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広島市立大学の教員によるミニ講義

関心ワード
  • デザイン(意匠)、
  • アート、
  • デザイナー、
  • グラフィックデザイン(ビジュアルデザイン)、
  • ポスター、
  • パンフレット、
  • プロダクトデザイン、
  • 職業

デザインとは何? デザイナーとはどんな職業?

ものづくりとともに生まれたデザインという概念

 「デザイン」とか「デザイナー」という言葉は、よく耳にすると思います。しかし、デザインとは何か、デザイナーとはどういう職業かについて説明することはなかなか難しいものです。
 デザインと一言で言ってもその領域は広く、パンフレットやポスターなどのグラフィックから、家電やクルマなど工業製品のプロダクトデザインまで、何らかのものづくりがあるところには、すべてデザインが発生すると言っても過言ではないからです。それは歴史的に見ても、産業革命以降のものづくりとともに「デザイン」という概念が生まれ、アートとは区別されるようになったことからもわかります。

デザイナーの仕事の本質とは?

 そうしたデザインを仕事とする人がデザイナーという職種で、一般的には代表的なカタカナ職業のひとつとして、憧れの目で見られることが多いようです。では、そのデザイナーの仕事の本質はどこにあり、どういう人がデザイナーに向いているのでしょうか? 例えば、グラフィックデザインを見ていくと、一般的にはアート的なものが好きで、絵を描くのがうまいとか、カタチや色に対しての感性が優れている人が向いていると思われがちです。確かにそれらの資質も大事ですが、求められるのはそれだけではありません。重要なことは、クライアント(依頼主)の要望を正しく理解・分析して、問題解決の方法を提示することだからです。

優れたデザイナーの条件とは?

 極論すれば、デザイナーとは単に絵がうまいからなれる職業ではないのです。優れたデザイナーとは、クライアントの課題を解決できるように、人のことに一生懸命になれる人、そして、それをビジュアル的な要素で解決できる人であると言えるでしょう。そのために仕掛けや仕組みを考え、絵を描き、言葉を使い、ムービーをつくるかもしれないのです。過去の優れた作品を分析したり、ものごとをよく観察したりする洞察力が大切になってくるのです。

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芸術学部 デザイン工芸学科 視覚造形 講師
中村 圭

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メッセージ

 私は、ビジュアルコミュニケーションやグラフィックデザインを専門としています。例えばポスターやパンフレットなどの印刷物ですが、ポスターなどのデザインといっても、そのレイアウトや色、写真を決めるだけではなくて、なぜそれが必要なのかをテーマに従って調べたり、クライアント(依頼主)のことを想像しながら、問題解決の方法を考えてプレゼンテーションしたりします。あなたには、幅広いことに興味を持って新鮮な目でいろいろなものを見ていくことで、デザインを学ぶ基礎としてもらいたいと思います。

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