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60cc+40cc=○○cc?
粒の大きさが違う60ccの粉Aと40ccの粉Bを混ぜると、何ccになるでしょう? 同じ液体同士などなら60cc+40cc=100ccと簡単ですが、粉の場合は答えが出ません。粉や粒同士を混ぜると、大きな粉の間に小さな粉が入りこんでいきます。しかし、形や大きさによって、どのように入りこんでいくかが予測することは難しくなります。 このように粉や粒は、液体、気体、固体とは異なる独特の性質があります。ひとつは保存性がいいこと。また「固体なのに流れる」「入れて押すと固まる」という両方の特性を持っています。うまくコントロールできれば、いろいろな製品を作ることができます。調味料などの食品から、化粧品、医薬品、セラミックス、セメント、薬、トナーなど、わたしたちのくらしには粉や粒で作られた製品があふれています。蛍光灯にも粉が使われています。ガラスの内側には蛍光剤の粉が塗られており、放電でできた紫外線が粉にあたって明るくなるのです。 また、粉は大きさによって特性が変わります。鉄は通常何年もかけて錆びますが、粉状にして空気中に置くと約24時間で錆びて熱くなってきます。その現象を利用したのが携帯用カイロです。外のビニール袋をやぶると中の通気性をもたせた袋を通して空気が入り込み、鉄粉が空気にふれて酸化し熱くなるしくみです。
小さな粉が工場を止める
粉は計算通り流れなかったり、詰まったり、晴れの日はうまく流れても雨の日は固まってしまうなど、気むずかしい面があります。女性が使っている化粧品のファンデーションも粉のかたまりですが、使うときに必要以上に剥がれたり、ときには割れて、うまく使えないことがあります。工場でも、そんな現象はよく発生します。粉や粒は独特な性質を持つために、予期せぬところに付着したり、飛び散ったり、機械の中に詰まって製造ラインが止まることもあります。粉は役立つけれど、ヤッカイ者になるときもあるのでいろいろな測定や研究が必要なのです。
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