると赤ちゃん訪問、乳幼児健診、大人になるとがん検診も、高齢になってからは介護予防と、保健師は人々を一生涯にわたって支援する仕事です。通院・入院している限られた期間だけを対象とするのでなく、一人の人が生まれてから一生の間、保健師は陰ながら、時には表に立って人々の健康を守るやりがいのある、大切な仕事です。

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この学問が向いているかも 公衆衛生看護学


医学部 保健学科 看護学専攻 教授
松浦 治代

メッセージ

 鳥取大学医学部保健学科では、国民の健康と福祉に貢献できる看護師、保健師、助産師、臨床検査技師を養成しています。看護は、あらゆる健康レベルの人すべてを対象としています。病気の人だけでなく、健康な人はより健康で、その人らしく生きていけるよう支援していくのも重要な仕事です。その人を知って、その人にとって必要な支援を考えていきます。個別だけでなく集団としても支援していく、その方法は一つではありません。大学の講義、演習、実習を通じて、看護の幅広さや奥深さについて一緒に学んでいきましょう。

先生の学問へのきっかけ

 子どもの頃から、医療系の仕事、看護師になるのだと考えていました。当時は短大よりは大学に位の軽い気持ちで進学したように思います。学問としての「看護」を認識したのは大学に入ってからです。「人」についても学びました。ダイエットも三日坊主の私にとって、日々食事療法、運動療法を続けている患者さんは「すごい」人たちでした。「どうしてそんなことができるのか、どうやって乗り越えてきたのか知りたい」、これが原点にあり、患者さんの強みに注目する、強みをもてるような看護のあり方を考え続けているように思います。

先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

学校や企業で生徒や職員の健康管理、保健指導/病院などの健診部門での保健指導/保健所、市町村役場で行政職員として、住民の健康保持増進を支援する

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