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京都ノートルダム女子大学の教員によるミニ講義

関心ワード
  • 家庭、
  • 地域社会、
  • 保育、
  • 保育士、
  • 子ども、
  • 関わり、
  • 名前

保育士として「子どもと関わる」ということ

仲よしになる第一歩は「名前」と「挨拶」

 小さな子どもと接するとき、どう対応すればいいか、どうすれば仲よくなれるか、悩んでしまうことはありませんか。保育士をめざす学生には、「まず名前を覚える」ことが大切だと伝えています。もし、あなたが出会って間もない人から、きちんと名前を呼ばれたら、ちょっとうれしく感じると思います。そして、子どもも同じように、ちゃんと目を合わせて「○○ちゃん、おはよう!」と挨拶すると、「この人は私を知ってくれている」と感じ、自分の存在が認められたうれしさが相手への親近感につながります。名前と挨拶は子どもだけではなく、人と人とが関わっていく上でも大切な第一歩といえます。

自分を「見て、わかってくれる」存在に

 自分がいつもと違うヘアスタイルにしたとき、誰かに「髪型、変えた?」などと言って気づいてもらうとうれしいものです。子どもも、自分のちょっとした変化に気づいてもらうことで、「私のことを見てくれている、わかってくれている」と感じ、その人が一気に好意の対象になります。また、子どもが何かに熱中しているとき、「何をやっているんだろう?」と見ているだけではなく、時にはその遊びや行動に参加してみましょう。一緒にすることで、その子どもの楽しみや気持ちといった多くのことが実感でき、同じ感動を共有することで仲間意識も生まれます。このようなささいなことの積み重ねが、子どもとの距離を縮めてくれるのです。

保護者へ、地域へ~拡がる保育の領域~

 子どもは保育士をはじめ、家庭や地域社会といったいろいろな人の関わりの中で育っていきます。現代の保育士には、子どもだけではなく、その保護者や、近くに住む未就園の子どもがいる家族などもサポートできる力が求められています。そのような力を身につけるには、あなた自身がいろいろな世界を経験し、さまざまな人と関わっていくことも大切です。そうして培ってきた価値観や人柄が、保育士として子どもと関わる力を養うのです。

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この学問が向いているかも 保育学


現代人間学部 こども教育学科(2017年4月設置) 准教授
石井 浩子

メッセージ

 子どもは好きだけれど、「ピアノが弾けないから」「人前で話すのが苦手だから」という理由で、「保育士になるのは無理かな」と思っていませんか。もし、あなたがそのような理由で悩んでいるなら、欠点に目を向けるのではなく、「自分は歌うのが得意」「絵本を読むのが好き」など、自分の得意分野や長所を保育の中で発揮することを考えてみてください。子どもはいろいろな人に関わりながら、育っていきます。あなたもその一人になれるよう、一緒に頑張っていきましょう。

先生の学問へのきっかけ

 保育園で10年間働いていました。家庭と園の連絡帳を見ると、1歳児でも就寝時刻が22時や23時という子がいて、朝、眠そうだったり、元気がなかったりしました。深夜2時までの夜間保育園にも勤務した経験から、子どもの健康的な生活について深く考えるようになりました。子どもの実態をきちんと把握した上で保育を行うことや保護者とともに子どもの健康的な生活を考えることの大切さを学びました。そこで、いろいろな子どもたちの生活実態や、問題があった場合の改善策などを考えることに興味をもち、現在も研究を行っています。

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