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関心ワード |
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妊娠、体外受精、出産、助産師、看護師、産婦人科、不妊治療 |
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| 講義No.02250 |
体外受精の方へのケア
不妊治療を受けている患者数は約47万人(2002年)、厚生労働省の発表では潜在的な不妊症の人が約280万人いるといわれています。この不妊治療の一つが、女性の卵子を採取して精子を受精させ、子宮内に戻す体外受精です。体外受精など高度生殖補助医療(ART)で生まれた赤ちゃんはすでに11万人に達しています。 体外受精で妊娠に成功しても、助産師のケアはそこで終わりではありません。不妊治療により妊娠した女性は自然妊娠の女性と同様に、妊娠すると嬉しい気持ちと心配する気持ちの両方を持ちます。赤ちゃんが無事に生まれてくるか、とても心配します。まして体外受精の女性はようやく妊娠の状態を得たわけですから、もし、途中で流産してしまったらとか、そういう危険に対して非常に敏感になり、ちょっとした不調をとても気にするのです。こうした人に対するケアはマニュアル的で、短絡的なケアでは通用しません。個別のニーズに対応する一人一人を尊重したケアが必要となってきます。
産科医との協働
不妊はその3~4割が男性に原因がありますが、不妊治療を長年にわたり受け続けると、頑張っておられても心身ともに疲れてしまうことがあります。治療を続けていいのか、もし失敗したら、どうしようかという不安などが日常生活に、いろいろな影響をもたらします。このように不妊と闘っている人が、どのようにすればよりよく治療を受けていくことができるのか、また、日常生活の質を向上できるのか、臨床で彼女たちを支援する助産師や看護師は日々、多くの課題に取り組んでいるのです。 治療は産科医の分野です。その産科医の治療を成功に導き、不妊患者さんの希望を叶えるために助産師・看護師は医師とともに協働します。そのために、助産師は女性がどのようなことを思っているのか、また実際に適切な保健行動をとっているのかを的確にとらえて、ケアに活かさなければなりません。 助産師が重要な役割を果たすのは、出産の現場だけではないのです。
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